BB戦士No92 灼騎士F91 素組みレビュー
円卓の騎士編で初登場し、聖機兵物語では主役級キャラとなった灼騎士F91。
二刀流の西洋剣「ヴェスバーソード」、そしてビームシールドに似せたとしたBB戦士オリジナルのアイテムである「バーンシールド」が付属し、F91がモチーフとすぐにわかるほど雰囲気が似ている。
【キット情報】
名前:灼騎士F91
BB戦士No:92
登場作品:SDガンダム外伝 円卓の騎士編
モチーフ:ガンダムF91
発売年:1991年11月10日
価格:500円
キャラクター紹介
ブリティス王国の騎士。
ザビロニア軍との戦いで戦果を挙げ、自身も「灼熱」騎士F91への進化を遂げた事を認められ、選ばれし12人の騎士である「円卓の騎士」に選ばれることとなる。
余談だが、ナイトの称号を持つ者は「卿」を名乗る事を許されており、正しい名乗るはF91卿(Sir Formula 91)という事になる。
パッケージアート、ランナー紹介
パッケージアートにはいかにも勇敢な騎士という風貌の男性が描かれている。
今となっては珍しい赤バンダイのロゴが入っている。
箱を開けるとこんな感じ。
金メッキパーツがとても目立つ。
兜飾りやシールドに使う金メッキランナー。
体や鎧に使う青ランナー。
鎧や兜に使う白ランナー。
主に手足と頭部に使う白ランナー。
古いキットなので、ランナー数も少ない。そのため色の大半をシールで補う事となる。この頃のシールは弱くすぐに劣化するため、色が気になる場合は塗装が推奨される。
説明書にはいつも通り、様々な情報が書かれている。
この頃からランナーロックと呼ばれる、ランナーをはめ込む事で一気にパーツを組み立てる事が出来る仕組みが登場する。
確かに、パーツはピッタリ合う。
しかし、ランナーロックをやってしまうと合わせ目が非常に目立つようになるので発売当時からランナーロックは評判が悪く、すぐにこの仕組みは廃れる事となる。
灼騎士F91
まずは軽装モード。
腕の飾りが金メッキで目を引く。
造形も細かく、お洒落な雰囲気。
背中にはビームライフルがセットされているが、体と一体化しているので取る事は出来ない。
可動域はいつも通り。
身長は8センチにも満たないほど小さい。
フル装備
鎧はスタンドに飾る事が出来る。
鎧と兜はもちろんだが、武器とシールドもスタンドに飾れるのは凄い。
ばらしてみると7パーツもの武器防具がセットされている。
フル装備状態にすると一気に騎士らしくなるが、やっぱり色が足りていないので少し寂しい。
兜飾りの造形がとても細かい。
ヴェスバーソードは背中にマウントされている。
モチーフがヴェスバーなので当然このように腰に下ろす事が可能。
剣そのものはオーソドックスな西洋剣。
そして、ビームシールドがモチーフの美しいバーンシールド。
バーンシールドには矢を飛ばすスプリングギミックが施されているが、PL法施行後の再販キットなのでほとんど飛ばない。
なお、ヴェスバーソードはガシャポンクエストの素体に無改造で装備可能。
やっぱりガシャポンクエストは良く動くね。
闇を焼き払う煉獄の騎士
それでは、バトルポーズに入ります。
フォーミュラ91卿、行きます!
ヴェスバーソード抜刀!
「削ぎ落す!」
双剣を振るうようなポーズ。
シールドで防御!
「突っ込む!」
シールドを構えたまま突撃するようなポーズ。
「帰営の時間だ、総員、速やかに撤収せよ!」
まとめ
30年以上前のキットではあるものの、造形は驚くほど細かいので、塗装すれば化ける事間違いなしのキットとなっている。パーツを組みわせて改造するも良し、ド派手にメタリック塗装でかっこいいオリジナルカラーを決めるも良し、BB戦士に決まった作り方は存在しないので、自分なりの楽しみ方でBB戦士で遊んでみよう。
※最後の写真は当ブログ開設前に作った過去作品です。
コメント
こんばんは。
F91って何気に優遇されてますよね、大将軍にもなってますし。
元の機体のスタイリッシュさが物語っているのかも知れません。
灼騎士は当時のフォルムは若干アレなのでレジェンドBBで出し直してほしいです。
ついでに闇騎士マークIIも一緒に(元祖のアレは違い過ぎるので)。
正直SEED系は飽きたので、
こういう過去のオシャレな機体をSDでどんどん露出してほしいですね。
かっこいいビームシールドや派手なサーベルの使い方はもちろんの事、機体デザイン的に使いやすいんでしょうね。
最近のSDはユニコーンやSEED系統の機体が多いので、F91もワールドヒーローズに参戦してほしいですね!