MOBILE SUIT ENSEMBLE08レビュー ヘビーガン編
数々の戦場で大きな戦果を挙げて来た地球連邦軍の名機ジェガンの後継機であるヘビーガン。従来の機体よりも小型化され小回りが効くように配慮されているが、F91の時代には既に旧式機体となっており、さらに小型のデナン・ゲーに劣る戦力しかなく、映像作品ではやや不遇の機体となっている。
そんなヘビーガンはモビルスーツアンサンブルでは数々の武器セットが付属し、小型機ながら超武装が可能であり、改造素体としても優秀なので改造派の人は複数揃えておきたい。
【モビルスーツアンサンブル08弾ラインナップ】
・ガンダムF91
・ヘビーガン
・ハイゼンスレイⅡ
・フルドドⅡ
・武器セット
ヘビーガン
【機体データ】
形式番号:RGM-109
機体名:HEAVY-GUN
パイロット:連邦兵
登場作品:機動戦士ガンダムF91、他
前回登場:初立体化
カプセル色:黄
まずは素立ちポーズ。
機動戦士ガンダムF91上映から20年以上経過し、ようやくカプセルトイとして立体化を勝ち取ることが出来た。
バイザーはクリアパーツになっている。
余談だが、管理人の父親が映画好きな人で、本当に小さい頃から映画館に良く足を運んでいた。小学校低学年にしてほぼ完璧に字幕を読め、洋画を楽しめる子供に成長したのは父のおかげだろう。当然F91もリアルタイムで連れて行ってもらったのは良い思い出である。
足のバーニアンは別パーツになっている。色分けは嬉しいが取れやすいのが難点なので、こだわりが無い場合は接着推奨。
背中は量産機らしくさっぱりしている。
付属品はビームライフルとシールド。
謎の穴は気になるが、シールドは塗装されている。
ビームライフルも造形が良い。
こうして正面から見ると無骨な量産機と言うイメージがとても良い。ハンドグレネードは一体型のため取れないが、造形はとても良い。
ヘビーガン重装攻撃型(武器セット)
ヘビーガン用の武器セットはなんと5つもある。
まずは一番大きなパーツである2連装電磁レールガン。
レールガン(電磁砲)と言う割にはガトリングのような形状をしている。
続いて左肩に装備する9連装ミサイルポッド。
右手に装備するダブルビームガン。
そして、グレネードランチャー。
最後はバズーカ。綺麗に担げるがミサイルポッドが邪魔になるので装備時は取り外しておこう。
すべてを装備させて重装攻撃型が完成。まさにアンサンブル!
クラクラ
それでは、バトルポーズに入ります。
モビルスーツ、発進スタンバイ。
「ヘビーガン、出るぞ!」
哀しくなどないけど、こんなんじゃまだ100%はわからない。
もう不安など消してしまえたら良いと願って望んで憂い。
そのカーテンが翻ったなら理想と現実揺らぐんだ。クラクラ!
「うわー!」
バグの集中攻撃を受けるヘビーガン。
崩壊したヘビーガン。
アンサンブル8弾 ヘビーガンの凄いところ
〇造形、色分け共に良好。
〇武器セットを当てれ重装攻撃型を再現可能。
〇改造素体に最適。
アンサンブル8弾 ヘビーガンの残念なところ
×少々大きい。
アンサンブルの最大の利点は大型化なので残念ポイントとは言えないが、過去、ガシャポン戦士NEXTなど、カプセルトイに登場したF91はなぜがぽっちゃり体型で出る事が多かったので細身の機体はナドレ級に細く作って欲しいというイメージはあるが、SDアレンジなのでそこまで求めてはいけないだろう。
まとめ
カプセルトイで念願の立体化を勝ち取ったヘビーガン。
アンサンブルならではの遊びである改造素体として非常に優秀で、武器セットを使えば重奏(アンサンブル)を体現できる機体となっているので、機動戦士ガンダムF91という名前しか知らないという若い世代のファンにもぜひ手に取ってもらいたい。重装攻撃型への換装はそれほど手間がかからないが、量産機なのでやはり複数欲しくなってしまう。アンサンブルのヘビーユーザーであれば通常版と重装攻撃型の両方をF91と一緒に飾っておきたい。
モビルスーツアンサンブル40弾あたりの遠い未来、デナン・ゲーやビギナ・ギナなどがラインナップされることを願っています。
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