MOBILITY JOINT GUNDAM SP レビュー4　サザビー編

シャア最後の機体であるサザビー。
機体そのものは2弾に収録されていたものと同じだが、マーキングシールが追加され、再収録となりました。モビリティジョイントの泣き所は色が少ない事だが、サザビーはそれほど色分けが多い機体ではないので、色についてはそれほど気にならない。サザビー独特のずっしりとした体格が再現されており、造形は良好なので、2弾をスルーした人は今回のSP弾で入手すると良いでしょう。

【MOBILITY JOINT GUNDAM SP ラインナップ】
・ガンダム
・ガンダム用EXパーツ
・シャア専用ザクⅡ
・シャア専用ザクⅡ用EXパーツ
・νガンダム
・νガンダム用EXパーツ
・サザビー
・サザビー＆νガンダム用EXパーツ

サザビー

パッケージアートは2弾の使い回しではなくきちんと専用のものになっている。

2弾はギラ・ドーガの造形にやや難があり1弾同様に不評であったが、3弾から値上げになり造形が安定したように思える。

ランナー4枚+手首パーツ。
色は赤一色ではあるが、ランナーの枚数が多く、造形は頑張っているように見える。

別添パーツは胸部や頭部など。

シールにはマーキングが追加されている。

まずは素立ちポーズ。
やはり2弾ではまだ造形が安定していないのか、最新弾に収録されたストライクやキャリバーンと比較すると玩具感が強い。赤パーツはすべてメタリックに塗装すると重厚感が出て良いかもしれない。

色分けや造形美などはモビルスーツアンサンブルのサザビーに遠く及ばないが、税込み715円でサザビーが手に入ると考えると悪い投資ではないでしょう。

もちろん頭部はモノアイ可動ギミックつき。

パイプなどの作りはやはり甘く感じてしまう。

ファンネルは色分けされているが射出は不可能。

バックパックは全体的にやや小さめに見えてしまう。

付属品はビームショットライフル。

1枚成型ではあるが、造形が良く大きく作られているので迫力がある。

肩が干渉しないように作られているので、腕を伸ばした射撃ポーズが取れる。

EXパーツ

サザビーのEXパーツはシールド、ビームサーベル、ビームトマホーク、ロングライフル。

まずはシールド。
やっぱりサザビーと言えばこのシールド。シールドを装備しただけでぐっとサザビーらしくなる。

ロングライフルはその名の通り、非常に長く作られており存在感が強い。ロングライフルは設定のみで劇中では使わなかった珍しい武器なので、立体化してくれてありがたい。

刀身がメタリックに塗装されたビームサーベル。

そして、サザビーを象徴する武器であるビームトマホーク。

赤い彗星、落日に消ゆ

それでは、バトルポーズに入ります。

「カタパルト、スタンバイ。サザビー、射出準備完了。」

「出るぞ！」

「そこか。見えているぞ！！」

射撃体勢のサザビー。

「ファンネル！！」
やっぱりファンネルの射出エフェクトが欲しい。EXパーツはボリュームが慢性的に不足しているのでエフェクトパーツを付けてくれると撮影の幅も広がるのだが・・・。

「最後の勝負だ、剣を抜け！」

「うおおおおー！」

「さらば、愛しき地球よ・・・」

まとめ

SP弾のサザビーは2弾に登場したものの再収録ではあるが、どっしりとした体形がしっかり再現されており可動域も良好なので、2弾をスルーした人はぜひこの機に入手すると良いだろう。EXパーツを購入すれば遊びの幅は広がるが、単体でもビームショットライフルが付属するのでEXパーツなしでもそれほど問題はない。

これでSP弾のレビューは最後になるが、全体的な感想は、やはり今弾のメインはガンダムとシャア専用ザクだろう。双方ともカラバリではあるものの、実質的な初立体化と言っても過言ではないだろう。

モビリティジョイントで水星の魔女の機体はまだキャリバーンのみなので、今後の弾でエアリアルやディランザ等の登場を期待したい。