モビリティジョイントvol4レビュー2 バンシィ編

モビリティジョイント

MOBILITY JOINT GUNDAM VOL.4レビュー バンシィ編

シャンブロ戦の直後に突如として舞い降りた黒いユニコーンガンダムことバンシィ。機体の派手さと圧倒的な戦闘力は非常に印象深いものであった。ガンダムシリーズ全体を通してもバンシィは人気上位に君臨し、何度も立体化を勝ち取っている。

今回はそんなバンシィのレビューです。

【機体データ】
形式番号:RX-0
機体名:ユニコーンガンダム2号機 バンシィ
パイロット:プルトゥエルブ
登場作品:機動戦士ガンダムUC
前回登場:モビルスーツアンサンブル02

バンシィ

アームドアーマーVNを振り上げるバンシィらしいパッケージアート。

裏面はオプションセットを使いバンシィ・ノルンへの換装が描かれている。

ランナーは見事に真っ黒。
パーツ数はアニマギアの半分程度なので組み立てにはそれほど苦戦しないが、見ての通り問題は色分け。今回のバンシィはデストロイモードなのでサイコフレームの色分けが非常に細かいが、そのすべてをシールで補う。さすがにサイコフレームは色分けをしないと全然バンシィらしくないので今回はほぼフルでシールを使ってみました。

別添パーツは頭部やバックパック。
組み立ては10分もかければ十分だが、シールが異常に細かいのでシール張りに30分以上は見ておいた方が良い。うまい人は全部塗装してしまうのだろうが、すべてをメタリック塗装するとなるとかなり細かい作業が要求される。

完成するとこんな感じ。体の部分の色分けはすべてシール。

頭部はツインアイ以外は塗装されている。

アームドアーマーVN。綺麗に稼働するように設計されている。

そしてアームドアーマーBS。設定通り腕にマウントすることが可能。

可動が売りのモビリティジョイントらしく、腕をピンと伸ばして銃撃のシーンを再現出来る。

アームドアーマーがある分異形のシルエットに見える。

一応アームドアーマーは取り外す事が出来るが、モビルスーツアンサンブル程完璧に取り外した姿を再現出来ていない。

バンシィ・ノルン

オプションセットはローゼンズール用パーツと一緒になっており、バンシィ用はこの5パーツ。

ただでさえ派手なバンシィがさらに派手になった印象。

どうせならサイコフレームはクリアパーツで再現してほしかったが、いくら高額商品とは言え食玩でそこまでは難しいだろう。

胸部以外のゴールド部分はすべて塗装されているのが唯一の救い。

全体的な印象はシールを貼るのがとても面倒で難しかった。おもちゃとして見れば可動を重視し塗装を犠牲にするのは仕方ないが、シールが多すぎるのも考え物である。

黒いユニコーン

それではバトルポーズに入ります。

初登場時の雰囲気を再現。

射撃ポーズがバッチリ決まるのは嬉しいところ。

バンシィと言えばやっぱりこれ。アームドアーマーVNの大型クローはとてもかっこいい。

「赤いガンダム?貴様何者だ?」
「堕ちろ女ーー!あげゃげゃ」

クローとビームライフルの連続攻撃でアストレアを圧倒するバンシィ。

バンシィと言えばやっぱりこれ。
「お前もガンダムかーーー!」

アームドアーマーVNのクローは4本とも独立可動するので頭部をもぎ取るようなポーズを取らせることもできる。

バンシィ・ノルン。
奇しくもリディ・マーセナスは「お前もガンダムかー!」でボコボコにされた機体に乗る事になってしまったのは因果を感じてしまう。

フルアーマーユニコーンと比較をするとややボリューム不足ではあるが、バンシィは元々が派手なので見劣りすることはない。

アンサンブルのジョイントパーツを使えばシールドを背中にマウントできる。

まとめ

本体の組み立てよりもシール貼りに時間がかかるのは想定通りではあるが造形はとても綺麗なので腕があれば塗装してみるのも良いでしょう。サイコフレームの色分けをしないとユニコーン系統の機体は見栄えしないので、塗装が難しい場合は潔くシールに頼るしかない。

色分けではモビルスーツアンサンブルに及ばないものの、広い可動を存分に使い、アンサンブル以上のダイナミックなポーズを取る事が出来るので1つは手元に置いておきたいキットである。

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