MOBILE SUIT ENSEMBLE21レビュー　量産型νガンダム編

カプセルトイとしては、ガシャポン戦士NEXT以来久しぶりに量産型νガンダムがモビルスーツアンサンブルにて立体化を果たしました。単なるνガンダムのリデコではなく各所に新規造形が盛り込まれており、インコムを標準装備としているので、武器セットが無くても見栄えするのも嬉しい。

それでは、レビューに入っていきます。

【モビルスーツアンサンブル21弾ラインナップ】
・ガンダムGP01
・ヘイズル・アウスラ
・量産型νガンダム
・ボール
・武器セット

量産型νガンダム

【機体データ】
形式番号：RX-94
機体名：量産型νガンダム
パイロット：連邦兵
登場作品：M-MSV
前回登場：ガシャポンNEXT15

まずは素立ちポーズ。
νガンダムをベースとしながらも、新規造形が各所に盛り込まれている。

基調色が白から青に変わった事で、量産機のイメージが強くなってはいるものの、顔はガンダムそのものなので、やっぱりヒーロータイプの機体に見える。

横から見るとインコムが目立つ。

ビームサーベルは残念ながら肉抜きが目立つ。

インコムユニットには各所に3ミリ穴が開いているのでオリジナル機体を作るための素体としては非常に優秀。

固定兵装としてビームスプレーガンが右手に装着されている。もちろん取り外し可能。

付属品はνガンダムと同じシールドとビームライフル。

シールドはνガンダムのものと同じだが、マークが消えているので純粋にダウングレードモデルと言ったところだろう。HWSの名残としてシールド中央部は取れるようになっている。

ビームライフルはνガンダムと全く同じものになっている。

武器セット

ガシャポン戦士NEXTはインコム型とファンネル型のハーフアソートだったが、モビルスーツアンサンブルではファンネルは武器セットに入っている。

ファンネルを装備すると雰囲気はνガンダムそのものになる。武装はファンネルとインコムの選択式なので、一般兵の中にも少なからずオールレンジ攻撃が出来る兵士がいたのだろう。

ファンネルもしっかり肉抜きされているので、やや気持ち悪い。

Yes summerdays

それでは恒例のバトルポーズに入ります。

「カタパルト、スタンバイ。モビルスーツ、発進準備完了。」

「νガンダム、出る！」

幾千の光が胸を刺す、燃えるような熱情身を焦がす。

振り向いて激しくしなやかに、きらめきの中、君のリズムに、時を忘れたSummerdays…

新フォーマットになって射撃ポーズがしっかり決まるようになったのは嬉しい。

「お前ら、剣を抜け！」

「我が真義、ことごとくに示さん！！」

アンサンブル21弾　量産型νガンダムの凄いところ

〇ガシャポン戦士NEXTよりも大幅にプロポーションが良くなっている。
〇色分け良好。
〇インコムが機体本体に同梱されている。

アンサンブル21弾、量産型νガンダムの残念なところ

×インコムのビームサーベルは取り外せるが手持ちにできない。
×インコム（ビームサーベル部分）、ファンネル共に肉抜きが多い。

まとめ

ガシャポン戦士NEXT15弾から10年以上経過し、最新フォーマットで帰って来た量産型νガンダム。
アンサンブルの泣き所であった射撃ポーズが決まりにくいという欠点をしっかり解消し立体化されているので純粋にガシャポン戦士NEXTのアップグレード版と言える。

一般兵に覚醒兵器が使いこなせるかは怪しいものだが、武器セットを使えばνガンダム本来の装備であるファンネル型にすることもできる。

余談だが、モビルスーツアンサンブル21弾にはボールがラインナップされているが、実は量産型νガンダムが前回登場したガシャポン戦士NEXT15弾にもボールが入っていた。偶然かサプライズかは分からないが、古参ファンにとってはこういう繋がりは嬉しいものですね。