三国創傑伝 関羽雲長νガンダム 素組みレビュー

三国創傑伝

SDガンダムワールド三国創傑伝 関羽雲長νガンダム 素組みレビュー

日本人にとって神と崇める特別な武将と言えば「孤高の軍神」こと上杉謙信だが、中国人にとっては三国志の関羽であろう。高級中華料理店行けば関羽の置物が置いてあり、文武両道で中国史に多大な影響を与えた関羽はまさに神と呼ぶにふさわしい。

今回は、三国創傑伝の人気キャラクター、関羽雲長νガンダムのレビューです。

パッケージアート、ランナー紹介

さすが神と崇められる関羽!
神々しいパッケージアートだけでも猛烈に圧倒されてしまう。SDガンダムはモビルスーツの擬人化ではあるが、このパッケージアートを三国創傑伝知らない人に見せても何となくモチーフは関羽だろう、とわかるんじゃないかな。

箱を開けるとこんな感じ。
色分けがほぼ完璧なのでシールは相変わらず少な目。

箱は8センチよりもやや低いくらい。
SDガンダムのプラモデルにしては箱はかなり深いほうである。

フレーム部分に使うAランナー。これは三国創傑伝、ワールドヒーローズ共通。

頭部や足に使う白のBランナー。

主に装飾部分に使うゴールドのCランナー。

足などに使う黒のEランナー、赤のFランナーは口部分に使うパーツのみ。1パーツで1ランナー使うという常識から外れた豪華さは相変わらず凄い。

一番目立つクリアグリーンのGランナー。こちらは武器や頭部に使う。

シールは目やメインカメラの色を補うために使う。

説明書も関羽の絵に圧倒されてしまうほど迫力がある。

今回は漫画が無い代わりに桃園の誓いの絵が載っている。

日本人は桜の花の下で誓いを立てたりするが、美しく淡いピンクの花びらは世界共通でたくさんの人を魅了するのであろう。サクラ、桃、梅、あんず等の花には何か特別な力があるのかもしれない。

なんと、頭部のみで5色も使っており、超豪華な雰囲気になっている。

関羽雲長νガンダム

まずは素立ちポーズ。
肩のマークの色は足りていないが、ランナー6枚も使っているだけあって、色分けはこの時点で完全と言っても過言ではない。

髭がある分より武将らしい顔つきに見える。

肩の鎧もドラゴンの顔をモチーフとしておりかっこいい。

肩鎧は左右非対称になっており、ドラゴンの顔と口になっている。肩鎧は劉備ユニコーンガンダムの武器を強化することも出来る。

背中もクリアパーツが多く使われているおかげで見栄えが良い。

付属品は青龍偃月刀。三国志演義と全く同じ名前となっている。

武器はクリアグリーン一色なのでやや寂しいが、その分造形が派手になっている。

ギリで両手持ちも行ける。

劉備、張飛との連動

「我ら、生まれし時は違えども、死すべき時は同じと誓う!」

関羽と張飛の肩パーツを劉備の武器に取り付けて強化形態にすることが出来る。

前作の三国伝にも登場した三位一体のような技になっている。

ちなみに、腕は共通規格なので前作の三位一体のような感じにする事も出来る。

「剣よ、我が正義をその身に宿せ!」

「龍帝剣、覚醒!」

前作の武器はギリで持つことが出来るが、少し規格が違うらしく、持ち手はかなりきつい。

余談だが、同じゴールドでも塗料によって色合いが全然違う。スプレー塗装のみであるが、製作から10年以上経過しているが、色は退色していない。

深緑の神将、関羽雲長降臨!

それではバトルポーズに入ります。

「我が名は関雲長。武芸百般の将なるぞ!」

「龍牙蒼月演舞!!」

必殺技の龍牙蒼月演舞が発動すると如意棒のように青龍偃月刀が大きくなり周囲を薙ぎ払う。ただでさえ強烈な破壊力を持つ青龍偃月刀を巨大化させることが出来る武将とは戦いたくはないと思ってしまう。

「我が一撃、迷いはないぞ!」

雰囲気はまさに軍神。上杉謙信と並び神と崇められるのもうなずける。

「薙ぎ払う!」

「そこをどけ!拙者の勢いはだれにも止められぬ。」

軍神の背中。
クリアパーツが多い分、やっぱり背中もかっこいい。

まとめ

呂布と並び最強武将に数えられる関羽。
劉備、関羽、張飛は三国志を語る上では外す事は出来ない存在なので、出来る限り揃えておきたい。

キットとして見ると、ランナーを6枚も使う豪華さは相変わらずで、青龍偃月刀を構える時に肩鎧が干渉しないようにボールジョイントで動くようになっているなどの配慮も嬉しい。三国創傑伝のキットは全国の売り場に潤沢に在庫があるが、今年あたりを境に減ってくる可能性が高そうなので、まだ入手していない人は今年が入手のラストチャンスになるかもしれない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました