BB戦士No26 ムシャダブルゼータガンダム レビュー

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BB戦士No26 武者駄舞留精太頑駄無 レビュー

頑駄無五人衆の3人目はZZガンダムがモチーフの武者駄舞留精太頑駄無です。
ガンダム本編に出るZZガンダムの意匠が強く表れており、兜飾りにはしっかりハイメガキャノンのモールドが入っている。そのため、やや脳筋キャラに思われがちだが、実際は頭脳派であり武者タンクと呼ばれる支援メカも開発している。また、新生頑駄無城「天地城」の築城者でもあり、壊滅に追い込まれた頑駄無軍団再編の立役者とも言える。

【キット情報】
名前:ムシャダブルゼータガンダム
BB戦士No:26
登場作品:SD戦国伝 武者七人衆編
モチーフ:ZZガンダム
発売年:1989年5月
価格:300円

武者駄舞留精太頑駄無という名はキット発売後の名前であり、キット名はムシャダブルゼータガンダムとなっている。

キャラクター紹介

【キャラクター紹介】
自ら考案、設計した大砲を使った砲撃戦を得意とするデストロイヤータイプの戦士。火力を最優先にするところが見られ、戦場では味方を巻き込むような危険な砲撃を幾度となく行い、仲間からひんしゅくを買う事もしばしば。
ハイパー大筒を搭載した支援兵器「武者タンク」との連携攻撃により劇中では敵軍の指揮官である殺駆頭を撤退に追い込む活躍を見せている。

【家族】
父:獅頑駄無
父親である獅頑駄無も瞬発の銃を用いた制圧射撃を得意としたところから、高火力包囲攻撃は父親譲りと予測される。

パッケージアート、ランナー紹介

大砲を構える姿がかっこいい。
しかし、色分け再現はすべてシールで再現され、この時代はまだホイルシールではなかったので粘着力が非常に弱い。よりリアルに仕上げた場合は塗装推奨。

BB戦士Noは26。消費税導入直後の世相で、当時は3%とは言え需要は非常に落ち込んだ。消費税は今日まで我々日本国民を蝕んでる。

箱を開けるとこんな感じ。やはりメッキパーツがとても目立つ。

ランナーはメタリックライトブルー、白、メッキパーツの3枚。

今考えてみれば300円キットでメッキパーツが入っているというのは凄い事かもしれない。

説明書は資料としての側面もあるので、今回も情報がしっかり描かれている。

組み立て自体は楽勝レベル。

ただし、腕や足などの関節パーツは丸形ポリキャップにはめ込む形式だったため、5つものポリキャップを胴体に仕込む必要がある。少しでもずれるとポリキャップが壊れてしまうので、慎重に作業を進めた方が良い。BB戦士全体に言える事だが、ここが最難関となる。

軽装モード

素立ちポーズ。お腹の星マークが目立つ。

背中はスッキリしている印象。

可動範囲はいつも通りで、首と両手両足が回る程度。

武者駄舞留精太頑駄無が自ら設計した支援兵器「武者タンク」。非常に面白い造形をしているので詳しく紹介します。

武者タンク

武者タンクには武者駄舞留精太頑駄無の装備すべてを装着可能。

主砲はハイメガキャノンではなく、中央に配置された大砲。

すべてばらすとこんな感じになる。非常にボリューミーで遊べる。

大砲を取り外せばもちろん乗る事が出来る。

このメカニックなモールドが優秀。機械工学が得意な武者駄舞留精太頑駄無の支援兵器らしさがキャタピラにも表れている。

主砲も機械的な印象。

武者駄舞留精太頑駄無

武者タンクから武器防具をすべて付け替えればフル装備の武者駄舞留精太頑駄無が完成する。

ハイパー大筒はギリ手持ち出来るがかなりきつい。

説明書に記載されていないが、このように肩鎧を取り外せばピッタリ肩にはまる。

砲撃を得意とする戦闘スタイルなので剣はあまり使わないが、近接戦闘も得意。

やはり支援兵器との連携攻撃が一番しっくり来る。

刀とハイパー大筒を背負っているので、背中の情報量が一気に増えている。

闇を撃ち抜く紅蓮の砲火、武者駄舞留精太、目標を破壊する!

それではここからはバトルポーズに移ります。

駄舞留精太、出るぞ!

武者タンクとの連携攻撃。

「主砲発射用意!撃てー!」

武者駄舞留精太頑駄無、作戦を開始する!

武者タンクに乗り戦場を駆ける。

「闇軍団に遅れは取らんぞ!主砲発射!」

「お前ら、剣を抜け!」

兜飾りはしっかりハイメガキャノンの意匠が見られる。

砲撃しながら前進するイメージ。

「いざ参る!」
武者タンクから飛び降りて敵に突撃するポーズ。

「我が名は武者駄舞留精太頑駄無。いざ尋常に勝負!」

まとめ

武者駄舞留精太頑駄無のレビューが完成し、Project of SDGs(Project of Super Deformed Gundams)もいよいよ後半戦突入。どれも子供時代に作っているので、管理人にとっては再作成という事になるが、本当に懐かしい。

ぐりぐり動いでかっこいい現在のワールドヒーローズのようなBB戦士に慣れている若い世代から見ると物足りないと感じるだろうが、この古臭さが逆に真新しかったりすると思います。武者タンクとの連携もあり、おもちゃとしての機能もしっかり果たしてくれるのが当時のBB戦士。この調子で武者七人衆編を一気に駆け抜けたいと思います。

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