30 MINUTES FANTASY ローザンナイト 素組みレビュー
リーベルナイトに続き30MFの第二弾と言う事で登場した漆黒の鎧を身に纏ったローザン帝国の騎士であるローザンナイト。リーベルナイトの完全なカラバリではなく、兜や目の色などが変更されている。
パッケージアート、ランナー紹介
リーベルナイトが王道の騎士という見た目に対してローザンナイトは不気味な兜に黒い鎧を装備するなど、ブラックナイトのような雰囲気になっている。
箱を開けるとこんな感じ。
30MMシリーズにしてはランナー数はかなり多く、とても30分では終わらない。
主に関節に使うAランナー。
頭部や胸部のパーツを収めたD1ランナー。
下半身のパーツメインに構成されているBランナー。
D2ランナーは上半身回りや手首パーツに使う。
関節部に使うCランナー。
G1ランナーはシールドが非常に大きくて目立つ。
鎧に使うG3ランナー。
足などの細かいパーツ。クリアパーツは目に使う。
足や鎧に使う小さなランナー群。
説明書はいつも通りとても親切。
不気味に輝く目が良い雰囲気を出している。
ローザンナイト(素体)
フィギュアライズスタンダードを作った人なら分かると思うが、目は裏からクリアパーツを入れる事で再現されている。
光を当てると赤い目が光る。
リーベルナイトと同じく、素体の可動域は非常に広く、デッサンのモデルとして使っても良いんじゃないかな、と思うくらい。
「心臓を捧げよ!」
「はっ!!」
「かかってこいよ!」
挑発するよなポーズも余裕で取れる。
そして、可動の真骨頂と言えばこれ。イヤミのシェーのポーズは一見ふざけたポーズに見えるが、これをフィギュアなどで再現するにはかなりの可動域が無いといけないが、30MFであれば簡単にこのポーズも取らせることが出来る。
接地性も良く、片足で立つ事が出来る。
もちろんシリーズの垣根を越えて今までに出た武器他シリーズの武器も装備可能。
抜刀ポーズも余裕で決まる。
ローザンナイト(アーマー装着)
鎧部分の24個のパーツを装備させるとローザンナイトが完成する。
まさに悪役、という雰囲気で不気味ながらかっこいい。
リーベルナイトのエレメントコアは水であるのに対し、ローザンナイトは火のエレメントコアと宿している。
横から見ると人間らしい綺麗なフォルムが目立つ。
剣と盾は完全なリーベルナイトのカラバリ。
武器が寂しいと感じた場合はクラスアップアーマーを購入し強化するのも良い。
ローザン帝国騎士団
「勇敢なる帝国兵たちよ、心臓を捧げよ!」
「はっ!!」
剣技はもちろん、体術にも優れるローザンナイトに勝つのは至難の業。
「我が一撃、迷いはないぞ!」
攻防一体の攻撃を繰り出すローザンナイト。
シールドで殴るようなポーズ。
「今度は拳で勝負だ!」
殴りかかるポーズ。
「ジークジオン!(違)」
「ローザン帝国に栄光あれ!!」
まとめ
華々しいデビューを飾った30 MINUTES FANTASY。
新規シリーズではあるものの、今までの自由に組み替えて遊ぶというコンセプトはそのままに、圧倒的な可動域と造形美で早くも人気プラモデルの仲間入りを果たす事が出来た。しかし、その驚異的な人気ぶりにバンダイの直営店がない地域では購入に苦戦しているという話も良く耳に入るようになった。幸いなことに短いスパンで再販され、30MSのように1年近く普通に買えず、転売ヤーによりブランドをボロボロに傷つけられるようなことはなさそうだ。
最近になる槍を装備したランサーを発売すると公式からアナウンスされるなど、来年以降も30MF旋風は続きそうである。
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