ガチャのガチャ。わくわくサプライズ レビュー
タカラトミーアーツのカプセルトイ筐体であるガチャツーイージーをそのまま小さくしたカプセルトイ、ガチャのガチャに新バージョンが登場しました。300円以上が当たり前となったカプセルトイ市場に於いて、200円をキープしてくれているのはとても有難い。
それでは、レビューに入っていきます。
「ガチャ」とは何か?
ガチャのガチャ。のディスプレイ台紙に「カプセル玩具でガチャと呼べるのはタカラトミーアーツだけ」と書かれているが、これは商標登録の事を意味し、タカラトミーアーツは1996年にカプセルトイの商標として「ガチャ」を登録し認可されている。(登録番号4106448号)
タカラトミーアーツと双璧をなすメーカー、バンダイは「ガシャポン」「ガチャガチャ」と言う名前で商標を登録してているので、カプセルトイに「ガチャ」という言葉を使えるのはタカラトミーアーツだけ、という事になる。
特許検索をすると、商標登録番号4106448号はカタカナのガチャとローマ字のGACHAの2つの登録がある様子でした。同じカプセルトイでも商標登録の問題で言い方に違いがあるというだけの事ではあるが、無駄知恵として覚えておくと良いだろう。
ガチャのガチャ。わくわくサプライズ ラインナップ紹介
【ガチャのガチャ。わくわくサプライズ ラインナップ】
・ホワイトA
・ホワイトB
・ホワイトC
・長年店頭で愛されたホワイト
・イエロー
商品内容はすべて同じで色が違うだけのカラバリではあるものの、「長年店頭で愛されたホワイト」というやや色あせた感じの筐体がラインナップされている。かなり攻めたカラバリだが、こういう遊び心のあるラインナップはとても面白い。
ガチャのガチャ。わくわくサプライズ レビュー
セット内容は筐体本体、カプセル6個、シールとディスプレイ台紙2枚、連結パーツとカプセルを取り出す棒。筐体の造形がとても良い上にカプセルが6つもついて200円は破格の安さと言える。
カプセルはとても小さいながら、しっかりカプセルの形になっている。
筐体の造形はとても良い。こちらは一番のあたりと言っても過言ではない長年店頭で愛されたホワイト。本格的なウェザリング塗装ではないが、色あせた雰囲気が出ている。
ディスプレイ台紙を入れるために中央のクリアパーツは取れるようになっている。
ハンドルはきっちり回り、カプセルが出てくるようになっている。
台紙を入れるとぐっとガチャ筐体らしくなる。
付属するシールをすべて貼るとこのようになる。細かいところまで再現されており、ミニチュアとしての完成度も高い。
カプセルは上の穴から入れるようになっている。
写真では分かりにくいが、横から見るとカプセルが入っているのが分かる。
ハンドルを回すと小さなカプセルが出てきた。取り出し棒を使わないとカプセルを取り出す事が出来ないのが玉にきずだが、筐体の造形が良い上に200円と言う良心的な値段設定なので、良いところが弱点を凌駕している。
タカラトミーアーツのこのシリーズの伝統とも言える連結ギミックもしっかり搭載している。
上下に連結パーツを組み込むことによりがっちり連結を保持することが出来る。
連結させてみると、通常のホワイトと長年店頭で愛されたホワイトの差がはっきりとわかる。
上下に積む連結も可能。
前回レビューしたミニミニカードダスと同じく、8センチフィギュアと組み合わせると雰囲気が出る。
まとめ
金額が200円と良心的ではあるが、回すとカプセルが出るギミックや連結ギミックを搭載している上に造形も本格的なミニチュアガチャ筐体であるガチャのガチャは部屋に飾ってもお洒落で8センチフィギュアと組み合わせて遊ぶ玩具としても優秀なので購入して損はないでしょう。
8センチフィギュアのオーナーやジオラマ職人、ホビー写真好きには特にお勧めできるので、カプセルトイ売り場で見かけたらぜひ入手してみてください。
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