ちーびー戦士No11 聖竜騎士ゼロガンダムJr. 素組みレビュー
2024年春にBB戦士の大量再販時に見事再販を勝ち取ったちーびー戦士。
ちーびー戦士はその名の通り5センチ程度の非常に小さなプラモデル。1992年からわずか2年程度の展開で合計10体ちょっと発売されたが、地味さからか中々再販の機会に恵まれなかったが、今回ようやく再販された。なお、初販時は300円キットであったが2008年頃に一度再販され、その時にに400円に値上げされた。
パッケージアート、ランナー紹介
パッケージアートこそ派手でかっこいいが、箱はとても小さく、SD戦国伝の300円キットにも満たない。
箱を開けるとこんな感じ。ランナーは2枚でほとんどの色分けをシールで補う。
武器類などを収めたAランナー。
体の大半部分に使うBランナー。
なお、一部ランナーロック方式になっているが、ランナーごとすべての穴にパーツをはめるのが難しい上にゲート跡が大きくなるのでランナーロックはやらない方が良い、と言うのが定説となっている。
説明書も簡易的だがコミックワールドと設定資料はしっかりと載っている。
シールとフレーム部分に当たる「ちーびーフレーム」。
聖竜騎士ゼロガンダムJr.
まずは軽装モード。写真ではあまり伝わらないかもしれないが、本当に小さい。
ガシャポンクエストの素体よりも小さい。大きさは5センチくらいでしょう。
小さいからと言って舐めてはいけません。ディテールはしっかり入っているので、その気になれば塗装も可能。
さらに、BB戦士の弱点であった関節の壊れやすさをボールジョイントで克服している。
鎧題材には付属品のすべてをディスプレイ可能。
鎧を装備させるとボリュームが多少増える。
小さくても造形は本当に良い。
肩鎧が特徴的すぎて腕の可動に干渉してしまう。
鎧台座はボーガンになるBB戦士らしい遊び心が取り入れられている。
なお、武器はガシャポンクエストやモビルスーツアンサンブルにピッタリ持たせることができる。
二千年、若しくは、二万年後の君へ
それでは、バトルポーズに入ります。
「疾風の騎士、聖竜騎士ゼロガンダムJr.、ただいま推参!」
生めよ増やせよと大地に満ちて、鋼鉄の鳥を空に放った。
自由は紅蓮の弓矢となって、何度も繰り返す。
流星に似た冥府の弓矢、歴史は繰り返す。
まとめ
初販から30年経過し、ようやく再販の機会を得たちーびー戦士。
奇しくもBB戦士の大型再販と同時期に当たってしまい、鉄機武者鋼丸等の派手なキットの裏に隠れがちになってしまっているが、ガンダムベースへ何度も足を運ぶことが出来るのであれば、ぜひともちーびー戦士も手に取ってもらいたい商品の1つである。
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