MOBILE SUIT ENSEMBLE22レビュー ガンダム試作3号機編
スターダストメモリーからの立体化と言えば、1号機と2号機がほとんどで、3号機単体での立体化はとても珍しい。劇中でも最後に出た程度なのでデンドロビウムの中身というイメージだと思うが、今回のアンサンブル22弾では3号機をメインに持ってくるという英断に拍手を送りたい。
それでは今弾のメイン、ガンダム試作3号機のレビューをしていきます。
【モビルスーツアンサンブル22弾ラインナップ】
・ガンダム試作3号機
・ガーベラ・テトラ
・ディジェ
・ド・ダイ改
・武器セット
ガンダム試作3号機 ステイメン
【機体データ】
形式番号:RX-78GP03S
機体名:ガンダム試作3号機ステイメン
パイロット:コウ・ウラキ
登場作品:機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
前回登場:ガシャポンNEXTプレミア
素立ちポーズ。非常にがっしりとした無骨な体格でまさに試作機というイメージ。
アップにしてみると、顔もしっかり作り込まれているのが良くわかる。
そして、3号機と言えば宇宙戦を想定して作られた機体なのでしっかり宇宙に対応できるようにバーニアンが各所に取り付けられているため、背中がとても豪華。
横から見ると、バーニアンの色分けも完璧。
背部バーニアンは可動式。
無重力の宇宙では推進装置が非常に重要。そのため地球圏などの重力下運用想定とは違い、推進装置を重視した形となっている。余談だが、ウラキ少尉は推進装置の甘い1号機に乗り宇宙で強行出撃してしまい、大破させるという失態をしている。
付属品はフォールディング・シールドとビームライフル。
フル装備にするとこんな感じ。劇中ではデンドロビウムの中に入っている事が多かったので、この姿で立体化されることは珍しい。
フォールディング・シールドは折りたたむことが出来るが、凄く取れやすいのが難点。
3号機専用の武器セットはフォールディング・バズーカ。
20弾から採用された、腕の新可動軸により今までは難しかったバズーカを自然に担ぐようなポーズも簡単にこなせるようになった。特に3号機のように2つのバズーカを同時装備する機体の場合、腕の可動向上による恩恵が大きい。
バズーカは劇中同様折りたたむことが可能。
ガンダム3号機、コウ・ウラキ、行きます!
それではバトルポーズ、行ってみましょう!
まずは基本の射撃ポーズ。腕の可動が広いのでしっかりポーズが決まる。
ビームサーベル抜刀!最後のノイエ・ジール戦で使用しただけだったがやはりガンダムと言えばビームサーベルというイメージが強い。
フォールディング・バズーカ同時装備。
折りたたみ状態でも持つことが出来るので、バズーカを展開するようなポーズも可能。
フォールディング・バズーカを運ぶようなポーズ。
大破した3号機。
「ううっ、ガトーはとどめを刺さずに行ったのか?」
余談だが、アンサンブルの3号機は顔がヤンキーっぽい。設定通りの装備よりもグレイズの斧みたいな実体のある装備の方が似合いそう。
アンサンブル22弾 GP03の凄いところ
〇バーニアンの作り込みがしっかりしている。
〇フォールディング・バズーカ、フォールディング・シールド共に劇中通り折りたためる。
〇フォールディング・バズーカを同時装備してもしっかりポーズが決まり、可動域アップの恩恵を完全に活かしている。
アンサンブル22弾 GP03の残念なところ
×構造上、フォールディング・シールドが非常に取れやすい。
まとめ
21弾に1号機、EXで2号機、ザメル、デンドロビウム、ノイエ・ジールがラインナップされており、0083にはとても力が入っている印象。そんな中、単体では珍しい3号機が立体化し、0083のメイン機体は出揃った。
デンドロビウムはノイエ・ジール同様14300円と高額で手が出なかったという人も多いと思う。デンドロビウムを購入していなくても通常弾に3号機を入れてくれるのはとても嬉しい計らい。0083ファンは今回の3号機は必須アイテムと言える。
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