MOBILE SUIT ENSEMBLE28レビュー マイティーストライクフリーダムガンダム編
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM後半に登場したマイティーストライクフリーダムガンダム。
神のごとき美しさと想像を絶する破壊力を併せ持つ機体デザインに魅了された人は多かったのではないでしょうか。マイフリはHG版を皮切りにクロスシルエットやコンバージ、モビリティジョイント、そして来年1月に発売を予定しているGフレームFAなど、非常に多くのシリーズで立体化を勝ち取って来た。そんなマイフリがモビルスーツアンサンブルに満を持して登場しました。
【モビルスーツアンサンブル28弾ラインナップ】
・ストライクフリーダムガンダム弐式
・プラウドディフェンダー
・シャア専用ゲルググ
・グエル専用ディランザ
・ディランザ
・武器セット
ストライクフリーダムガンダム弐式
【機体データ】
形式番号:ZGMF/A-262B
機体名:ストライクフリーダム弐式
パイロット:キラ・ヤマト
登場作品:機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
まずは素立ちポーズ。
EX版のストフリと比較するとスーパードラグーンシステムの射出ギミックがオミットされており、バックパックもやや小ぶり。
とは言っても色分けはEXに匹敵し、造形も良い。何よりストフリが500円で手に入るというのは非常に大きなメリットと言える。
関節パーツの色はEXと比較すると少々薄め。
バックパックは小ぶりだが、4枚羽根はしっかり可動するようになっている。
小さくてもしっかり動くのが本当に嬉しい。これで500円と言うのはコスパが良すぎるので、アンサンブルのファンであれば必ず入手しておきたい。
もちろんこのようにスーパードラグーンを展開させることも出来る。
そして、通常弾ではオミットされがちなレールガンも前弾のライジングフリーダムガンダムと同じく展開可能となっている。
付属品は高エネルギービームライフル。
高エネルギービームライフルには連結ギミックはないものの、厚みはしっかりある。
肉抜きが無いのが嬉しい。
プラウドディフェンダー
プラウドディフェンダーはややボリューム不足に見えるが、フツノミタマがしっかり色分けされているのが嬉しいところ。
もちろん展開状態も再現可能。
プラウドディフェンダーの上に乗る事も余裕。
マイティーストライクフリーダムガンダム
プラウドディフェンダーとストライクフリーダムガンダム弐式を合体させると念願のマイフリが完成する。
展開状態にすると本当に神々しい。これがカプセルトイとはちょっと思えないよね。
フツノミタマを装備。肩が大きいので他の機体と比べると可動域が少々悪いが、これは造形を最優先したためだろうと思うので仕方がない。
ストライクフリーダムガンダム弐式の時よりバックパックが大型化している分非常に豪華に感じる。
武器セット
マイフリ用の武器セットはビームシールド、ビームサーベル、連結ビームサーベル、連結高エネルギービームライフル。
まずは連結ビームライフル。両方からビーム刃が出ているので扱いが難しそうだが、超常的な機動力を活かした斬撃は複数の敵を薙ぎ払う破壊力があった。
SEEDシリーズは射撃が多いのであまり近接戦闘のイメージはないが、ビームサーベルはいつもの汎用のものではなく、専用の柄になっている。
そして、ビームシールド。少々外れやすいのが難点だが、通常弾でこれを入れてくれるのはとても嬉しい。
最後は連結ビームライフル。かなり長いので少々ポージングがきつい。
二千年、若しくは二万年後の君へ
「システム、オンライン。フリーダム、射出準備完了。」
「フリーダム、キラ・ヤマト、行きます!」
生めよ、増やせよと大地に満ちて、鋼鉄の鳥を空へ放った。
自由は紅蓮の弓矢となって、何度も繰り返す。
「プラウドディフェンダーの使用を承認します。」
投げ返す石を捨てられずにいる、臆病な人類(俺たち)が見上げた空。
「なぜ、分かり合う事が出来ないんだ!?」
流星に似た冥府の弓矢、歴史は繰り返す・・・。
劇場版のラストシーン風。
アンサンブル28弾 ストライクフリーダムガンダム弐式の凄いところ
〇簡易的とは言え、スーパードラグーンが可動する。
〇レールガンが展開可能。
〇プラウドディフェンダーと合わせて1000円、武器セットを入れても1500円で手のひらサイズのマイフリが手に入る。
〇フツノミタマの塗装が綺麗。
〇武器セットなしでも高エネルギービームライフルが2丁付属する。
なお、マイフリの良いところは多数あるが、残念ポイントは1つも存在しない。強いて言うのであればスーパードラグーンが小さい上に射出ギミックがオミットされていた事だが、500円にそこまで求めるのは無粋と言うものでしょう。
まとめ
本来であればプレミアムバンダイでEXとして発売されてもおかしくないマイフリ。
ストライクフリーダムガンダム弐式、プラウドディフェンダー、武器セットの3つを揃えて本領発揮なので、すべて揃えられるかは運と資金力次第と言うところはあるが、これだけの満足感がある商品であれば多少の鬼回しになったとしても高いとは思わないだろう。今弾のメインを飾るマイフリはモビルスーツアンサンブル全体を通しても非常に出来が良く、名作に入るのは間違いない。数年後、アンサンブルが40弾目くらいを迎える時には超プレミア価格となり、再版を望む声がSNSには溢れる事が容易に予測される。
販売情報
コメント
アンサンブル…続きますかね…
続報が全然無いのが不安すぎるんですよね。
まだまだ続いて欲しい
9弾、10弾の再販と復讐のレクイエムより2機の発売は決まってますが、これ以上の情報は今のところありませんね。
うまく再販で繋いで続けて欲しいですね