BB戦士No23 武者精太頑駄無 素組みレビュー
冷静に戦局を見渡す頭脳と、馬を駆り勇ましく戦場を駆ける武勇を持ち合わせる文武両道の武人、武者精太頑駄無。武者七人衆編での存在感も大きく、彼の愛馬である緒羅四恩(オラシオン)との見事な人馬一体の連携により幾度となく仲間の危機を救っている。新生頑駄無城「天地城」の落成記念式典に於いては武者頑駄無と対決し、その戦闘力と功績を認められ二代目将頑駄無の座に就いており、指揮官としても優秀な人物として描かれている。
今回は、そんな武者精太頑駄無のレビューをお届けします。
【キット情報】
名前:ムシャZガンダム
BB戦士No:23
登場作品:SD戦国伝 武者七人衆編
モチーフ:Zガンダム
発売年:1989年3月
価格:300円
※キットの正式名称はムシャZガンダムだが、コミックワールドでは「武者精太頑駄無」という漢字名が登場している。
キャラクター紹介
【キャラクター紹介】
人馬一体の攻撃を得意とする文武両道の武士。「武者七人衆編」では、緒羅四恩との連携攻撃により何度も勝利を挙げている。「天と地と」編に於いては、武者頑駄無との模擬戦で上杉謙信の魂が宿り、謙信頑駄無となり、同じく武田信玄の魂が宿り信玄頑駄無となった武者頑駄無と激闘を繰り広げる。その後、「風林火山」編では二代目将頑駄無となり頑駄無軍団を率いる司令官として活躍した。
【家族】
父:武神頑駄無
初代頑駄無大将軍に仕えた異国の天才剣士、「武神頑駄無」を父に持つ。
パッケージアート、ランナー紹介
まさに稀代の天才という面構え。
勇ましくナギナタを構える姿が当時の子供たちの胸を打った。
BB戦士Noは23。他の武者五人衆と同じく平成元年に発売されたキットである。
箱を開けるとこんな感じ。やはり当時のBB戦士はメッキパーツが目立つ。
ランナーは白1枚、メタリックブルー1枚、メッキランナー1枚という3枚構成。
メッキパーツは主に兜飾りだが、刀や銃の装飾にもメッキが使われている。
説明書にはいつものように情報がしっかり書き込まれている。
非常に簡素な造り。現在のBB戦士と比較にならないほど簡素ではあるものの、当時はこれでも十分かっこよかった。
武者精太頑駄無
まずは軽装モード。お腹のパーツに金メッキが使われているのが印象的。
背中はスッキリしている。
可動範囲はいつも通りで、頭、両腕、両足が回る程度。
付属品は銃とナギナタ。
刀と鎧兜は緒羅四恩に装着されている。
馬の顔にはこの兜は大きすぎるような?
そして、鎧を装着した武者精太頑駄無。
刀は背中に背負うタイプ。
もちろん抜刀可能。当時のBB戦士の刀は非常に薄く折れやすいので取り扱いには要注意。
メタリックブルーの槍がかっこいい。
銃と槍の同時装備。背中に刀も背負えるのでこれがフル装備と言える。
騎乗モード
足の裏には穴が空いているので、緒羅四恩にはめ込めば騎乗モードとなる。
槍を構えると一気に劇中の武者精太頑駄無に近くなる。
槍を担ぎ突撃するようなポーズ。
ケンタウルススペシャル
次は緒羅四恩との合体、ケンタウルススペシャル。
武者精太頑駄無の両足と緒羅四恩の首を外し、合体させれば完成。
まさに人馬一体という雰囲気。
設定ではこの姿になると30倍の速度で動くことが出来るとされている。
説明書に記載されていないが、緒羅四恩に槍を装着することも可能。
戦場を駆ける疾風の槍、武者精太頑駄無、いざ出陣!
それではバトルポーズに移ります。
「作戦開始!総員、第一戦闘配備」
オーソドックスに刀を構えるポーズ。
銃はやや兜に干渉する。
愛馬、緒羅四恩との連携。
緒羅四恩と共に戦場を駆けまわる。
行くぞ緒羅四恩!ケンタウルススペシャル!!
30倍の速度で敵を翻弄する!
剣と槍を構えて突撃するようなポーズ。
「我が名は精太!いざ尋常に勝負」
まとめ
300円キットながら、緒羅四恩への騎乗とケンタウルススペシャルの二つの形態を再現することが出来、武装も刀、槍、銃と多いので非常に遊べるキットとなっている。他の武者達と比較をしても、大きさで劣る事は無く、さらに緒羅四恩が付いているのでお得感もあり、馬に乗せて遊ぶことが出来るというだけでも当時は楽しめた。
Project of SDGs(Project of Super Deformed Gundams)もいよいよ武者仁宇頑駄無を残すのみ。子供時代に五人衆はすべて作っているが、大人になり再作成するとは夢にも思っていなかったので、人生本当に何があるかわからないものである。
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