CAPSULE MACHINERY スレープニール レビュー
カプセルトイの老舗メーカーであるアイピーフォー株式会社が満を持して発売したオリジナルロボットのホビーであるカプセルマシナリー。その大きな特徴は、同じ機体の色違いを4機、グレーとシルバーの色違いで武器セットの6種類でラインナップが構成されており、色は違えど同じ機体しか出ない、という事。まったく同じ機体が排出されるので、量産機のような雰囲気が味わえる上に、武器セットを使えば個性を出す事も出来る。
それでは、実物のレビューに入ります。
カプセル色、ランナー紹介
【カプセルマシナリー カプセル色とラインナップおさらい】
・スレープニール(白):白
・スレープニール(パープルグレー):紫
・スレープニール(レッド):赤
・スレープニール(クリアーグレー):黒
・武器セット(グレー):緑
・武器セット(シルバー):オレンジ
カプセルを開けるとこんな感じ。
綺麗にランナーが並んでいる。
カプセルの丸みに合わせたマルイランナーが7種類。
余談だが、昔、缶入りドリンクにミニプラモが付いた「きゃらか~ん」という食玩があったが、雰囲気が非常によく似ている。
別添パーツは胴体と台座の基部。
説明書は結構しっかりしている。
スレープニール レビュー
大きさは6セントとモビルスーツアンサンブルよりやや小さい印象を受ける。
アンサンブルより小さく色も単色だが、同じ機体しか排出されないので、色分けをしたい場合は別機体と組み合わせる事で好きな配色を楽しむことができるようになっている。
単色ながら非常にディーテールは綺麗。
なお、機体単体では武器はついていないので、武器セットを引くことが前提となる。
可動範囲はとても広いので、剣を担ぐようなポーズも余裕で取れる。
腕はボールジョイントで可動するので銃撃のようなポーズもお手のもの。
カプセルが台座になるおまけつき。
武器セット
今回はグレーの武器セットを開封してみました。
武器セットはランナー6枚と別添パーツにレーザーキャノンのランナーが入っている。
平手等のパーツも武器セットに付属する。
まずはブレード。大型の近接戦闘用の剣になっており、バスターソードと言った感じだろうか。
一番大きなパーツであるレーザーキャノン。形が微妙に違うので、左右対称の機体を作りたい場合は武器セットを2つ引く必要がある。
ミサイルランチャーは小さいながら厚みがある。先端部は選択式になっており、4種類付属する。
アサルトライフルとサブマシンガン。完全に同じものではなく、マウント可能なものと純粋な手持ちのものに分かれている。
組み合わせ例
スレープニール爆撃型。
背中にミサイルランチャーを装備させたタイプで、敵基地の爆撃をメインミッションとする機体。手持ち武器は後方支援機なのでサブマシンガンのみ。
スレープニール遠距離射撃型。
レーザーキャノンを2門装備する遠距離攻撃タイプの機体。アサルトライフルを手持ち武器として装備し、射撃以外の攻撃にも参加可能。
スレープニール近接戦闘型。
2本の剣をメインに戦う近接戦闘特化機。刃物がまだブレードしかないので近接戦闘タイプは大きな個性は出せないので、今後のラインナップに期待。
ミッションに応じた武器をセットして自分なりのスレープニールを作るのも面白い。
「スレープニール、作戦を開始する!」
マウント穴が3ミリじゃないので今までの台座が使えず、バトルポーズがやりにくいのが唯一の不満点かな。バンダイ製じゃないのでここにケチをつけても仕方がないけどね。
まとめ
同じ機体の色違いが4つ、武器セットの色違い2つという斬新なラインナップのカプセルマシナリー。ただ、同じ機体しか出ないという事は、量産機としての側面を強く意識する事ができ、武器セットを使いミッションに応じた武器をセットし出撃するという30mmシリーズのような遊び方が出来る。
まだ始まったばかりのシリーズなので真価は分からないが、今後に期待したい。
コメント
レーザーキャノンは写真上が懸架状態、写真下が展開状態みたいですよー。
第二弾はさらに小型ながらがっしりした機体で、冬頃発売とのこと。楽しみです!
そうなのですね!知りませんでした(-_-;)
カプセルマシナリーは始まったばかりなのでまだ遊びの幅は狭いけど、今後機体が増えて来たらどんどん楽しくなりそうですね