【30MM】アルト 素組みレビュー

30Minutes Missions

30Minutes Missions アルト 素組みレビュー

アルトは30Minutes Missionsに於いて一番最初に発売された機体であり、地球連合軍の基本となるエグザマスと言える。アルトの最大の特徴は豊富なカラーバリエーションであり、ホワイトやグリーンと言った一般的な色はもちろんの事、ヒーロータイプに良く見られるブルーやレッド、パープル等様々な色を発売している。基本アルトはどのカラーを選んでも同じなので、量産機として作るのか、主役機を目指すのか等、改造の方針によって好きな色を選ぶと良いだろう。

今回は癖のないダークグレーを選んでみました。

30Minutes Missions 地球連合軍とは?

30Minutes Missionsの世界観は、地球侵略を試みる宇宙人勢力で、地球人そっくりの容姿を持つバイロン星人とそれに対抗するために組織された地球連合軍、そしてロボットらしくない不可思議な機体を操る謎多き第三勢力であるマクシオン軍の3陣営が存在する。

地球連合軍はその名の通り、地球勢力であり、宇宙人であるバイロン軍と戦うために組織された軍隊。謎のゲートから現れる神出鬼没なバイロン軍を前に防衛専守を徹底するしかなかった地球連合軍だが、ゲートの解析により情報を蓄積し、バイロン軍への攻撃を行うなど、積極的な戦闘姿勢も最近になって表れている。しかし、依然として戦闘終結のめどは立たず、戦いは日を追うごとに激しさを増している。

パッケージアート、ランナー紹介

まずはパッケージアート。
ガンダムで言うところの量産機らしさが存分に散りばめられており、ジムやジェノアスのような地球勢力の機体によく似ている。

箱を開けるとこんな感じ。
このレベルであれば慣れてくれば30分で組むことは十分にできるだろう。時間の検証については下記記事で詳しく解説しています。

30MMは本当に30分で完成できるのか?製作時間を徹底検証
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まずはメインランナーであるAランナー。

Bランナーは主に関節パーツに使う。

Cランナーは武器とバックパック回りに使用する。ポリキャップは少な目の6個。

アルトにはマーキングシールが付属するので、自分なりの形式番号を付けて戦うのも面白い。

30mmシリーズは最近のガンプラと同じく完全に英訳されている。
他国でも人気のある日本を代表するプラモデルと言えば聞こえは良いが、実際は輸出やインバウンド狙のようにも見え、外国人に媚びを売っているようにも見え、日本人からするとやや不快に思える。

アルト

30mmシリーズは基本的の同じ作業で手足を作る事が出来るように工夫されているので、とてもあっさり組むことができる。

頭部バイザーはクリアパーツが使われておりかっこいい。

作るのが簡単だからと言って舐めてはいけません。
腕をここまで綺麗に曲げる事が出来るので、近接戦闘や射撃はもちろん。体術ポーズなども簡単に取らせることが出来る。この技術力はやっぱり世界に売りたくなるのも何となく理解できる。

台座を使わなくてもギリで蹴りポーズを取る事も可能。

足の可動域も中々良く、正座させることが出来る。

その気になればマクシオン軍の機体と同じく土下座ポーズも可能。

武器はガンプラ用のカスタマイズパーツであれば持つことが可能。

そして、コトブキヤのMSGモデリングサポートグッズをぴったり持つことが出来る。
アルトが持っているのはサムライソードだが、1/144には少々大きいものが多いのでMSGモデリングサポートグッズを使う時はスケールを良く考える必要がありそう。

そして、SDガンダム三国伝シリーズの武器も無改造で持たせることが出来る。
30mmシリーズに決まった遊び方はないので、持つ事の出来る武器を探すのも面白い。

付属品はナックル、ビームライフル、ロイロイと呼ばれる支援メカ。

ライフルはいかにも量産機が持っていそうなオーソドックスなものになっている。

そして、謎に殴りにくそうなナックル。
穴が開いているのでビーム刃を取り付けてビームサーベルとして運用することは出来ると思うが、ガンプラのビーム刃は使えないので、30mm用のビーム刃を手に入れるしかない。

そして大人気のロイロイ。
小さなサポートメカではあるものの、その可愛さから公式でロイロイのみの改造大会である「ロイロイ祭り」を良く開催している。

武器とロイロイはその気になればすべて背中にマウント可能。

地球連合軍、進軍開始!

それでは、バトルポーズに入ります。

「異星人共に地球人のプライドを見せてやる!全軍続け!!」

「アルト、出るぞ!」

「よろしく頼むぜ、相棒!」

「狙い撃つ!」

「そこだ!」

「素手で勝負してやってもいいぜ!」

「作戦成功。ロイロイと一緒に帰投する!」

まとめ

アルトは30Minutes Missionsの基本となる機体であり、まだ30mmを作った事が無いという初心者にぜひおすすめした。可動域も良好で、アルトの後継機であるラビオットよりもよく動くので、本当に遊べるし改造に向く。

30mmシリーズに決まった遊び方はないので、自分なりの機体を作るもよし、数を揃えて地球連合軍を結成するも良し。作り方も非常に簡単なので、これからHGクラスに参入したいというプラモデル初心者の練習用としても最適である。

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