MOBILITY JOINT GUNDAM VOL.6レビュー　ストライクガンダム編

モビリティジョイントガンダム6弾のメインを飾るストライクガンダム。
ストライクガンダムはG兵器の中でも特殊な機体で、ストライカーパックを換装することで様々な戦場に対応することが出来る。2種類のEXパーツを使う事で、劇中に登場した3種類のストライカーパック装備形態を再現するとができ、もちろん全ストライカーパックを装備したパーフェクトストライクガンダムを作る事も出来る。

ストライクガンダムは非常に人気の高い機体なので様々なシリーズで立体化を果たしているが、モビリティジョイントでも3つのストライカーパックを引っ提げて堂々の参戦となった。

【機体データ】
形式番号：GAT-X105
機体名：ストライクガンダム
パイロット：キラ・ヤマト
登場作品：機動戦士ガンダムSEED
前回登場：モビルスーツアンサンブル10

ストライクガンダム

ストライクガンダム本体はストライクルージュのカラバリだが、EXパーツにはエールストライカーとソードストライカーの2種類が入っている。I.W.S.Pに入っていたランチャーストライカーを使う事で3種類の戦闘形態を再現することが出来るようになっている。

箱を開けるとこんな感じ。
ストライクルージュとほとんど同じ構成。

別添パーツは頭部、胸部パーツとシールド。

造形は良いものの色は足りておらず、旧HGストライクガンダム程度の色分けとなる。

造形は旧HGストライクガンダムよりも良い。

造形についてはストライクルージュと全く同じ。

付属品もストライクルージュと同じくシールドとビームライフル。

ライフルはEXパーツに入れて機体本体にはアーマーシュナイダーを付けて欲しかった。

動きはとても良い。

広い可動域を活かしてシールドで防御しているようなポーズも楽々取れる。

EXパーツ

エールストライカーとソードストライカーがセットになっており、EXパーツにしては非常にボリュームがある。

組み立てるとこんな感じ。エールストライカーはパーフェクトストライク用のパーツに換装させることもできる。

エールストライクガンダム

劇中で最も登場回数が多かったエールストライクガンダム。大型のフライトユニットを装備することにより、機動性の向上と宇宙空間で安定した運用が可能となった。

ガンダムSEEDのオープニングに登場するのもエールストライクガンダムなので、一番見慣れた戦闘形態と言える。

大型のバックパックを装備するのでやや不安定になるが、自立は十分可能。

通常のストライクガンダムと比較すると、背中が一気に豪華になった。

やっぱりエールストライクガンダムはビームライフルを構える姿が一番似合う。

ソードストライクガンダム

ストライクガンダム用EXパーツに付属するソードストライカー。

近接戦闘に特化したソードストライクガンダム。

15.78mm対艦刀シュベルトゲベールが大振りに作られているので、非常に見栄えが派手になる。

ビームブーメランを抜くことが出来ないのはやや残念。

ストライクルージュの対艦刀を「剣」と呼ぶのであれば、15.78mm対艦刀シュベルトゲベールは「大剣」と呼んだ方が良いだろう。

剣を振るうポーズも綺麗に決まる。

ランチャーストライクガンダム

ストライクルージュに入っていたランチャーストライカー。

砲撃戦特化型のストライカーパックであり、320mm超高インパルス砲アグニの破壊力は凄まじいものがあり、一撃でコロニーに穴をあけるほどであった。

モビリティジョイントは火器を構えるポーズが得意なので、アグニを綺麗に抱える事が出来る。

逆から見ると、綺麗に脇に挟んでいるのが良くわかる。

パーフェクトストライクガンダム

そして、お待ちかねのパーフェクトストライクガンダム。

細身のストライクガンダムが一気にマッチョな雰囲気に変わった。

左右非対称の姿が非常に印象的でかっこいい。

対艦刀とアグニを同時装備すれば悪役も真っ青なデストロイヤーというイメージになる。

まさに超武装と言った感じで、どちらかと言えばモビルスーツアンサンブルがこういうの得意そう。

オリジナル機とコピー機。コピー機であるストライクルージュの方が色のせいか、I.W.S.Pのせいか、派手に見えてしまう。

悪魔の子

それではバトルポーズに入ります。

「システム、オンライン。ストライク、発進準備完了。」

「エールストライカーパック、接続完了。ストライク、発進どうぞ！」

「ストライク、キラ・ヤマト、出ます！」

「こんな戦いに何の意味があるというんだ！？」

ソードストライクガンダムへ換装。

「削ぎ落す！」

対艦刀を容赦なく振るうソードストライクガンダム。

世界は残酷だ。それでも君を愛すよ。

正しさとは、自分の事、強く信じる事だ。

正義の裏、犠牲の中、心には悪魔の子。

戦争に疲弊して黄昏るキラ・ヤマト。

まとめ

ストライクガンダム本体と2種類のEXパーツを使用して3種類の戦闘形態を再現することができ、さらに超武装のパーフェクトストライクガンダムを作る事も可能であり、非常に楽しいキットとなっている。ストライクガンダムは今弾のメインにふさわしく、とても派手で見栄えが良いので、ぜひあなたの手でパーフェクトストライクガンダムを完成させてみてほしい。

強いて欠点を言うのであれば、換装が面倒なので、お金が許すのであればストライクガンダムとEXパーツを2個購入し装備固定で飾っておきたいところ。

現在、ガンダムSEEDの劇場版が絶賛上映中なので、ライジングフリーダムなどの立体化にも期待したい。