アニマギアDE05レビュー4 サクラギア絆編
一番有名なアニマギアと言えば、無印6弾で初登場したサクラギアだろう。
オリジナルロボット食玩というジャンルの中で女の子型プラモデル、いわゆる美プラのようなものが出るのは極めて異例な事である上に、原作小説ではヒロインの紅葉サクラがとんでもないシリアスな展開を見せ、さらに転売ヤーに狩り尽くされてしまい、プレミアムバンダイでサクラギアとサクラギア絶が転売ヤー対策として販売されるという3つのイレギュラーが重なったというのが、サクラギアがここまで有名になった経緯である。
そんなサクラギアが最終弾で堂々復活を遂げました。
パッケージアート&ランナー紹介
【機体データ】
機体名:リンカーサクラギア
愛称:サクラギア絆
【機体列伝】
ヒロインの紅葉サクラの希望により開発されたアニマギア。その形状は前大戦のサクラギアをベースとしており、太刀を追加装備することで戦闘能力も向上している。
抜刀ポーズがかっこいい!太刀を構える姿も女流剣士という感じで強そうですね。
裏面にはいつもの完成写真と、サクラギア結とのツーショットが描かれている。
ボーンフレームの形状は、無印6弾のサクラギアと同じく足を直接接続するタイプ。
ランナーは一般的なアニマギアと同じく、ボーンフレーム3枚、ニックカウル3枚で構成されている。
サクラギアの凄い点は、ニックカウルパーツの一部がピンクに塗装されている事。アニマギアは基本的にフレームとカウルの2色で構成されているのだが、サクラギアは髪パーツがピンクに塗装されているのは嬉しい。
別添パーツは頭部と太刀。
ボーンフレーム
サクラギアは女の子タイプという事もあり、一部ニックカウルを直接装着してより細身の女性らしいラインを表現している。
腕が細いのでやや可動範囲が狭いのが難点。
ニックカウル装着 完成編
鎧の形状が中国風で、まるで三国志の軍師のよう。
「お前ら、剣を抜け!」
太刀はかなり長く存在感がある。
ポニーテールは可動式で、フレーム部を含めて6パーツも使っている。
闇を断ち切る孤高の女剣士 リンカーサクラギア、出撃!
黄昏ポーズ。
可愛い!
箱絵のように腰からの抜刀は手の関節を延長しない限りできないが、背中に背負う感じに変更すると抜刀ポーズもしっかり決まる。
リンカーサクラギア、作戦を開始する。
総員、第一種戦闘配備!
斬撃ポーズ。目標を破壊する!
進撃の巨人のリヴァイ兵長持ち。
余談だが、太刀は左右に装備できるので、同じキットを2つ買えば双剣にすることもできる。
まとめ
無印6弾時に転売問題が表面化した対策なのか、今回はアソート率がすべて均一となっており前回ほどの騒ぎにはならなかったが、それでも発売当初はメルカリで高額出品が目立った。しかし、今回はレアアソートではないので探せば手に入る状況がしばらく続き、前回ほど転売が過熱する事はなかった。
女の子タイプなので改造には不向きだが、この金額でこのクオリティのキットが手に入ると思うと、大満足と言える。
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