SDガンダム クロスシルエット F9ノ1改 素組みレビュー

BB戦士

SDガンダム クロスシルエット F9ノ1改 素組みレビュー

ガンプラを動かして戦わせる「ガンプラバトル」を主軸に描いたガンダム作品、ガンダムビルドシリーズの最新作であるガンダムビルドメタバースより、F9ノ1改が立体化を果たしました。

それでは、レビューに入っていきます。

パッケージアート、ランナー紹介

【機体データ】
形式番号:F9ノ1改
機体名:F9ノ1改 F-KUNOICHI KAI
パイロット:アヤメ
登場作品:ガンダムビルドメタバース

ガンダムF91をベースとして忍者のような風貌に仕上げたアヤメ専用機。ビルドダイバーズ時の乗機であるRX-零丸も隠密行動を得意とする忍者のような機体に搭乗していたので、このような機体を操る事はアヤメの得意とするところだろう。

RX-零丸よりもより女型に作られており、まさに雰囲気は女忍者と言ったところ。

今まで発売されたレジェンドBBと互換性があり、その気になれば簡単に改造が出来る。例えば、ナイトガンダムのマントを装着する方法は公式の説明書に記載されており、専用の接続パーツも付属する。

箱を開けるとこんな感じ。ランナーの枚数は多いがパーツが大きいのでHGクラスが普通に作れれば苦戦することはない。

コミックワールドはないが、説明書には機体とパイロットの詳しい情報が記載されている。

クリアパーツがふんだんに使われており見栄えが良い。

フレームは選択式になっており、劇中に登場したF9ノ1改に近い等身に作りたい場合はCSフレーム、SDであることを強調して可愛い3等身にしたい場合はSDフレームを選択可能。今回はCSフレームを選択してみました。

F9ノ1改

目にシールを使用しただけの純粋な素組み状態でもかなり色分けがされている上にクリアパーツが目立つのでこの時点でほぼ完璧。

首にはマフラーが巻かれ、2本の剣を操り戦う様は進撃の巨人のミカサのよう。

部捨羽亜大苦無・改と呼ばれるクナイ型の大型剣を2本背中にマウントしている。

背中にはガンダムF91の意匠が見られる。アヤメの操縦技術の高さにより質量を持った残像を使いこなし、分身の術のように敵をかく乱する戦法を得意としている。

武器は大型クナイ(部捨羽亜大苦無・改)、忍刀、手裏剣にもなるビームシールド。

クナイを模してはいるものの、メイン兵装である部捨羽亜大苦無・改は非常に大振りに作られており、ダブルオーガンダムのGNソード2のようにライフルモードにすることも可能。

手首は握りてではなくガシャポンクエストのように汎用のものになっている。

ライフルモードは柄の差し替えで再現することが出来る。

部捨羽亜大苦無・改が非常に大振りのため影が薄いが忍刀は背中にマウントされている。

忍刀はギミックなしのオーソドックスなサムライソード。

ビームシールドはガンダムF91と同じく腕に装備する。

手裏剣と忍刀を装備するとまさに忍者と言う雰囲気になる。

手裏剣型ビームシールドは分解するとビームサーベルにすることも出来る。

様々な武器を仕込みあらゆる体制から攻撃を繰り出せる戦闘のプロと言う感じがかっこいい。

SDガンダム三国伝シリーズの武器も装備可能。

曹操ガンダムの天鳳星凰剣と七星剣を装備させてみた。

余談だが、天鳳星凰剣が付属する紅蓮装曹操ガンダムVS猛虎装孫権ガンダム、赤壁の戦いセットは新規パーツが付属する上にメッキをふんだんに使って2750円と言う破格の金額であった。物価高の現在となっては再販する事そのものが不可能だろう。

ガンダムF91らしくフィンを差し替えで展開することが出来る。

フル装備状態。忍者にしては重武装すぎるが、劇中では本物の忍者のごとく身軽な動きが印象的であった。

ボーナスパーツのジムヘッドは「忍」の文字が入っている。

心臓を捧げよ

ここからはバトルポーズに入ります。

これより作戦を開始する。総員、心臓を捧げよ!

「制圧射撃で突破口を開く!!」

「私は強い!あなたたちよりも強い!!」

「目標を削ぎ落す!!」

腕をピンと伸ばすことが出来るので手裏剣を投げるようなポーズもしっかり決まる。

まとめ

パーツの分割が細かく組みごたえがあるが、素組み状態でも非常にカラフルに組み上がる上にモビリティジョイントと同等以上に動くので作品として完成度を高めるもよし、様々なポーズを取らせて遊ぶも良し。最新のSDガンダムだけあって、完成度が非常に高いので模型派、写真派問わずに満足すること間違いなしの逸品に仕上がっている。また、F9ノ1改はSDガンダム、すなわち擬人化ガンダムの中では貴重な女型なので、SD好きにはぜひ手に取ってもらいたい。

唯一の欠点は兜の接続がゆるく、動かしているとポロリしてしまう事が多いところで、位置的に見ても接着するわけにもいかない場所なので写真派には少しストレスが溜まる。しかし、全体的な評価をすると、欠点以上に格好の良さが上回るので、この程度の欠点であれば目をつぶっても良いだろう。

販売情報

SDガンダム全般に言えるが、単価が安いためか転売の餌食になる事はなかった。しばらくは通販でも定価で買えることが予測される。

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