SDガンダムワールド三国創傑伝 張飛ゴッドガンダム レビュー
三国志演義では豪快で喧嘩っ早い性格の豪傑武将として描かれる張飛。三国創傑伝の劇中でも豪胆な性格が災いとなり幾度も失敗をしており、長坂橋仁王立ちを連想させるように董卓の本拠地に続く橋を破壊してBUGの足止めに成功するも自らも落下してしまう等、ツメが甘いところが良く描かれている。今回は、そんな張飛ゴッドガンダムのレビューです。
パッケージアート、ランナー紹介
【キャラクターデータ】
名前:張飛ゴッドガンダム
演者:ゴッドガンダム
モチーフ:張飛
パッケージアートには蛇矛を構える勇ましい張飛が描かれている。演者がゴッドガンダムであり必殺技も体術である「爆熱炎翔拳」のため、槍を振るうシーンはそれほど多くない。
箱はそれほど深くはなく、劉備ユニコーンガンダムと同等程度と思われる。
箱を開けるとこんな感じ。ランナー数7枚と非常に豪華。
共通パーツであるAランナー、頭部に使うBランナー。
装飾部分のCランナー、足や胸、腕に使うDランナー。
頭部に使うEランナー、槍や足を収めたFランナー、クリアパーツのHランナー。
説明書には漫画は載っていないものの、武将の紹介と時代設定について詳細に書かれている。
張飛ゴッドガンダム
まずは素立ちポーズ。三国創傑伝やワールドヒーローズを作るたびに応もけど、BB戦士もここまで来たか、というのが素直な第一印象。ガンダム00ファーストあたりのHGシリーズはランナー3枚程度が一般的だったが、張飛ゴッドガンダムは7枚ものランナーを使い色分けをほぼ完璧に再現している。
顔の色分けも驚異的と言っても過言ではない。バンダイ恐るべし・・・。
バックパックは付いていないがクリアパーツが豪華すぎて背中もかっこいい。
三国創傑伝フォーマットなので足までしっかり可動する。
腕の可動はやや狭いが、体術ポーズはある程度決まる。
武器は三国志演義と同じく「蛇矛」
前作のSDガンダム三国伝Brave Battle Warriorsでは張飛はZガンダムが演者であったが、ゴッドガンダムに演者が変わり、より張飛らしくなった。
腕の可動域が微妙なので蛇矛を両手持ちするのは厳しいが、ギリで行ける。
蛇矛は背中にマウント可能。
燕人張飛が相手になるぜ!
「ここから先は通行止めだ!」
「蛇矛の餌食になりたい奴はかかってこい!」
「うおりゃあーーーー!!!」
蛇矛を振るう張飛。
「石破天驚!爆熱炎翔拳~!!」
トリニティバイクに乗せる事も出来る。
まとめ
7枚ものランナーを使い驚異的な色分けを再現している張飛ゴッドガンダム。劇中では抜けているところが目立ちおもしろキャラ的な立ち位置ではあったものの、物語の重要人物なので劉備や関羽と一緒に購入しておきたい。三国創傑伝は前作の三国伝と違い完全な三国志アニメではないので桃園の誓いのシーンがカットされているが、張飛は関羽の事を「兄貴」と呼ぶなど、三国志らしいところはしっかり設定に取り入れられている。
腕のクリアパーツが大振りに作られているため、可動がやや制限されてしまうが、スタイリッシュで格好が良く、色分けも良好な上に税込み660円という安さも魅力的。管理人のようにSD戦国伝時代からの古参BB戦士ファンは現代のBB戦士の出来栄えには本当に驚いてしまう。
販売情報
張飛ゴッドガンダムは単価が安いSDガンダムシリーズであることが幸いし、転売騒動に巻き込まれていない。そのため、通販にはまだまだ在庫が潤沢な様子。
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