BB戦士No35 武者ドライセン 素組みレビュー
武者ドライセン(武者怒雷仙)は闇軍団の僧兵部隊に所属する戦士。「武者」という名は付いているが、武士ではなく現代で言う師団長のような立ち位置で、闇軍団の天才くノ一、玖辺麗の配下となっている。
闇軍団の配下は武者ドム、シャザク、そして武者ドライセンの3体が立体化されている。
【キット情報】
名前:武者ドライセン(武者怒雷仙)
BB戦士No:35
登場作品:SD戦国伝 武者七人衆編
モチーフ:ドライセン
発売年:1989年8月
価格:300円
※BB戦士No3,ドラクンの全パーツを流用している。そのため、ドラクンとして組むことも可能。
キャラクター紹介
【キャラクター紹介】
ナギナタ、槍、棍棒を操るパワー系の戦士。普段は闇軍団くノ一の筆頭である玖辺麗に仕えており、ある程度の諜報活動も可能と予測される。
【家族】
不明
※師は下塁愚々と明かされている。
パッケージアート、ランナー紹介
パッケージアートには槍を構える姿が描かれている。
やや間抜けな顔だが、パワーで押すタイプなのでそれも良し。
箱を開けるとこんな感じ。主役側や闇軍団の幹部クラスのようにメッキパーツは使われていない。
ランナーはドラクンのパーツをすべて流用している。
追加ランナーは頭部、肩鎧、武器。
ドラクンの組み換えのみで武者怒雷仙を再現している。
説明書はいつも通り。オリジナルカラーでの塗装が推奨されている。
組立図を見ると非常に簡素な造りである事が分かる。
武者怒雷仙
完成した武者怒雷仙がこちら。3つの武器はすべて背中に背負うことができる。
簡易的な接続パーツを使い3つの武器を背負っている。
肩鎧にはしっかりモールドが入っている。
付属品を装備
3つの武器が付くのでとても豪華。
まずはパッケージアートにも描かれている中国風の槍。独特な形をしているのでガシャポンクエストに流用したりするときにも重宝する。
オーソドックスなナギナタ。1枚パーツで出来ており分割等はなし。
こちらはヤンキーが持ってそうな釘バットっぽい棍棒。
ジャイアントバズも付属。
横から見るとこんな感じ。自然に担ぐことが出来ている。
もちろん両手に武器を持たせることもできる。
ドラクンへの換装
ドラクンのパーツをすべて流用しているので、肩鎧を外して、頭部を変えればドラクンに換装することが可能。
バックパックもドライセンの物に変更可能。
僧兵一のパワーファイター、武者怒雷仙、参上!!
ここを通りたくば、我を超えて行け!
いざ参る!!
ジャンプっぽいポーズ。
色合いが見にくかったので、軍艦島の65号棟横から端島映画館跡へ背景を変更。
「さあ、どこからでもかかってこい!」
余談だが、背景に使っている軍艦島の写真は2003年に管理人が自ら撮影したもの。当時は世界遺産として登録もされてなければ遊歩道もなくただの廃墟だった。
槍を使って大ジャンプ。
玖辺麗の配下ならこのくらいは出来るかな。
空中で態勢を立て直し敵に突進するようなポーズ。
「目標を破壊する!」
ジャイアントバズを豪快にぶっ放すシーン。
「作戦成功。これより帰投する」
おまけ ガシャポンクエストへの武器流用
ここからはお楽しみ要素、ガシャポンクエストとの連携です。
「お前小さいんだな。」
「ほっとけ!」
武器は難なくガシャポンクエストに持たせることが出来る。
公式品はオンライン版で1つ300円、カプセル版でも3個セットで500円とやや割高だが、古いBB戦士の武器を流用してしまえば税込み330円でそれなりの武器が手に入る。
槍の2本持ちも余裕。
女性に太刀は重そうだが、棍棒なら違和感なし。
ジャイアントバズも何とか持たせ事は出来るが、かなりの重量があるので腕がヘタる。
まとめ
BB戦士の良さは、主役やライバルのみではなく、このような脇役もしっかり立体化してくれるところ。子供時代はお小遣いがそれほど多くはないので主役級かライバルのエリート戦士を買うだけで精いっぱいだが、大人であれば脇役にも手が届く。お金に余裕が出来た今だからこそ、脇役に目を向けてみてはいかがでしょうか?
やや邪道な使い方だが、ガシャポンクエストの武器狙いで購入するのもありだと思う。330円と手を出しやすい価格なので、武器セットと割り切ってガシャポンクエストのみで使用するのも悪くはない。そういう事を含めて、BB戦士はどう楽しんでも自由!
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