弱体化したBB戦士の弾丸発射ギミックを復活させる方法

BB戦士

弱体化したBB戦士の弾丸発射ギミックを復活させる方法

再販されたBB戦士は製造物責任法(PL法)の影響により、極端にスプリングが弱く、弾丸発射ギミックはほぼ機能しなくなっている。BB戦士の全盛期である1990年代は非常に良く飛んだのに、大人になった今、再度思い出の詰まったBB戦士を作ってみたら弾丸が全然飛ばなくてびっくりした、という人は少なくないでしょう。

法律の影響とは言え、悲観するのはまだ早いです。
今回は、弱体化した弾丸発射ギミックの復活方法をお教えします。
※弾丸発射ギミック復活は自己責任でお願いします。

BB戦士の火器の構造を理解する

再販のBB戦士はスプリングギミックはあってないようなものなので、内部にスプリングは組み込まず、火器はただ組み立てるだけ、という人も結構多いのではないでしょうか?

現代に於いて、プラモデルは模型であり完成度を競うものだが、1990年代はおもちゃも少なく弾丸発射ギミックを搭載したBB戦士は素晴らしいおもちゃでした。時代が流れ、PL方が出来る頃には遊びも多様化し、スプリングギミックは説明書の中でだけ生きるものとなってしまったので、BB戦士の火器はどのような仕組みで弾丸が飛んでいたのか、良く知らない人も多いと思います。ここでは、ギミックの構造について説明します。

それでは、信玄頑駄無のタネガシマを分解してみましょう。

構造は至って単純。
スプリングで弾丸を引っかけて、レバー状になった突起物を押す事で弾丸を発射しています。問題となっているのは発射ギミックの命とも言えるスプリングが非常に弱くなっている事。ここまで理解すれば発射ギミックの復活はそれほど難しくありませんね。

BB戦士の火器から弾丸を発射するギミックの復活方法

弾丸発射ギミックを復活させるには、とにもかくにもギミックの命であるスプリングを入手する必要があります。入手方法は簡単で、誰の家にもあるであろう、書けなくなってしまったボールペンやシャープペンを解体し、内部のスプリングを回収します。

回収したスプリングは多くの場合、無改造でBB戦士の火器に取り付ける事が出来るので、大きさがピッタリの場合はそのまま移植、長すぎる場合はカットするなど調整し、強いスプリングを仕込みます。これだけで過去の栄光である弾丸発射ギミックがいとも簡単に生きかえってしまいます。

しつこくてすみませんが、このような改造はメーカーの意図しないイレギュラーな改造なので、当ブログでは、あくまで知識の1つとして情報を提供しています。実際に試す場合はすべて自己責任でお願いします。

発射実験

「火器照準。撃て!」
「お館様の仰せのままに!」

こういうのは文字ベースのブログでは伝わりにくいけど、発射実験の結果、4m程度の飛距離を叩き出し、見事の弾丸発射ギミックが復活しました。スプリングの強度次第では1990年代の物よりも強くすることも可能だと予測されるが、このような改造はメーカーの意図しないイレギュラーなものなので、すべて自己責任でお願いします。

まとめ

管理人が少年だった1990年代を懐かしみ、今回弾丸発射ギミックを復活させてみたが、試しに至近距離から腕に当てるとまあまあ痛いし、小さな子供がこのようなギミックで遊ぶのはちょっと危ないな、というのが本音です。

やはり、BB戦士の弾丸発射ギミックは過去の物であり、おもちゃが充実している現代に於いては必要のない過去の遺物なのだと実感させられました。バンダイが弾丸発射ギミックを捨てた理由は単に法律だけではなく、時代遅れだから、と当ブログでは結論づけ記事を終えようと思います。

※この改造方法は、あくまで知識として提供しており、実施には一部危険を伴う可能性があります。
実施される場合は必ず自己責任でお願いいたします。
万一の事故・破損・怪我等について、当ブログでは一切の責任を負いかねます。

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