ガシャポン戦士NEXT SAGA ラクロアの勇者&伝説の巨人編 レビュー

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ガシャポン戦士NEXT SAGA ラクロアの勇者&伝説の巨人編 レビュー

2012年にプレミアムバンダイで限定販売されたガシャポン戦士NEXT SAGA。騎士ガンダムシリーズ4部作のほぼすべての主要登場人物が立体化を果たし、当時は大いに盛り上がった。発売から12年が経過した現在では中古品でも1セット3万円以上で取引され、未開封セットともなればどれほどの値が付くか見当もつかないほど。

今回は、そんな伝説のアイテムであるシャポン戦士NEXT SAGA、ラクロアの勇者&伝説の巨人編をレビューしていきます。

ガシャポン戦士NEXT SAGA、ラクロアの勇者&伝説の巨人編 ラインナップ紹介

騎士ガンダムとブラックドラゴンは通常弾でもラインナップされているが瞳が入っておらず、色もシルバーだったのでいまいちアニメの騎士ガンダムには似ていなかった。SAGA版ではその不満が解消し、アニメに近い配色となり、瞳も入った。また、ブラックドラゴンはより重厚な塗装となり、魔王らしさが増した。その他6体は新規造形となっている。

【シャポン戦士NEXT SAGA、ラクロアの勇者&伝説の巨人編 ラインナップ】
・騎士ガンダム
・フルアーマー騎士ガンダム
・黄金の騎士
・騎士サザビー
・サタンガンダム
・ブラックドラゴン
・マッドゴーレム
・サイコゴーレム

騎士ガンダム

主人公である騎士ガンダム。
自分の名前以外何も覚えていない記憶喪失の青年ではあるものの、正義感が強く他人に勇気を与え続ける姿はまさに勇者。

SAGA版になり瞳が入った。

背中のマントもかっこいい。

付属品はソード、シールド、電磁ランス。ケンタウロスモード用の足。

一般的に知られる騎士ガンダムはこの姿が多いだろう。

12年前の商品とは言え、可動範囲はかなり広い。

電磁ランスを構える姿もかっこいい。

BB戦士でも再現されていたケンタウロスモードも可能。

フルアーマー騎士ガンダム

三種の神器をまとった騎士ガンダム。
優しい青年の雰囲気から凛々しい剣士と言う雰囲気に変わった。

レジェンドBB版フルアーマー騎士ガンダムを作った事がある人なら分かると思うが、霞の鎧は色分けが多く塗装するのもシール貼るのも結構だるい。そんな複雑な塗装を綺麗に再現してくれているのは非常に嬉しい。

付属品は炎の剣、力の盾、光の弓矢。

三種の神器は10倍もの力を与えるが、反動も大きい。

サイコゴーレムを倒した光の弓矢。

もちろん電磁スピアを装備させて伝説の巨人版にすることもできる。

黄金の騎士

百式がモチーフの黄金の騎士。

オーソドックスなマントを背中に装備している。

付属品は騎士らしくソードとシールド。

黄金の騎士の正体は光の騎士まで秘匿されていたが、劇中には色々とヒントがあるので結構バレバレだった。

騎士サザビー

魔王軍側からは騎士サザビーが立体化。

元がサザビーなのでそれほど色分けは細かくない。

マントはしわまで綺麗に再現されている。

付属品はソードとシールド。

BB戦士版よりも色分けが多く良く動く。

魔王サタンガンダム

マントを纏った偉そうな雰囲気がいかにも魔王と言う感じがするサタンガンダム。

ちなみに、ワールドヒーローズでのサタンガンダムはウォーロックイージスガンダムと言う名前になったが、海外展開を重視しているため「サタン」が使用NGとなった様子。

背中のマントまできっちり塗装されている。

付属品は杖。

杖を装備させると魔王らしさが際立つ。

マントを脱ぎ捨てて戦闘形態にすることも可能。

ブラックドラゴン

BB戦士版では版権問題によりサタンガンダム恐怖の正体と言う名が付けられてたブラックドラゴン。塗装が物凄い事になっている。

特に頭部の再現度は完璧すぎる。

BB戦士版は脳みそむき出しで気持ち悪いと不評だったが、問題の気持ち悪さはかなり抑えられている。

背中もある程度色分けされている。

付属品はサタンガンダムと同じく杖。

BB戦士版はブラックドラゴンへの変身機能を付けたせいで頭部が固定できない上に造形が悪くなってしまったが、プラモでもこうして分けて出せば良かったのに、と当時の事を思い出してしまう。

泥の巨人 マッドゴーレム

泥の巨人マッドゴーレム。神と崇められるサイコゴーレムに対し、マッドゴーレムは単なる偽物であり理性もない。

モビルスーツアンサンブルと並んでもその大きさが目立つ。

騎士ガンダムと比較すると大きさが良くわかる。

これだけの巨大さを誇るが、可動域は広い。

天地魔闘の構えも簡単に取る事が出来る。

背中はシンプル。

伝説の巨人 サイコゴーレム

最後は伝説の巨人サイコゴーレム。

心優しい神の化身であるが、心を操られ敵に悪用されてしまった。

弱点である水晶玉も綺麗に塗装されている。

背中はシンプル。

マッドゴーレムとほぼ同等の大きさとなっている。

ナイトガンダム物語

それでは、バトルポーズに入ります。

フラウ姫を救った功績を称え「騎士」の称号を得た騎士ガンダム。魔王を倒すべくラクロア王国を出立する。

「貴様は先に行け!」

「身の程知らずめ、魔王に敵うとでも思ったか!!」

「オーノホ・ティムサコ・タラーキー!!」

「全力で相手をしてやろう!」

「これで勝ったと思うなよー!」

「行け、マッドゴーレム!!」

「おのーれおのれ、泥の巨人を倒すとは!」

破壊神と化したサイコゴーレム。

さらば、伝説の巨人・・・。

光の矢の輝きと共に巨人は消え去った。

おまけ 没になった背景画像集

最近はStable Diffusionを使いバトルポーズに使う画像を生成しているが、ここでは没になった背景画像をいくつか紹介します。

騎士ガンダムが目覚める最初のシーンで使う予定だったがいまいち使いどころが無くて没。

ブラックドラゴンとの最終決戦で使用予定だったが、写真映えせず保留。

崩壊したラクロア王国イメージ。

サタンガンダムとの戦闘に使用予定だったが背景がややごちゃごちゃしていたため没。

伝説の巨人編の背景の第二案。

まとめ

今となっては入手が難しいガシャポン戦士NEXT SAGA。
騎士ガンダムシリーズの登場キャラクターが一堂に会する商品はこれが最初で最後と言っても過言ではない。8体もの可動フィギュアが入って定価4410円と言う破格の金額であったが、今では確実に2万円を超えるだろう。2012年は不況とか言われていたが、物価高が進んだ現代よりは生きやすかったのかもしれない。

現在は「ガシャポン戦士」と言うブランドが消滅しているので擬人化作品の立体化は難しいかもしれないが、いつの日か復活してほしいと願っています。

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