【30MF】クラスアップアーマー リーベルパラディン レビュー

30 MINUTES FANTASY

【30MF】クラスアップアーマー リーベルパラディン レビュー

発売初日に売り切れが続出し、華々しいデビューを飾った30 MINUTES FANTASY。
リーベルナイトはその名の通りリーベル共和国の騎士であり、階級はナイト。素体と同時発売されたクラスアップアーマーを使う事でナイトの上位職であるリーベルパラディン、リーベルホーリーナイトを再現することができる。今回はそんなリーベルナイトの上位職であるリーベルパラディンのレビューです。

パラディンとは?

パラディンと言う言葉は30代後半くらいの人であれば、ファイナルファンタジー4でセシルが暗黒騎士からパラディンにクラスアップするイベントで初めて聞いた、という人も多いだろう。

本来のパラディンの歴史は古く、古代ローマ帝国時代にまで遡る。古代ローマ時代のパラディンは宮廷を守る親衛隊であり、ファンタジー風に言うのであれば「宮廷騎士」と言ったところだろう。時代は中世へと移り変わってもパラディンと言う言葉は残り、上位騎士を指す言葉へと変化していった。現代に於いては騎士の上は貴族称号である男爵となっているので、パラディンという階級は消滅している。

なお、パラディンの語源は、高位の役人や軍人を指す言葉として使われるラテン語の「パラティン」に由来し、日本語に訳すのであれば「聖騎士」と言ったところだろう。

リーベルパラディン パッケージアートとランナー紹介

パッケージは30MMシリーズの拡張セットらしく、袋入りになっている。

下半身の鎧が目立つAランナー。成型色はグレーなので塗装派には嬉しい地味な色となっている。

頭部や胸部、武器に使うA-2ランナー。

メッキではないがメッキ風にかなり近い雰囲気を醸し出しているOJ2-3ランナー。こちらは鎧の飾りに使うものになっている。

説明書は簡易的だが分かりやすく工夫して書かれており、00時代あたりのHGよりよっぽど親切。

英訳は良いが、このまま歴史的円安が続けばいつか中国語訳が載らないか不安は尽きない。

リーベルパラディン

リーベルパラディンの追加パーツは15パーツ。かなりボリュームがある。

リーベルナイトに装備させるとこのようになる。30MFに於ける聖騎士はリーベルホーリーナイトだろうから、リーベルパラディンはやはり宮廷騎士、という感じに見える。

各所にあしらわれた金色の装飾が上位職っぽさを演出している。

腰に大きなアーマーを装着するので可動域はやや悪くなる。

腕にも1つ小手が追加されている。

背中もリーベルナイトから随分変わった印象を受ける。

武器はリーベルナイトの剣に挟み込む形になっている大剣。

このような感じに挟む。

武器が大型化したので両手持ちが似合う。

下半身は重武装化により可動域が制限されたが、上半身の可動は全然落ちていないので今まで通りダイナミックな可動ができる。

まとめ

リーベルナイトの素体は現在ではほとんど売り切れてしまい、クラスアップアーマーのみが残っているのが現状ではあるものの、リーベルナイトは10月、12月に再販され、9月にはローザン帝国の騎士であるローザンナイトが発売予定となっているので、素体を買えなかったという人は今のうちにクラスアップアーマーだけでも抑えておくのも良いだろう。

拡張セットにしては1袋770円とやや割高な印象だが、ランナーが3枚も入っておりパーツも大きいので購入して損はない。「聖騎士」か「宮廷騎士」か、あなたならどちらの職業にローザンナイトを転職させたいですか?

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