30 MINUTES FANTASY ローザンファイター 素組みレビュー
リーベルファイターに続き、ローザン帝国のタンク職であるローザンファイターが2024年12月に発売となり、発売初日の家電量販店などのプラモデル販売店は開店前から行列を作り、大いに盛り上がった。30MM系はガンプラと違い何度も再販がかかっている上に単価が安いため転売には不向きなのか、ゼウスシルエットの時みたいに開店ダッシュのような悪質な人物はいなかった。
それでは、レビューに入っていきます。
パッケージアート、ランナー紹介
漆黒の鎧をまとった屈強な戦士と言うイメージでとてもかっこいい。
箱を開けるとこんな感じ。
ガンプラのMG程度のランナー数だが、30MMシリーズはとても作りやすいのでランナー数が多いからと言ってそれほどビビる必要はない。
箱の大きさは8センチ強くらいなのでそれほど深くはない。
ジョイントパーツが収められているAランナー。
Bランナーは主に腰回りや腕に使う。
足回りに使うCランナー。
上半身のパーツが収められているD1ランナー。
D2ランナーは腕回りと手首に使う。
G1ランナーは主に鎧。
G1-1ランナーは頭部や上半身回りのパーツが収められている。
足首などに使うE1、E2ランナー。
F2、F3ランナーは1パーツしかないのにランナーを使う豪華さは相変わらず。
説明書には不気味に目が光るローザンファイターが描かれている。
やっぱり悪そう=強そうというイメージがあり、懐かしのSDガンダムバインドを思い出してしまう。
ローザンファイター(素体)
素体の全身はこんな感じで、リーベルファイターとの違いは頭部と色くらいかな。
「七星剣、覚醒!!」
「Missions」と同じく、SDガンダム三国伝シリーズの武器を持つことが出来る。
コトブキヤのMSGモデリングサポートグッズも無改造で装備可能。MSGは1/144に持たせると大振りで使いにくかったが、身長の高い30FMシリーズにはある程度ぴったり来る。
「天地魔闘の構え!」
「フェニックスウイング!」
「カラミティエンド!」
「カイザーフェニックス!」
余談だが、天地魔闘の構えの優位性は劇中でポップが見抜いた通り、敵に先に攻撃させ、フェニックスウイングで攻撃を完全無効化しカラミティエンドで斬撃攻撃、その直後のタイミングで大魔王バーンの最強呪文であるカイザーフェニックス叩き込む3連打を同時に浴びえる事により、敵を完全粉砕するところにある。ゲームのドラクエではラスボスが2動作、3動作する事は珍しくないが、それをアニメで再現したのが天地魔闘の構えと言える。
ちょっとぶかぶかだけど、手足の長い30MFはエリーちゃんの服を着る事が出来る。
「なんだ、女装か?ローザン帝国って緊張感のない国だなー!」
「うるせぇ!これは精神を鍛える修行だ。修行の邪魔だからとっとと帰れ!」
ローザンファイター(アーマー装着)
リーベルファイターと同じく、追加パーツ数はナイトよりも多めになっている。
鎧を装備すると漆黒の戦士、ローザンファイターが完成する。
鎧は同じだが、頭部の仮面はリーベルファイターと異なっている。
タンク職らしく腕回りはがっちり鎧に覆われている。
そして、アスリートのような筋肉質の足回り。ナイトより太くマッチョな印象になっている。
もちろん武器防具は背中にマウント出来る。
「心臓を捧げよ!」
「はっ!」
これだけ重武装の鎧を装備させても可動域がほとんど衰えないのは本当にすごい。
斧はリーベルファイターと同じものになっている。
シールドもオーソドックスな丸形で、リーベルファイターと共通。
フル装備状態。
良く動くのでいじり甲斐がある。
最後はリーベルファイターとの比較。
Tiffany’s Whisper
それでは、バトルポーズに入ります。
今回はバトルポーズと言うよりは、冒険の旅と言うイメージなので、1枚ずつ背景が違います。
ローザンファイターは伝説の都を求め冒険の旅に出た。
髪を編みながら女たちは、渚の砂に、祈るでしょう。
地平に見たのは蜃気楼だと、貴方が気が付く、時を。
修行中のリーベルファイター。旅の途中でも鍛錬を怠らない。
その名はモーラ、幻の都、たどり着いた者は、誰もいない。
その名はモーラ、悲しみの都、この腕に戻れ、今すぐに・・・。
まとめ
漆黒の鎧を纏うローザン帝国のタンク職であるローザンファイター。
リーベルファイターと同じく非常に動きが良いので写真派の人にとっては嬉しいプラモデルとなっている。ローザンファイターのクラスアップアーマーはリーベルと同じくウォーリア、ヴァイキングの2種類が用意されている。
リーベルナイトの発売から4カ月が経過したが、30MF人気はますます過熱状態にあり発売日に動かないと新作はほぼ購入できず、ナイトは2回ほど再販がかかったが、それでも数日で完売するほどであった。購入格差も深刻であり、直営店のある地域はちょっと安めに売ってくれる量販店での争奪戦に敗退したら定価販売のクロスストアに回れば良いのだが、直営店の無い地域は敗退したら再販を待つばかりと言う状況になってしまう。新工場の稼働やインバウンドの終息で1日も早く格差が解消されると良いですね。
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