ガシャポン戦士NEXT SAGA2 アルガス騎士団編 レビュー
勇者ナイトガンダムの活躍により、魔王サタンガンダムを倒し伝説の巨人サイコゴーレムの地ならしを止めラクロア王国には安寧が訪れた。地ならしによる混乱はまだまだ大きいものの世界は復興へ向かう。しかし、ラクロア王国よりはるか先に位置するアルガス王国ではムンゾ帝国との戦争の真っ最中であった。
修行の旅の最中である騎士アムロを騎士団長代理に向かえ、ついにアルガス王国とムンゾ帝国の最終決戦の火蓋が切って落とされた。
アルガス騎士団は騎士ガンダム物語4部作の3作目に当たり、騎馬隊、戦士隊、法術隊が入り乱れる混戦が描かれ、内容も王道でありながら非常に派手なので人気は騎士ガンダムシリーズの中ではナンバーワンと言っても良いだろう。今回は、ガシャポン戦士NEXT SAGAの2弾であるアルガス騎士団編のレビューです。
【シャポン戦士NEXT SAGA2 アルガス騎士団編 ラインナップ】
・剣士ゼータ
・闘士ダブルゼータ
・法術士ニュー
・剣士バウ
・闘士ドライセン
・メデューサキュベレイ
・モンスタージオダンテ
剣士ゼータ
トップバッターは剣士ゼータ。BB戦士版と同じく愛馬アーガマと一緒に立体化となった。三国志の武将に例えると文武両道の関羽と言ったところだろうか。
シールドに収められている剣は抜刀可能。
まさに中世騎士という感じがかっこいい。
マントは角度を付ける事が出来る。
アーガマも綺麗に塗装されている。こういうのは省略されがちなので、妥協せず塗装してくれるのはとても嬉しい。
騎乗した姿が一番似合う。
闘士ダブルゼータ
三國志で言う張飛や呂布役の闘士ダブルゼータ。
武装は取り外し可能。
マントは中央部接続のためほどんど動かないのがやや残念。
やや脳筋だが強そうで頼りになる男である。
法術士ニュー
魔法を得意とする法術隊隊長、ニューガンダム。三国志の武将に例えると彼は頭脳労働を得意とする天才軍師、荀彧と言ったところだろう。
武器はオーソドックスな杖。
背中のファンネルは角度を付ける事が出来る。
剣士バウ
正統派剣士であるバウ。頭脳労働も得意で三国志では夏侯淵と言ったところかな。
付属品は二本の剣とキーアイテムであるフクロウの杖。
双剣のように構える事も出来る。
ゼータと同じく軍馬も立体化。
馬に乗せるとまさに武将と言う雰囲気になる。
闘士ドライセン
粗暴な脳筋キャラである闘士ドライセン。三国志の武将に例えると山賊出身の典韋かな。
武器は青龍刀のような剣とキーアイテムである竜の盾。
雰囲気はやっぱり山賊っぽい。
中央部接続のためマントはあまり動かない。
メデューサキュベレイ
魔術師の割には豪胆で男勝りの性格のキュベレイ。三国志の武将に例えると祝融かな。
ボリュームが物凄い事になっている。
色分けとボリュームは三魔団の中ではナンバーワン。
付属品はキーアイテムである獅子の斧。
メデューサの体と一体になっているので通常のキュベレイにすることはできない。
モンスター ジオダンテ
アルガス騎士団編のラスボス、ジオダンテが初立体化。
口の中までしっかり作り込まれている。
触手が良い不気味さを出している。
触手の量がやたらと多い。
背中もしっかり作り込まれている。
やっぱり触手が目立つので女性は苦手かな。
恐ろしく巨大なボリュームでサイコゴーレム/マッドゴーレムに勝るとも劣らない。
暁の鎮魂歌
「総員、第一戦闘配備!アルガス騎士団進軍開始。」
「剣士ゼータ、あの盾を奪え!!」
「力には技!」
「お前の思いはすべて俺が引き受ける・・・。」
「騎士団長代理殿、ここは私にお任せを。」
「勝負だ!」
「技には魔法!」
「私の勝ちだな。先に行くぞ。」
「ここから先は通せない!」
「魔法には力!」
「俺の勝ちで良いな?」
「ああ、王様と姫を頼む・・・。」
「ジークジオン様、お助けを!」
心臓を捧げた、戻せない黄昏に、進み続けた夜の果て、楽園はどこにある?
requiem、requiem、この夜に散った名も無き花よ。
どうか、安らかに、暁に眠れ。
「ソーラレイ!!」
「アルガス騎士団の誇り、ことごとくに示さん!」
アルガス騎士団の協力攻撃にダメージを受けるジオダンテ。
「いまだ!一斉攻撃を仕掛けるぞ!」
「これで終わりだー!」
「暁に眠れ・・・。」
まとめ
アルガス騎士団は過去に元祖SDガンダムで立体化していたが、三魔団の立体化は初となり、ましてやジオダンテに至っては最初で最後の立体化になったのではないだろうか。それゆえ今となっては入手そのものが難しい超レアアイテムとなっているが、持っている人はどうか大切にしてもらいたい。当サイトの読者は安易な判断で処分したりしないと思うが、年齢の若い方、子を持つ親は下記の記事を読んでいただきたい。
ガシャポン戦士NEXT SAGA発売から12年が経過した現在、ガシャポン戦士と言うブランドは消滅してしまっているが、いつの日か復活してこのようなセットをまた出してほしいと願っています。
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