SDガンダムワールド三国創傑伝 劉備ユニコーンガンダム レビュー
前作のSDガンダム三国伝Brave Battle Warriorsが黄巾の乱から始まる本格的な三国志アニメだったのに対し、三国創傑伝は大まかには三国志っぽくは作っているものの、近未来風世界観で描かれる完全オリジナルアニメ。今回は三国創傑伝の主役、劉備ユニコーンガンダムンのレビューです。
パッケージアート、ランナー紹介
【キャラクターデータ】
名前:劉備ユニコーンガンダム
演者:ユニコーンガンダム
モチーフ:劉備
パッケージアートには銃を構える凛々しい劉備が描かれている。
箱は平均的なBB戦士よりは深いものの、信長や劉備ほど深くはない。
箱を開けるとこんな感じ。ランナー6枚構成になっており、サイコフレーム部分のクリアーパーツがとても目立つ。
フレーム部分を収めたAランナー、顔や腕パーツのBランナー。
装飾部分に使うCランナー、足と肩のパーツに使うDランナー。
武器と頭部に使うEランナーとサイコフレームっぽいパーツのHランナー。
説明書には武将の情報は書き込まれているが漫画はなし。
三国創傑伝は元々海外展開の逆輸入なので説明書はすべて翻訳されている。
シールは非常に少ない。
劉備ユニコーンガンダム
劇中の劉備をほぼ完璧と言って良いほどに再現出来ている。
ユニコーンガンダムらしく、サイコフレームが露出するデストロイモードの雰囲気が見られる。
サイコフレーム風のパーツは足や腰パーツにも見られる。
武器は背中にマウントすることが出来る。
劉備の専用武器は銃にも剣にもなる遠近両用の万能武器。
剣を構えるポーズもしっかり決まる。
銃として使う場合は刀身と柄を下げて持たせる。
刀身はただのクリアパーツではなく、ドラゴンの刻印が入っている。
左腕にはドラゴンメモリを挟む。
他キットとの比較や連携
まずは前作であるSDガンダム三国伝Brave Battle Warriorsの主人公、劉備ガンダムとの比較。全体的に劉備ユニコーンガンダムの方がスタイリッシュになっている。
やや持ち手が狭いが、ギリで劉備ガンダムの龍帝剣を装備することも可能。
そして、三国創傑伝と言えばバイク。
トリニティバイクに乗りスピード戦法を用いて戦うシーンは非常に印象的であった。なお、トリニティバイクにはほとんどの武将が対応している。
こちらは当ブログが始まる前に作った劉備ユニコーンガンダム。
当ブログは商品レビューサイトなのでありのままの商品状態を伝えるために素組みを基本としているが、プライベートでは塗装もしてます。
闇を撃ち抜く蒼き閃光
それではバトルポーズに入ります。
「BUGをここで迎え撃つ!出撃だー!」
「ひゃっほー!」
ウィリーをしているような雰囲気。
「目標を排除する、行くぞ、ハロ!」
「行くぞ!超絶竜破斬!!」
「曹操さん、かっけーよなー!」
劉備ユニコーンガンダムの戦いは続いた・・・。
まとめ
全身26か所もの可動を再現しつつもプロポーションはしっかり維持できている上に660円という良心的な金額で販売してくれているのは嬉しいところ。SDガンダム三国伝Brave Battle Warriorsの劉備ガンダム(BB戦士No300、2010年発売)は塗装しないと真っ青でまるで見栄えしなかったが、劉備ユニコーンガンダムは素組みでこの色分けはまさに驚異的。10年でここまで変わってしまうのか、と驚くばかりだ。
時代と共にSDガンダムも進化を続けているが、自由な発想で作って良い、というコンセプトはBB戦士が生まれた時から変わっていない。これからもSDガンダムというプラモデルシリーズは時代に合わせた進化を続けながら生き残っていくでしょう。
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