ミニミニカードダス円卓の騎士編 レビュー
ミニミニカードダスの復刻は第1弾のSDガンダム外伝騎士ガンダム編、第2弾のドラゴンボールに続く3弾目。過去に発売されたものの単なる復刻ではなく、カードダス筐体は完全新規造形になっており、カードも少し大型化しているので復刻ではあるものの、令和時代のガチャガチャブームにふさわしいパワーアップ版となっている。
それでは、レビューに入ります。
ミニミニカードダス円卓の騎士編 ラインナップおさらい
【ミニミニカードダス 円卓の騎士編】
ヴァトラスの剣A
ヴァトラスの剣B
流星の騎士団C
流星の騎士団D
キングガンダムE
キングガンダムF
円卓の騎士G
円卓の騎士H
騎士ガンダム編と同じくラインナップは8種類で、ヴァトラスの剣、流星の騎士団、キングガンダム、円卓の騎士よりそれぞれ2種類ずつラインナップされている。1回500円とモビルスーツアンサンブル等の商品と同等金額ではあるものの、過去に発売されたミニミニカードダスと違い筐体とカードが必ずセットになっている。
カプセル色については下記記事を参照してください。
ミニミニカードダス 円卓の騎士編 レビュー
それではカプセルを開封していきます。
セット内容はミニミニカードダス筐体、装飾用シール、ノーマルカード10枚、レアカード2枚。騎士ガンダム、ドラゴンボールと比較するとカードが12枚になっており2倍に増えた。
筐体そのものは過去弾と比較しても変化なし。シールとカードが違うだけと思っていいただいて良い。
分解してみたが、内部構造も前弾のものと同じ様子。
昔のミニミニカードダスはバネがむき出しの状態でローラーも簡易的なものだったが、令和版は500円商品なだけあり作りが頑丈になっている。
昔のミニミニカードダスの24枚には追い付いていないが、ノーマルカードが10枚に増えた。
レアカードも2枚に増えている。
今回も裏面までしっかり作り込まれている。
カードを装填するとこんな感じになる。説明書にも書いてあるが、12枚一気に入れるのは難しいため何回かに分けれ入れてあげると良いだろ。
シールを貼り総称すると一気に雰囲気が出る。
プラモデルに使われるホイルシールのように強度がそれほどないシールであることが予測されるのでしっかり保管しないとシールが剥げてしまう事が予測される。
連結ギミックはないが、上に筐体を乗せる事くらいはできる・
2つ重ねるとガシャポンクエストやアクアシューターズと言った8センチフィギュアにぴったりの高さになる。
ガシャポンクエストなどの8センチフィギュアを持っている人には特におすすめで、このような情景セット的な小物があると遊びの幅が広がること間違いなし。
デスクトップアーミーにも持たせることはできるが、持ち手が小さいのでかなり強引に入れないと持たせることが出来ない。強引に持たせるとカードに跡がついてしまうので、あまりデスクトップアーミーには持たせない方が良いかもしれない。
限界突破
旧ミニミニカードダスには48枚入れてもまだ余裕があったが、令和版はどうでしょうか?カードの枚数も増えたので、筐体に何枚カードをセットできるか検証してみました。
結果は写真のように上までパンパンに入れて19枚という結果でした。19枚入れても一応回す事は出来るがセットするのが大変な上にリスクがあるのでやはり12枚くらいが一番バランスが良い様子。旧ミニミニカードダスにカードを大量セットできたのはバネがむき出しの簡素な造りである上にカードが小さかったからと予測される。
保管方法
ミニミニカードダスのシールはそれほど強度が高いものではないため、しっかり保管しておかないと簡単に劣化することが予測される。劣化を防ぐためにチャック付き袋に保管し、普段は押し入れなど日光が入らない場所に置いておくと良いだろう。
カードはセットしたままだと跡が付く可能性があるので、保管時は筐体から取り外しておき、カードと筐体は別々に保管する方法がおすすめです。
筐体からカードを取り出す場合、すべて回し切るのも良いが、ローラーを逆回転させれば一気に全部取ることが出来る。
まとめ
怒涛の復活を見せるミニミニカードダス。
筐体を完成させればあとはシールとカードのバリエーションで複数の商品を展開できるというバンダイの思惑もあるのだろうが、それはユーザーにとっても望むところなので完全に利害が一致している商品と言える。ミニチュアが好きな人や、旧ミニミニカードダスで遊んだ30代から40代をターゲットとした商品ではあるが、作りがしっかりしている上にお洒落なので若い人や女性にもお勧めです。
ミニチュア筐体から小さなカードが出てくる様はまさにエモく、カプセルトイ商品のため小さく場所を取らないのでこういう小物が部屋に1つくらいあっても面白いでしょう。若い世代や女性は騎士ガンダムなんて全然知らないと思うが、インテリアとして部屋を飾るのも面白いでしょう。
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