5分でわかるSDガンダム外伝 ラクロアの勇者編
プレミアムバンダイで発売されたSDガンダム外伝スペリオルドラゴンエディションが届いたので、SDガンダム外伝のストーリーと一緒にカードダスで振り返っていきます。今回のレビューは、すべての始まりであるラクロアの勇者編をお届けます。
限定書下ろし含む、カード40枚入りで6600円。
記憶喪失の男
彼は美しい湖畔で目覚めた。正義感が強く勇ましい青年の名はガンダム。
しかし、彼はなぜここにいるのか？自分は誰なのかを全然思い出せずにいた。そんな中、湖畔に女性の悲鳴がこだまする。急いで駆けつけると異形の化け物に襲われる女の子の姿があった。すぐさま割って入り化け物を倒すと、女性はある大国の姫であると身分を打ち明ける。
ナイトガンダム、出立
姫の導きで「ラクロア」という国にたどり着いたガンダム。姫を助けた功績を称え、「騎士」の称号を授かり、騎士ガンダムと名乗る事を許される。
同時にガンダムは現在の世界情勢について王様から聞かされる。
魔王を名乗る謎の男が突如現れ世界を蹂躙し、瞬く間に世界は混とんに支配されてしまった事を知らされ、さらにその魔王もガンダムという名前を名乗っている事も教えてもらった。
根っから勇者であるガンダムは世界を救うため、そして、同じ名を持つ魔王に会えば記憶喪失の自分のルーツわかるかもしれないという2つの思惑を胸に、彼は魔王討伐へ向かうのであった。
城の戦士ガンキャノン、そして城の僧侶ガンダンクを仲間としてガンダムはラクロアを出立。
魔王との対峙
魔王の側近を騎士ガンダムの仲間が抑え、ついに魔王の間へと足を踏み入れる。
そこで待ち構えていたサタンガンダムと対話をするも、魔王は粗暴で残虐な極悪人を絵に描いたような人物でありまるで会話にもならない。同じガンダムという名ではあるものの、性格は善と悪という相反するものであった。
戦いは一進一退で続くが騎士ガンダムの「正義」の信念が上回り魔王サタンガンダムに正義の一撃を入れる事に成功する。
サタンガンダム、恐怖の正体
追い詰められたサタンガンダムは自らの本性を開放する。
サタンガンダムは異形のモンスターへと姿を変え、再び騎士ガンダムに襲い掛かる。先ほど対峙していたサタンガンダムはまだ魔王の威厳のようなプライドを感じたが、ブラックドラゴンと名乗った醜悪なモンスターはただの破壊者そのもの。一気に形成がが逆転しピンチに陥る騎士ガンダムだが、旅の道中で見つけた石板が光を放つ。
石板が真の勇者を選んだと言うのか！？
ブラックドラゴンの猛攻撃で大きなダメージを追い、苦しむ中、光輝く石板に刻まれた呪文を騎士ガンダムは唱える。
「オーノホ・ティムサコ・タラーキー！」
呪文を唱えると、騎士ガンダムは不思議な武器防具を纏っていた。その武具の名は「炎の剣」「霞の鎧」「力の盾」。これはラクロア王国に伝わる3種の神器と呼ばれ、装備したものに無限の力を与えるという。
悲しき魔王、炎に散る
想像を絶する死闘を繰り広げる両者だが、ついに決着の時が来る。
互角の戦いを続ける中、正義の信念を絶やさない勇者騎士ガンダム。魔王の暴力を払いのけ、炎の剣の一振りが魔王の体に突き刺さる。
「これで勝ったと思うなよ！」
意味深な言葉を残し魔王は炎の中に沈んで行った。
伝説に謳われる炎の剣とともに。
死闘を制した騎士ガンダムは仲間たちとラクロア王国に凱旋し、大団円を迎えるはずであったが、騎士ガンダムとそのパーティーがラクロアに帰り着いた時、驚愕の光景を目の当たりにすることとなる。
次回を待て！
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