MOBILE SUIT ENSEMBLE ガンダムメカ レビュー

ガンダムの主役はもちろんモビルスーツだが、物語を彩る戦車や戦闘機などの小さな戦闘用メカの存在を忘れてはいけない。戦闘用メカはどのシリーズにも一定数存在しているが、特にファーストガンダムやオリジンには非常に多くのメカが登場する。
今回はモビルスーツアンサンブルの番外編的立ち位置のカプセルトイ、ガンダムメカのレビューです。

なお、今回のガンダムメカはカプセル色はすべてグレーで統一されており、カプセル色で何が入っているか看破することはできない上にチラ見による看破も出来ないようになっている。

【MOBILE SUIT ENSEMBLE ガンダムメカ ラインナップ】
・コア・ファイター(2機セット)
・コア・ブースター
・ドップ(量産型カラー)
・マゼラ・アタック
・61式戦車

今回はすべて脇役メカと言う事もあり、全体的に小さいので金額は1回400円といつものアンサンブルより100円安くなっている。また、ミニブックもいつものカラーではなく、白黒のものとなっている。

今回の新要素(？)として、曲がりやすい砲塔等の長いパーツは厚紙で保護されるようになった。

コア・ファイター

コア・ファイターは同じものが2つセットになっており、車輪が1つ付属するので飛行モードと着陸モードのような切り分けで2機セットとなっている様子。

いつものアンサンブルと比較すると、とても小さいものの、色分けはかなり頑張っている印象を受ける。

各所に3ミリ穴が開いているので改造で個性を出す事が出来る。

当然だが、車輪を付けると少し身長が高くなる。

分解は出来るが翼を折りたたむギミックは残念ながら実装されていない。

1弾で登場したGファイターを持っていればGスカイを再現することもできる。こういう連動を取り入れてくれるのはアンサンブルならでは。

ガンダムと比較するとこのくらいの大きさ。サイズ感はちょうど良い印象。

コア・ブースター

続いてコア・ブースター。

コア・アファイターの翼は折りたたまれていいるが展開することは出来ない。本体と翼は別パーツになっているような様子ではあるものの、接着されており外れない。

もちろん車輪は取り外す事が出来る。

ブースターが付いている分、ラインナップの中では一番大きい。

ガンダムとの合体も何となく出来るがちょっと大きすぎる。

マゼラ・アタック

戦車と戦闘機が一体になった独創的すぎる設計思想のマゼラ・アタック。

7パーツ構成になっており非常にシンプル。

マゼラ・アタックはそれほど色分けが多くはないので、色に関してはほぼ完璧。

もちろん飛行モードも再現可能。

砲塔は回転させることが出来る。

ドップ

ガルマ専用も入れて欲しかったが、今回は量産型のみの立体化となった。

やや小さい印象を受けるが、戦闘機なのでこれくらいがちょうど良い。

車輪を取り外して飛行モードにすることも可能。

マゼラ・アタックの砲塔を取り付けてちょっと個性を出してみるのも面白い。

61式戦車

最後は連邦軍の61式戦車。

3ミリ穴がたくさん開いているので改造がはかどりそう。

ミサイルポッドは取り外し可能。

砲塔を取り外す事は出来るがキャタピラが外れない。

裏返すと肉抜きが凄い。ちなみに、マゼラ・アタックは肉抜きは無い。

よく見ると本体とキャタピラは3ミリ穴で繋がっているが、接着されているので取り外す事は出来ない。お湯につけるなどして強引に取り外す事は出来そうだが、公式には取り外し不可なので強引な分解は自己責任となる。

まとめ

ファーストガンダムの世界観を彩る魅力的なメカたちが一堂に会したガンダムメカ。
番外編ではあるが、モビルスーツアンサンブルの名を冠しているだけあって、各所に3ミリ穴が開いているので好きに改造することができ、1弾のGファイターを持っていればGスカイを再現することが出来るなど、本弾と連動が可能となっている。

ファースト以外のシリーズにもこのようなメカは劇中では良く見られるので、ぜひガンダムメカ2弾も出してほしいものである。

販売情報

今回は箱売りはないので、欲しい場合はガチャ筐体を回して入手するしかない。カプセル色はすべて同じで看破出来ない事も難点。