SDガンダム EXスタンダード トライバーニングガンダム 素組みレビュー
ガンプラバトル世界チャンプとなったイオリ・セイが制作したビルドバーニングガンダムを強化改修したトライバーニングガンダム。HG版ではほぼ完璧に独特なクリアパーツを再現出来ていたが、安い価格帯のSDEXでは残念ながらクリアパーツは使用されなかったものの、炎のエフェクトパーツが付属するなど、近い雰囲気は出せている。
パッケージアート、ランナー紹介
【機体データ】
形式番号:TBG-011B
機体名:トライバーニングガンダム
パイロット:カミキ・セカイ
登場作品:ガンダムビルドファイターズトライ
まずはパッケージアート。
劇中同様、炎を噴き出して戦うGガンダムのような雰囲気が漂っている。
箱は8センチに満たないのでそれほどボリュームは無い。
箱を開けるとこんな感じ。
イエロー、ホワイト、レッドの3色が使われている。
頭部や手首などに使うAランナー。
アンテナに使うBランナーとポリキャップ。
足首や胸部に使うCランナー。
ランナーの枚数は2枚+アンテナという感じで非常に簡易的だが、その分SDとは思えないほどの稼働領域を誇るので、おもちゃとして見ると悪くはない。
クリアパーツは使用されていないので、色分けのほとんどをシールで補う。
元々が海外限定の商品だったので、説明書はいつも通りすべて翻訳されている。
トライバーニングガンダム
まずは素立ちポーズ。
色分けに乏しくビルドバーニング系の特徴であるクリアパーツが一切使用されていないので、言われなければトライバーニングガンダムだと分からないだろう。
足には大きな肉抜きがある。
色は残念だが、可動域はかなり広く、腕は90度近く曲げることが出来る。
足首も曲がるようになっているので浮遊ポーズから蹴りまで再現出来そう。
劇中で武器を使うシーンは無いが、三国伝シリーズの武器が転用可能。
付属品は平手と炎のエフェクト。
HG版と違いクリアパーツではないので見劣りするが、各所に3ミリ穴が開いているので色々な遊びが出来るようになっている。
シンプルだった背中が豪華になった。
3ミリ穴を使えば様々な形を作る事が出来る。
次元覇王流、聖拳突き!
次元覇王流、聖槍蹴り!
闇を焼き払う炎の魔人
それでは、バトルポーズに入ります。
Gunpla battle Combat Mode.
Mode Damage Level set to A.
Battle Start!
「トライバーニングガンダム、カミキ・セカイ、行くぜ!」
次元覇王流、聖拳突きー!
疾風突き!
手足は良く動くので、当然このポーズも取る事が出来る。
「天地魔闘!灰になれ!」
「フェニックスウィング!」
「カラミティエンド!」
「カイザーフェニックス!」
過去に制作したHGビルドバーニングガンダム。
HG版と違いクリアパーツは使われていないものの、3ミリ穴のおかげてエフェクトを様々な形に組み替える事が出来るので、手刀による斬撃から火炎呪文のようなポーズまで色々作れる。
まとめ
HG版と違いクリアパーツが一切ないのは寂しいが、その分非常に可動範囲が広く、エフェクトパーツに3ミリ穴が設けられているので様々な形態を作り出す事が出来る遊びの幅が生まれた。トライバーニングガンダムはSDにすると癖のないスッキリとした機体になるので、SDEXの特徴である3ミリ穴の共通規格を使ってオリジナル機を作る素体にしても良いだろう。
模型として見ると物足りないが、おもちゃとして考えるのであれば、値段以上の価値はあるので、SDが好きであれば、あなたもぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
販売情報
SDはリアルタイプと違いそれほど競争が激しくない上に単価も安いので転売対象となっていない様子。ショップに行けば簡単に手に入るだろうが、通販では500円以下で入手できるので、欲しい時はAmazonなどの通販を使うのが確実で簡単です。
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