人生の無駄な時間ランキング
人間は生まれた時からその家の財力や才能、両親の教育方針等の環境が大きく異なるため、平等ではないというのは当然の常識であり、法律すらも権力者の味方をする。しかし、生まれついての大富豪にも中流階級以下の人にもたった1つだけ平等に与えられているものが存在する。それが「時間」。
上流階級や権力者の子に生まれれば時間がどれだけ大切なものか、という事を幼少期から叩き込まれるがサラリーマンなどの労働者階級に生まれると自分で時間の重要さを学ぶしかない。なぜなら、両親も時間がどれだけ人生に大きな影響を与えるかを知らないからだ。
第二回おもちゃ塾は少々シリアスな内容ではあるが、あなたを不幸にする人生の無駄な時間ランキングをお送りします。
時間は絶対に待ってくれない
冒頭でも述べた通り、どんな階級層に生まれたとしても時間だけは1日24時間ぴったり平等に与えられている。時間の流れというのは平等なようで無常なものであり、絶対に待ってはくれないし、時間を止める事も過去に戻る事も現代科学では出来る事ではない。
上流階級に生まれれば潤沢にお金があるので時間を買う事は出来るが、労働者階級に生まれれば時間をお金に変える「労働」を強いられ、働いてお金を稼ぐことが出来ない人は社会の寄生虫でありまともな人間扱いすらされない。人間は平等ではないので生まれによっては自分の時間の大半を労働力に変えて生き抜くのもある程度仕方がないが、労働以外の時間を有効に使い人生を豊かにすることは十分に可能できる。無駄に時間を使ってしまい、後から後悔しても時間は絶対に待ってくれないという事を念頭に置いておいてください。
なお、過去に戻り時間に反抗する方法としてタイムリープというやり方があるそうだが、いくら過去に遡っても試されるのはあなたのマインドでしょう。
あなたを不幸にする人生の無駄な時間5選
時間がどれほど大切で無常なものかはある程度理解していただけたと思う。ここからは我々労働者階級が無駄に使ってしまっている時間をランキング形式で紹介していきます。なお、ランキングは管理人の独断と偏見で決定していますので、ご了承ください。
第五位 インターネット、SNSを眺める
あなたは暇だからという理由で意味もなくSNSやネットサーフィンをしていませんか?
SNSは情報を発信したり、必要な情報を集めるために使うものであり、暇つぶしに眺めているだけではとてももったいない。いいね欲しさに色々情報を発信したり、かっこいい写真をシェアしたりする承認欲求で動くというのは良くないとされているが、これは「スタート」と「ゴール」がしっかり定まっているので、承認欲求丸出しでも管理人は全然良いと考えます。
一番良くないのは情報を「眺める」こと。眺めた情報というのは高確率で印象に残らないので、単なる時間の無駄になってしまうだろう。
当サイトを見てくれている読者はおもちゃが好きな人ばかりだと思うが、もしあなたが普段から情報を眺めているだけなのであれば、少しでもおもちゃで遊んで写真を撮り、ネットでシェアしてみませんか?新作おもちゃの情報を得たり、面白い写真の撮り方をしている人が居たらそれを少し真似てみたり、やる事は色々あると思う。
遊ぶことも無駄だ!と言われるかもしれないが、世の中何が起こるか分からない。あなたの遊びを見た人がSNSで繋がり友人になるかもしれないし、大切なライバルになるかもしれない。そうなれば人生が今よりもさらに楽しくなるだろう。SNSやインターネットは自らの支配下に置くものであり、支配されてはいけない。
第四位 理由なしにテレビを眺める
あなたはテレビを見ますか?
好きな芸能人が出るバラエティー番組や日本が誇る素晴らしい流行アニメの数々を「鑑賞」するのであればそれはあなたが支配する有意義な時間と言えるだろう。しかし、残念ながら一定数テレビに支配されてしまっている人が存在し、その比率は高齢者ほど高いと言われている。
ソファーに寝っ転がってただ何となくテレビを「眺める」という事を人間だれしも経験したことがあると思うが、あれこそが最大の無駄であり究極の無生産時間となる。時間を買い取れるお金持ちであればそういう豪華な時間の使い方も構わないが、我々労働者階級にそんな時間はあるか?回答はNOです。
余談だが、テレビ番組はスポンサーのためにあり、視聴者のためにあるものではない。地球のほとんどの国家は資本主義であり、すべての事柄はお金に繋がるのは至極当然の世の道理であり、テレビは慈善事業ではない。テレビでしきりに宣伝している積立NISAや万が一の保険、PCR検査などの新型コロナ関連など、すべては株主やスポンサーが「得をする」ように出来ているという事をしっかり頭に入れておくと良いだろう。しつこいようだが、テレビ局は株式会社であり、慈善団体ではない。お金を出してくれているクライアントのために働くのはどの会社も同じことである。
第三位 ニュースや時事問題の考察、議論
テレビや新聞を見るとたくさんの時事問題が掲載されている。
どこかの国で大きな戦闘があった、〇〇党の議員が汚職をした、〇〇株式会社が経営破綻したなど、メディアで取り上げられるニュースは圧倒的に悪いニュースばかりです。なぜかわかりますか?理由は簡単で、人はプラスの感情よりもマイナスの感情に流されやすいからで、良いニュースより悪いニュースの方が頭に残りやすいのです。
どこかの大臣が悪さをしたとか、他国で戦闘が起きたとか、こんなスケールの大きなことを頭の中でゴチャゴチャ考えても何の意味もない。ましてや時事問題で誰かと議論しようなど、完全に時間の無駄とも言える。メディアに支配されている暇があるのなら、あなたの得意分野や大好きな趣味の分野の情報を1つでも多くネットやSNSで発信した方が将来の投資になるだろう。
第二位 望まない飲み会
友人同士や、何かのパーティーなどあなたを豊かにするための飲み会ならどんどん出て良い刺激を受けるべきだが、一番悪いのは「付き合い飲み会」。社会人であればある程度は仕方がない事であるが、それは管理人のような就職氷河期世代までの話であり、現代は飲み会の参加は自由どころか逆境と言っても過言はないだろう。
管理人も20近くサラリーマンとして社会で過ごしたベテランリーマンだが、付き合いで行かされる飲み会ほど迷惑なものは無かった。交流を広げるために出なければいけない飲み会はあるが、「必要ない」と思ったら出ないという勇気を持つのも必要になるだろ。シビアな言い方をすると、時間を犠牲にしてでもリターンの方が大きい飲み会には積極的に出るべきだが、リターンなしの飲み会は一切出るべきではない。あまりシビアに行くと利権のみで動くヘラヘラ調子の良い人間と思われがちになるが、調子が良い人がサラリーマンの世界では生き残るので他人に何と思われようが知った事じゃない、と割り切ってしまいましょう。
第一位 通勤時間
あなたは通勤に何時間かけていますか?
管理人は20年もの間、片道1時間は当たり前で、時期によっては2時間近くかけてしまっていた時期もあった。通勤という不快な満員電車の中では勉強などもはかどるはずがなく、出来る事と言えば某有名シンガーソングライターの曲のように「経済の動向のチェック」くらいだろう。
片道1時間として、往復2時間。年間休日120日と計算し245日出社で通勤時間120分を単純に計算すると、490時間、実に20日分以上無駄にしている事になる。年間20日という事は、10年で200日、20年で400日となり、1年以上の時間をゴミ箱に捨てたことになる。時間というのはあなたの命そのものであり、1年分の寿命を処分してしまっていると言える。
人生なんか長くても100年そこらなので、そのうちの1年間を処分するってもったいなくないですか?通勤時間こそが管理人の考える一番の無駄であり、間接的殺人であると断言する。さらに、1年間をお金に換算すると、平均年収は400万程度なので、400万円をポイ捨てしたことになってしまう。通勤時間の総合が2年なら800万、3年なら1200万もの大金を捨てている事になるので、サラリーマンであるあなたが通勤時間をいかに減らすかが人生を豊かにするポイントとも言えるでしょう。
通勤時間がどれほど殺人的で金銭的損実が大きいか、理解していただけましたか?
恥ずかしい話ではあるが、管理人はこれに気づくのに20年もの時間をかけてしまった。管理人の事は2年間の寿命と800万円ほどのお金をポイ捨てした愚か者と笑っていただいて結構だが、どうか、せめてあなたは管理人と同じ過ちを犯さないで貰いたい。
まとめ
人生を不幸にする無駄時間はSNSやネット、テレビを何の意味もなく「眺める」だけの暇潰しや、ジャーナリストなりきりの時事問題の考察や議論、何のプラスにもならない付き合い飲み会、そして人生最大の落とし穴であり、恐ろしい危険度を誇る通勤時間がどれだけ無駄か、少しでも理解していただければ幸いです。
おもちゃ専門ブログである当サイトでなぜこんなテーマにそぐわない内容を「おもちゃ塾」として取り上げたかというと、時間がないと遊ぶことすらできないからであり、無駄な時間を排除して少しでも遊んでもらいたいという願いが込めらえています。いい年こいておもちゃで遊んでいる時間こそが究極の無駄、と切り捨てられるかもしれないが、遊ぶことこそが人生の命題であり、この世を退場するまでに少しでも楽しい思い出を作っておくというのは絶対に無駄ではないと管理人は考えます。それに、SNSが発展した現代であれば、遊びを通じて人生を共に楽しみ競い合う仲間を作ったり、ビジネスチャンスに変えたり色々出来るので、遊ぶことが出来る人は無駄どころか超絶豊かですよね。
無駄を辞めろと言われても突然出来る事ではないが、あなたも少しずつ時間に対する見方を変えて、無駄を排除して人生を豊かにしませんか?
最後はベイマックスの名言で締めたいと思います。
「Look for a new angle.」
(見方を変えるんだ)
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