30MMは本当に30分で完成できるのか?製作時間を徹底検証

遊び

30 MINUTES MISSIONSは本当に30分で完成できるのか?

オリジナルの量産機を作り出せ、というコンセプトの元、アルトを皮切りにプラモデル界にさっそうと現れた30 MINUTES MISSIONS。「時間を忘れて楽しむ30分」というサブタイトルが付けられており、1/144スケールに相当するプラモデルを30分で組み立てることが出来るという、製作時間が30分という事を全面的に押し出している。

果たして、リアルタイプのプラモデルを本当に30分で作ることが出来るのでしょうか?当サイトではプラモデルのレビューはSD専門なので今回はレビューではなく、検証記事となっています。

30 MINUTES MISSIONSとは

30 MINUTES MISSIONSはバンダイオリジナルのロボットプラモデル。30分で制作できるように構造やランナー配置が工夫されており、その気になれば誰でも簡単に作る事が出来る。30 MINUTES MISSIONSのコンセプトは「量産機」。シンプルな量産機を組み立て、様々な別売りオプションセットを使い個性を引き出していくという組み換え遊びを強く意識したシリーズとなっている。

今回制作するアルトはガンダムで言うところのジムやジェノアスのような連邦軍が運用する量産機のようなイメージで、様々なカラーバリエーションが存在している。カラー豊富なので塗装をしなくても自分のイメージカラーに近い量産機を作る事が出来る。

派生プラモデルに可愛い女の子をプラモデル化した30 MINUTES SISTERS、ナイト等ファンタジー要素を強く意識した30 MINUTES FANTASY(2024年発売予定)がある。

30 MINUTES MISSIONSは本当に30分で出来るのか?

検証に入る前に管理人のスペックを紹介します。

プラモデル歴:20年以上(ガンプラ専門)
主に作るシリーズ:BB戦士、HG、MG
30MM歴:フォレスティエリ02、エグザビークル(戦闘機)

30MMは何となく2つ作った程度なのでほぼ素人です。

箱を開けるとこんな感じ。機体の大半がAランナーに集中しており、多色成型になっている。

フレームと武器のランナーとポリキャップ。

説明書はHGシリーズと同じ大きさ。

それでは、30分しっかり測って制作を開始します。
オペレーション、スタート!!

説明書は最新のSDガンダムワールドヒーローズのように直感的に作れるように記述が工夫されており、主なパーツはすべてAランナーにまとめられているので非常に作りやすい、というのが第一印象。手足や胸など、各ブロックを作るのに5分くらいが平均。

手足などの主要ブロックを作り上げたところで30分が経過。

ここで審判のホイッスル!!

とりあえず作ったブロックを組み上げて人型にしてみた。主要部分は30分で作れたが、武器や支援メカ、バックパック回りなどは30分で作る事が出来なかった。

武器と支援メカ、バックパックを作り完成。かかった時間の概算は35分程度でした。

SDガンダム三国伝シリーズ、システムウェポンは転用可能。

動きも非常に良く遊べる。

両手持ちも余裕。最新フォーマットのHGと比較すると、ポリキャップを使っている分、可動範囲はHGにやや劣る。

まとめ

今回の検証では、30分以内に完成させることは出来なかったものの、35分で完成させることが出来た。35MINUTES MISSIONSにはなってしまったが、他の機体もランナー配置はほとんど同じと予測されるので、慣れてくれば30分で作る事は十分可能というのが結論です。

2019年に始まった30 MINUTES MISSIONSは派生プラモデル展開やアーマードコアやアイドルマスターとのコラボレーションを実現させるなど、積極的なプロモーションを行っており、人気も非常に高い。組み換えを全面的に押し出した食玩のアニマギアに通じるものがあり、本格的なプラモデルでありながら製作時間が少なく自分オリジナルのカスタマイズも出来るので、非常に遊べるプラモデルとなっている。

検証の結論は慣れれば30分で作れる、という事が分かりました。

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