簡単かつ効率的!増えすぎた積みプラを解消する方法

BB戦士
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爆速で積みプラを崩す方法

プラモデルを趣味にしている人の宿命とも言える積みプラ。
昨今、転売ヤー問題はプラモデル界隈にも暗い影を落としており、「買わないと次は売り場にない」という嫌な状況が続いています。今回は、ガンプラとアニマギア等の食玩系プラモを合わせると600個程度の積みプラを持つ管理人が超実戦的な積みプラ解消法をお伝えします。

なぜ積みプラが発生するのか?

ガンプラは発売が早い

これは管理人、九条レムの家の一角です。
積みプラ対策を実践し、ある程度減ってきたと言ってもまだまだこんな状況。なぜ、積みプラが増えてしまうのかという問いに対しては、ガンプラの発売ペースが非常に速いことが挙げられる。BB戦士などのSD系は最近は鈍化しているが、HG以上は毎月複数新発売のガンプラが登場しています。おまけにガンプラは高くて2000円ちょっとなので大人は増えて当然ですね。

転売問題

最近はメルカリなど、フリマアプリが充実しているので転売ビジネスに参入しようと思えばすぐにでも始められる状況。そのため、プラモデルに限らず需要のあるものは転売ヤーに真っ先に抑えられてしまい、気が付いたら売り切れ、という状況も当たり前になってしまった。

そんな生臭い状況下もあり、転売ヤーとの争奪戦を強いられてしまっているので、作るよりも買う事に重点を置き、気が付いたら大量の積みプラタワーが出来上がっていたという事も多々あるでしょう。

メディアでは「コロナ禍における巣ごもり需要」などと言っているが、あれは全くの嘘で、ガンプラの海外需要の増加による品薄と増えすぎた転売ヤー問題が2つ重なったためです。

買うだけで満足する心理

ガンプラをはじめとするプラモデル界隈は転売問題が顕著なため、購入するだけで一苦労。そうなると無事にお目当ての物を手に入れたとしても転売ヤーとの争奪戦を戦い抜いただけで疲れ切ってしまい、「転に勝ったからもういいや」となり積みプラ行きとなる心理状態に現在は陥りやすい。買うだけで満足するという心理は転売問題が起きる前からあったと思われるが、今は特にそうなりやすい材料が揃っているのも積みプラ増加に拍車をかける原因なのだろう。

おすすめ積みプラの崩し方

ここからは積みプラ崩しの実戦に入って行きたいと思います。

今回はBB戦士などの小型プラモデルを想定しての紹介です。例として、アニマギア5弾の真ムサシを使って積みプラ対策の方法を紹介していきます。なぜ無印アニマギアを選んだかというと、DEはタッチゲート式なので積み崩しが比較的楽だからです。

パーツをすべて切ってから組み立てる

まずは説明書を読み、必要パーツを切り離します。ポイントは、切り離す→組み立てるをエンドレスで繰り返して制作するのではなく、製作工程を「手」や「足」などブロックごとに考えて、それに必要なパーツをすべて切り離します。

今回は、両手両足のパーツをすべて切り離してみました。アニマギアやBB戦士、30mmなど、ある程度パターン化されたプラモデルであれば同じ手が使えるはずです。

組み立ても楽勝。ポイントは左右や手足など、パーツが混ざらないように気を付ける事。

お腹のパーツを組んで、とりあえずボーンフレームはこれで終わり。

外装パーツは組まなくて良い

アニマギアのニックカウルパーツ。BB戦士で言うところの鎧パーツかな。

単純にすべてランナーから切り取ればOK

チャック付き袋に詰めて終了

保管には100均に売っているチャック付き袋が活躍します。サイズも色々あるので、プラモデルの大きさに応じて使い分けると良い。

パーツを切り離してしまうと小さなものですね。

この時大切なことは、「関節可動部はすべて外す」という事。関節可動部を放置してそのまま詰め込んでしまうと、経年劣化により関節がヘタる可能性が高くなるので、劣化を避けるためにも、関節可動部ははずしておきましょう。

まとめ

フレーム部など、どう考えても加工しない部分はある程度組んで、今後塗装や改造など、加工する可能性がある部分は単純にランナーから切り離して、100均のチャック付き袋に詰めて終了という何とも単純な方法だけど、実践効果は大きいと思います。プラモデルでかさばるのはやはり箱とランナー部分。箱とランナーを排除し、ある程度組んで、じっくりと塗装計画などを立ててやる気になった時に取り出して塗装などをすれば良いのです。

1つ問題があるとすれば、HG以上になるとこの方法が使いにくい事。BB戦士と違い、リアルタイプ系は鎧と内部構造に分かれているわけではないので、外装部分のみゆっくり作る、という事はできないので、やはりHG以上は組むしかないという事ですね。

BB戦士やアニマギアといった比較的小さなプラモデルであれば、ある程度内部構造を組む→外装をランナーから外して保管、という方法が使えると思うので、小さなプラモデルの積みが多いという人はぜひこの方法を試してみてください。

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