MOBILE SUIT ENSEMBLE27レビュー 量産型ズゴック編
丸くて可愛いフォルムが特徴的で、アッガイと並び人気が高いジオン軍の量産型水陸両用モビルスーツ、ズゴック。水中戦を得意とする機体ではあるものの陸上での運用も考慮されており、動きは俊敏でジムを貫くシーンは非常に有名であり、ガンダムファンであれば誰でも知るシーンであろう。そんなズゴックがモビルスーツアンサンブルに参戦を果たしました。
【モビルスーツアンサンブル27弾ラインナップ】
・ライジングフリーダムガンダム
・ライジングフリーダムガンダム 拡張セット
・ガンダムシュバルゼッテ
・量産型ズゴック
・武器セット
量産型ズゴック
【機体データ】
形式番号:MSM-07
機体名:ズゴック
パイロット:ジオン兵
登場作品:機動戦士ガンダム
前回登場:ガシャポン戦士f11
まずは素立ちポーズ。
全体的に綺麗なフォルムにまとまっており、曲線美を意識したSDアレンジがなされている。
可動域は非常に広く、腕をピンと伸ばす事も余裕で出来る。
ジョイント部分はいつもの関節パーツではなく、ズゴック専用のものになっている。
モノアイも特殊な構造で、ボールジョイントで稼働するようになっている。
頭部の6連装ロケットランチャーは綺麗に色分けされている。
足の裏はやや肉抜きが目立つが、特徴的なモールドがしっかり入っている。
クロー展開パーツも付属する。
クローの展開はパーツ差し替えで再現する。
クローの中央には3ミリ穴が開いているので、俺設定でビームサーベルを装着してヴェイガン機風にしたり、色々改造がはかどる。
ガシャポン戦士fよりも大きく可動域が広いので大型化の恩恵が非常に大きい。
武器セット
前回のギャンで人気だったエフェクトパーツが今回も武器セットに付属し、ズゴック用のロケットランチャー発射エフェクトが収録された。
頭部から煙を出してロケットランチャーを発射するエフェクトが非常に見栄えする。
エフェクトパーツと言う発想は今までのモビルスーツアンサンブルにはないもので、新担当者が考えた新たな遊びの要素と思われる。今後も機体とエフェクトパーツの組み合わせで遊びの幅を広げてほしいものである。弾を重ねるごとにエフェクトパーツは新担当者のお家芸と言われる日が来るかもしれない。
ジャブロー決戦前夜
それでは、恒例のバトルポーズに入ります。
「これより、作戦を開始する!」
「目標へ加速する!」
クローを展開し威嚇するようなポーズ。
「ロケットランチャー、発射!」
「偵察終了。これより帰投する。」
アンサンブル27弾 ズゴックの凄いところ
〇可愛く丸いフォルムをしっかり押さえている。
〇独自間接による可動域が広い。
〇ボールジョイントでモノアイが動く。
アンサンブル27弾 ズゴックの残念なところ
×頭部のはめ込みが固い
個体差なのかもしれないが、頭部パーツが非常に硬くはめ込みにかなり苦戦した。ライジングフリーダムガンダムがだるかったせいか、こういうシンプルな機体はサクサク作らせてほしいと思ってしまう。
まとめ
大きさよし、フォルムよし、ギミックよしの3拍子揃ったカプセルトイの中では決定版と言っても良いだろう。頭部のはめ込みが難しい事だけが難点ではあるものの、構造には一切の残念ポイントは無いのでファーストガンダムのファンであれば必ず手に取って欲しい逸品である。
遠い未来、27.5弾を展開する時はぜひシャア専用カラーでラインナップしてほしい。
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