モビルスーツアンサンブル02レビュー ジム編

モビルスーツアンサンブル

MOBILE SUIT ENSEMBLE02レビュー ジム編

ザクと並ぶ人気の量産機、ジム。
ジムはガシャポン戦士fで比較的最近立体化されているが、それまでは立体化に恵まれずSDガンダムフルカラーカスタム08で登場して以来、SDガンダムバインド、ガシャポン戦士NEXTは完全スルーされてしまったという悲しい過去を持つ。

そんな数奇な運命を辿ったジムがモビルスーツアンサンブルでは早い段階で立体化し、その後も2.5弾を経て2022年に再販されるなど、表舞台に出る事が多くなってきた。モビルスーツアンサンブル2弾のレビューはそんなジムからスタートします。

【モビルスーツアンサンブル2弾ラインナップ】
・ダブルオーガンダム
・オーライザー
・ジム
・バンシィ
・武器セット

ジム

【機体データ】
形式番号:RGM-79
機体名:ジム(GM)
パイロット:連邦兵
登場作品:機動戦士ガンダム、その他宇宙世紀系
前回登場:ガシャポン戦士f11

まずは素立ちポーズ。カメラアイのクリアパーツがとても綺麗。
ここ最近は30mm Missionsという量産機に特化したオリジナルプラモデルの大ブレイクもあり量産機ファンが増えている印象を受ける。

量産機らしいシンプルさがとても良い。ジムには様々なバリエーションが存在するが、このジムがすべての基本になってい。その後のガンダムに於いてもジェガンやジェノアス等様々な量産機が登場しているが、どことなく主人公サイドの量産機はジムに似ている印象。

ガンダムと比較をするとビームサーベルは1本のみで装甲も簡素。

付属品はシールドとビームスプレーガン。

ザクを一撃で仕留めるほど大きなビームライフルを装備するガンダムと比較をすると、ジムの主兵装であるビームスプレーガンはかなり小ぶりに見える。集団戦をメインに考えらえた機体なのでガンダム程高出力でなくとも良い、という発想なのだろう。

可動範囲はとても広いので、ビームサーベル抜刀ポーズも余裕で取れる。しかし、実際にバックパックからビームサーベルを抜くことはできない。

ビームサーベルを使いたい場合は別の弾に付属しているものを使う。この形のビームサーベル自体は武器セットに何度も収録されているので今からでも簡単に入手可能。

1弾のジョイントパーツを使えば腰にマウントも簡単。

モビルスーツ隊、出撃せよ!

ここからはバトルポーズに移ります。
やはり量産機は沢山欲しくなる!

まさに量産機、という雰囲気が素敵。

射撃ポーズ。ガンダムと比較をするとセンサー類は優れているものの、装甲が薄いので被弾に要注意。作戦は「いのちだいじに」で行こう。

良くある飛行ポーズ。

1弾のハイパーバズーカを持っていれば遊びの幅が広がる。

バズーカをぶっ放すポーズもしっかり取れる。

横から見ると肩の装甲がシンプルな分、ガンダムよりも自然にバズーカを担ぐ事が出来る。

量産機と侮るなかれ!装備なら負けないぞ!

おまけ。
同じ2弾にラインナップされているダブルオーガンダムのバックパックを移植して太陽炉対応型ジムを作ってみた。量産機ではツインドライブの放つ出力を扱えそうにないけど。
モビルスーツアンサンブルはこのような遊びが出来るところも面白い。

アンサンブル2弾 ジムの凄いところ

〇カメラアイのクリアパーツが綺麗。シルバーで裏打ちされている細かい塗装も嬉しい。
〇貴重な量産機枠。
〇量産機らしい造形が良く出ている。

アンサンブル2弾 ジムの残念なところ

今までに立体化されたどのジムよりも可動範囲が広く造形も良いので残念なところは存在しない。ジムが出てくれただけで大満足できる。

まとめ

立体化に恵まれない不遇な時代がジムにはあったが、モビルスーツアンサンブルでは再販を含めて同じ機体が3回も登場しているのでようやくスポットライトが当たったと言える。

ここからは裏話になるが、SDガンダムバインドやガシャポン戦士NEXT時代には開発担当者側が量産機軽視の傾向があり、ユーザーが量産機を欲しがっていると思っていなかった時期があったとイベントで担当者と直接話した友人から聞いた。量産機を欲している事は管理人も何度もアンケートに書いたと記憶しているが、量産機が良く登場するようになったのはガシャポン戦士fあたりからの事。今まで量産機をラインナップに入れてくれとアンケートに書いても、聞く耳を持たなかったのは少々引っかかるが、モビルスーツアンサンブルで量産機を入れてくれるようになった事には感謝しかない。

モビルスーツアンサンブルは2023年に担当者が変わったとアナウンスがあったが、新しい担当者の方にはこの流れは止めないで欲しいと願っています。

ガシャポンとは違うジャンルだが、30mm missionsも現在非常に盛り上がっているので、今後も量産機フィーバーは続くものと予測される。モビルスーツアンサンブルは30mm missionsと同じく改造要素が強い商品だが、量産機は自分好みにカスタマイズしやすいという利点も大きい。今後も3弾に1回は量産機を入れて欲しいものである。

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