BB戦士No27 武者仁宇頑駄無 素組みレビュー
頑駄無五人衆のラストは武者仁宇頑駄無です。
龍頑駄無を父に持つ武家生まれのエリート剣士だが、両親を早くに亡くした仁宇はお寺に引き取られていたという悲しい過去を持つ。寺で修業を続け、立派な武士に成長した仁宇は頑駄無軍団に仕官し、五人衆の一翼までに上り詰めた。
戦国の世に於いても、現代と同じく親の七光りのみで出世する武士は多かったが、仁宇はエリート階級の家系に生まれながら大変な苦労をし、実力で武士となったので、彼は真に武士道精神を持つ男と言える。
【キット情報】
名前:ムシャνガンダム(武者仁宇頑駄無)
BB戦士No:27
登場作品:SD戦国伝 武者七人衆編
モチーフ:νガンダム
発売年:1989年6月
価格:300円
キャラクター紹介
【キャラクター紹介】
両親を小さい頃に亡くした仁宇は山寺に引き取られ、少年時代はお寺で暮らしていた。お寺のある山に住む伝説の竜と出会った彼はその竜に稽古をつけてもらい立派な若武者へと成長。彼に武術を教えた師匠である竜から授かった「扇子龍(ファンネル)」という武器を使い、オールレンジ攻撃を得意とする。
【家族】
父:龍頑駄無
父も初代頑駄無大将軍に仕える前は「龍鳴寺」というお寺のお坊さんをしていた。それゆえ息子の仁宇もお寺での生活にあっさりと順応したのかもしれない。
パッケージアート、ランナー紹介
強いだけではなく、優しさも持ち合わせた若武者というイメージ。
BB戦士Noは27。頑駄無五人衆はすべて平成元年に発売されている。
箱を開けるとこんな感じ。やはり金メッキランナーが目立つ。
説明書には武者飛龍との合体攻撃やファンネルを使ったオールレンジ攻撃などの得意技が細かく書かれている。
作り方はいつも通りという感じ。
ランナーは白と紺、金メッキの3枚。
武者仁宇頑駄無
軽装モード。お腹に使われている金メッキが目立つ。
可動はいつも通りで、両足、両手、頭が回転する程度。
付属品は刀、槍、銃、兜、肩鎧、バックパック。刀以外はすべて武者飛龍に装着可能。
雰囲気は機械的なドラゴンだが、兜が明らかに大きい。
槍を尻尾に見立てる面白い作りとなっている。
武者飛龍のパーツを分解するとこんな感じ。モビルスーツアンサンブルもびっくりな重武装すぎだろって思ってしまう。
鎧を着せるとアニメで見た武者仁宇頑駄無にかなり近づく。
ファンネルが非常の目立つので背中が豪華なイメージ。
銃と槍の同時装備。
説明書には記載されていないが、武者飛龍に乗る事もできる。
闇を駆ける蒼空の龍騎士、武者仁宇頑駄無、出陣!
武者仁宇頑駄無、参上!
抜刀!いざ尋常に勝負!
「来い、武者飛龍!」
「押し通す!!」
武者飛龍形態の方がファンネルが付くので乗せるのに安定する。
最強のドラゴンライダーと言った感じがかっこいい。
「武者仁宇頑駄無、参上。背中のファンネルは伊達じゃない!」
雰囲気はまさに龍騎士(ドラグナー)
武者飛龍から飛び降りて敵陣に突撃するようなポーズ。
「行け、ファンネル!」
ファンネルは多少可動するがモビルスーツアンサンブルのように射出するポーズは取れない。
五人衆の中では一番銃を構えやすい。他のメンバーは兜に干渉するが、武者仁宇頑駄無は兜が少し小さいのか、まるで干渉しない。
まとめ
扇子龍(ファンネル)と呼ばれる覚醒兵器を自在に使いこなす天才ぶりが劇中でも描かれていたが、サイドストーリーを読むと、山寺で修業を積み努力をした結果、天才的な能力を身に着けたことが良くわかる。親の七光りだけでは武者にはなれてもオールレンジ攻撃を使いこなすことなどできなかっただろう。
武者仁宇頑駄無の制作とレビューを終え、これで頑駄無五人衆を揃えるという目標を掲げたProject of SDGs(Project of Super Deformed Gundams)も終了。せっかく五人衆が揃ったので、全員集合記事を次回に書く予定です。
次のProject of SDGsは新生頑駄無五人衆、復活闇将軍、四獣王、四天王あたりを考えています。
それでは、次回を待て。
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頑駄無五人衆の他のメンバーは下記記事を参照してください。
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