MOBILITY JOINT GUNDAM VOL.1レビュー ジオング編
ファーストガンダム終盤でシャアが搭乗したジオング。
ジオンの技術者はジオングは「完成している」と語っていたが、後にジオングは未完成機と定義されMSVで足が付いたパーフェクトジオングが登場し、こちらが真の完成されたジオングの姿とされた。設定がやや二転三転しているが、最終決戦での派手な活躍は非常に印象的であり、ラストシューティングのシーンは今でもファンの間で名シーンとして語り継がれている。今回はMOBILITY JOINT GUNDAM VOL.1よりジオングのレビューです。
【機体データ】
形式番号:MSN-02
機体名:ジオング
パイロット:シャア・アズナブル
登場作品:機動戦士ガンダム
ジオング
値上げ前のモビリティジョイントは色分けが乏しく、殆どをシールで補う形式だが、ジオングは元々色が少ない機体なので色分けについてはほとんど気にならない。
モールドがしっかり入っており、HG版のジオングよりもディテールは綺麗な印象。
後ろから見ると大きなスカートが目立つ。
腕を伸ばす事ができ、指に搭載されたメガ粒子砲を自然に構える事が出来る。
裏から見るとしっかりバーニアンがついている。
スカートをめくるとバーニアンを覗く事が出来る。(言葉の表現はアレだが、変な意味じゃないよ)
EXパーツ
ジオング用のEXパーツはパーフェクトジオングにするための足と有線式5連装メガ粒子砲に使うパーツ、そしてラストシューティング用(?)のジョイント。
有線式5連装メガ粒子砲
有線式5連装メガ粒子砲はこのように腕にはめ込む形式になっている。
モビリティジョイントは可動域が広いので攻撃ポーズにかなり自由がきく。
両腕から同時にメガ粒子砲を発射するようなポーズも簡単に取れる。
やっぱり有線パーツがあると遊びの幅が広がるね。
パーフェクトジオング
パーフェクトジオングにするには、まずバーニアンを外す。
そして、足を取り付ければ完成。
劇中ではそれほど気にならなかったが、プラモデルなどの立体物になると足がない分小さく見えてしまうが、パーフェクトジオングになり足が付いた事で大幅に身長が伸びた。
撮影する側としては足があった方が安定するので嬉しいですね。
最後はアニマギアのジョイントのような謎パーツ。
「ゆっくりしていってね!」
このパーツは3ミリのジョイントパーツになっており、スタンドにつけて首での飛行再現に使う。ガンダムとの対決シーンなどの撮影が捗りそうだが、単体で使うとゆっくりジオングにしか見えない。
阿修羅ちゃん
「足がついていないのだな・・・。」
「ジオングはすでに完成しています!」
騙るすにーく、すにーく、すにーく嵐の中!
跳ねるすきっぷ、すきっぷ、すきっぷ屁の河童!
アンダスタン、アンダスタン、いっそ骨の髄までしゃぶって。
「さあ、試合再開だ!」
「天地魔闘の構え。灰になれ!」
ねえ、あんた分かっちゃいない!!
有線式5連装メガ粒子砲を使ったしつこい攻撃を繰り出すシャア。
「我が一撃、迷いはないぞ!」
「最後の勝負だ!ゆっくりジオングと侮るなよ!!」
まとめ
ジオングはモビルスーツアンサンブルEXでようやく登場したが、やや大きめのモビリティジョイントのジオングと細身のアンサンブルのガンダムを混ぜて遊びやすいため初弾から人気を博した。しかし、シールの多さが問題となり人気機体はすぐに売り切れるが、不人気機体はいつまでも放置状態と言った悲惨な状況が続いた。失敗作と思われたモビリティジョイントは値上げをきっかけに色分けがまともになり息を吹き返す事になるが、値上げ前の機体にしてはジオングは非常に出来が良い部類に入る。
モビリティジョイント1弾に収録されたパーフェクトガンダムやパーフェクトジオングはモビルスーツアンサンブルEXにて立体化を果たしたが、両方買うと2万は飛ぶので、それほどお金をかけたくないという人はモビリティジョイントを検討するのも良いでしょう。
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