池袋はカプセルトイの聖地!サンシャインにはガシャポン筐体が世界一設置されている

ガシャポン
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カプセルトイの聖地はサンシャインにあり!

ガチャガチャの聖地、言われたらあなたはどこを思い浮かべますか?
秋葉原にあるガチャポン会館と答える人は多いと思います。ガチャポン会館は長年日本最大級のカプセルトイ専門店として君臨していたので、聖地と言われたら今でもガチャポン会館なのかもしれません。

カプセルトイ産業は現在では市場規模720億円と言われるほどの巨大産業に成長し、数年前までは秋葉原でしか見かける事が無かったカプセルトイ専門店が次々にオープンするなど、空前のガチャブームとなっている。そんな中、カプセルトイ専門店の先駆けとも言える「ガシャポンのデパート」が池袋のサンシャインに旗艦店を置いている事はご存じだろうか?

今回は世界最大のカプセルトイ販売拠点である池袋サンシャインシティをご紹介します。

カプセルトイの歴史

ガチャガチャと言えば、今でこそ外国人にも認知されるほどの知名度を誇り、日本土産の新定番と言う地位に君臨しているが、その発祥は実はアメリカなのです。

日本に初めてカプセルトイがお目見えしたのは1965年の事で、アメリカの株式会社ぺニイという会社が製造したマシンが日本に輸入され、日本の駄菓子屋さんなどに設置されるようになった。当時のカプセルトイの価格は10円であり、その後20円、100円ガチャが1980年代に登場。1980年と言えば鋭い人にはわかると思いますが、機動戦士ガンダムのファーストが放送された年。その後ガンダムは大人気となり、続編が次々に制作され、カプセルトイに於いても1985年にSDガンダムのフィギュア、通称ガン消しが登場し当時の子供の間で大ブームが巻き起こる。

そんな輝かしい鮮烈デビューを果たしたカプセルトイも不人気な時代があった。
カプセルトイ人気を引っ張ってきたSDガンダムシリーズが迷走を続け人気が低迷。おもちゃも良いものがたくさんある時代に突入し、子供層からはカプセルトイは忘れ去れていたが、2010年にガシャポン戦NEXTシリーズがスタート。金額は当時では珍しい200円と強気な設定ではあったものの、当時ガン消しを買っていた20代の大人層をメインに人気を獲得、再びカプセルトイに光が立った瞬間であった。ガシャポン戦NEXTは現在の高額ガチャの先駆けと言われ、その後様々な価格帯のカプセルトイが生まれる事となる。

そして現代、モビルスーツアンサンブルをはじめとする500ガチャも当たり前となり不況漂う日本にカプセルトイという大きな産業が誕生するに至った。

世界一のガチャ設置数を誇るサンシャインシティ

前置きが長くなってしまいましたが、ここから本題です。

2023年現在、世界最大のカプセルトイ設置数を誇るのは池袋のサンシャインにあるガシャポンのデパート池袋総本店。サンシャインにはガチャガチャの森も入っており、スヌーピータウンショップにも小規模ながらガチャ筐体が設置されている。

ガシャポンのデパート 池袋総本店

やってきました、ガシャポンのデパート池袋総本店。
カプセルトイ筐体の設置台数は桁外れで、何と3000以上。この数は地球上で最大数であり、ギネス記録に認定されている。

昔のガチャが展示されていたり、ミュージアムとしての一面もある。

店内は恐ろしく広く、見て回っているだけであっという間に時間が溶けてしまうほど。メディアの取材も多く入っており、管理人もNHKの番組の取材を受けました。

最新の人気シリーズからマイナーなものまで、何でも揃っている。狙いの物がある時は探すのに時間がかかってしまうのが唯一の弱点ではあるが、ある程度カテゴリ分けされているのでそれほどひどく探しにくくはない。

ガチャガチャと言うと、子供向けとかオタク向けなんて偏見がある人もいるかもしれないが、今は若い女の子が非常に多く女性向けカプセルトイも多数発売されている。店内ですれ違う人はむしろ女性の方が多いくらい。カプセルトイをきっかけに付き合ったり結婚したりするカップルも増えてくると予測される。

ガチャガチャの森 池袋サンシャインシティアルタ店

ところ変わってこちらはサンシャインの1階にあるガチャガチャの森。設置台数は1240台と非常に多い。ガシャポンのデパートと比較するとそれほど多くないように思えるかもしれないが、1000台を超えるのは破格の多さであり、ガチャポン会館ですら設置台数は430台。

こちらは大人向けのカプセルトイが多い印象。

ガシャポンのデパートの運営会社はバンダイナムコアミューズメント、ガチャガチャの森は福岡に本社を置く株式会社ルルアークという会社。ガシャポンのデパートはバンダイ系列の会社なので自社商品がほとんどである事に対して、ガチャガチャの森は純粋にカプセルトイの販売店なので当然ガシャポンのデパートではライバル会社の商品等、大人の事情で取り扱うことが出来ない商品がある。そういう意味ではガチャガチャの森の方が幅広いカプセルトイメーカーの商品を販売していると言える。

サンシャインのカプセルトイストア お勧め攻略法

ガシャポンのデパートとガチャガチャの森を合わせると設置台数は4000台を超えてます。この設置台数は世界広しと言えども断トツ首位であり、サンシャインを超える設置台数は後にも先にも表れないだろう。しかし、そんなに多いとどう回って良いかわからない人も出ると思うので、今回はカプセルトイ歴30年オーバー、使ったお金は100万円を超える管理人がおすすめ攻略法を伝授します。

ガシャポンのデパートが向く人

ガシャポンのデパートは世界最大の設置台数を誇り、主に販売されているのはバンダイ系列の商品。ガンダムやプリキュアなどのシリーズものや子供向け玩具が主力商品となっている。それを踏まえて、ガシャポンのデパートが向く人は下記の通り。

・戦隊ものやアニメ系をメインに収集している人
・バンダイ系列の商品が欲しい人
・子供と一緒、もしくは家族連れ
・観光客

奥には椅子も設置されているので、友達やカップルの待ち合わせ場所としても活躍する。ガシャポンの歴史も学べるので観光やデートにもお勧め。

ガチャガチャの森が向く人

ガチャガチャの森は子供層やアニメ商品も多数あるが、主力商品はJドリームやタカラトミーアーツの大人向け商品。従って、ガチャガチャの森が向く人は下記の通り

・カップル、夫婦
・ミニチュア系など、お洒落アイテムが好きな人
・Jドリーム等、流通量が少ないメーカーの商品が欲しい人
・小物が好きな女性

ガチャガチャの森は原宿の竹下通り(原宿アルタ店)にも大規模店舗を構えており、若い女性をターゲットとしている一面もある。店員さんも常駐でお洒落で可愛い店構えが特徴的なので、女性にこそ行ってもらいたいお店である。

まとめ

子供向け商品から始まったカプセルトイは昔は1回100円と相場が決まっていたけど、現在は大人向けのハイクオリティー商品が主力となり市場規模も日進月歩と言っても良いくらいの成長を続け、留まるところを知らない元気な業界。
特に今回紹介したガシャポンのデパート池袋総本店はカプセルトイ筐体設置台数世界一という大記録を打ち立てており、サンシャインにはガチャガチャの森もあるので、新たなる観光地と言っても過言ではない。

池袋は他の三大副都心、新宿や渋谷と比較をすると地味なイメージがあるかもしれないが、秋葉原に続くサブカルチャーの発信地としての地位を確実に高めつつある。あなたもこの機に池袋を訪れて世界一のカプセルトイの聖地に足を運んでみませんか?きっと新しい世界があなたを待っています。

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