ガシャポン戦士NEXT戦国伝　幻の大将軍篇　レビュー

2014年3月にプレミアムバンダイで限定5000個と言う数量限定で発売されたガシャポン戦士NEXT戦国伝。SDガンダム外伝にも繋がりがある武者頑駄無真悪参、そして彼の子孫である真駆参大将軍がラインナップされた。頑駄無軍団の秘宝である銀の盾と銀狼剣も立体化され、SDガンダム外伝の始まりの物語を再現することが出来る。

武者頑駄無真悪参

戦国乱世の世に於いて、正義と悪のはざまで揺れる一人の武士がいた。彼の名は武者頑駄無真悪参。彼の行動からSDガンダム外伝は始まった。

背中はシンプルだが騎士ガンダムと同じくケンタウロスモードが可能。

顔にはしっかり瞳が入っている。

付属品はオーソドックスな槍、銀の盾、ケンタウロスモード用のパーツ。

槍を構えると姿はとてもかっこいい。

ケンタウロスモードも再現可能。

頑駄無軍団の秘宝、銀の盾。

銀狼剣は抜刀可能。

真駆参大将軍

武者頑駄無真悪参の子孫である武者頑駄無真駆参が一時的に閃光結晶の力を使い頑駄無大将軍となった姿である真駆参大将軍。

塗装が凄まじい事になっている。

背中の翼は可動式になっている。

付属品は斬鳳剣と双刃剣。

やはり大将軍は刀を構える姿が一番似合う。

スペリオルドラゴンに似ているとは当然として、どことなく天下無双大将軍にも似ているような気がする。

SDガンダム外伝　始まりの物語

「私こそ銀の盾を使うにふさわしい人物だ！」

神器を強奪するも、そのエネルギーに耐え切れず異世界であるスダ・ドアカ・ワールドに飛ばされてしまい、彼の善の心がナイトガンダム、悪の心がサタンガンダムとなった。

勇者と魔王は1つになり、黄金神スペリオルドラゴンに生まれ変わりジークジオンを倒し彼の魂は転へと帰って行った。

真悪参には武者頑駄無真駆参という子孫がおり、一時的とはいえ閃光結晶の力を使うことができ、頑駄無大将軍になる事が出来る。

「オメガバスター！！」

武者頑駄無真悪参による銀の盾強奪事件はスダ・ドアカ・ワールドやSD戦国伝の世界線に大きく影響を与える結果となった。

まとめ

凄まじいボリュームで立体化を果たした武者頑駄無真悪参と真駆参大将軍。キーアイテムである銀の盾も付属し、SDガンダム外伝の始まりを垣間見る事が出来る。

金額は物価高が進んだ現代では考えられない2200円と破格の安さであり発売当時は大きな話題となった。しかし、幻の大将軍篇は限定5000個という超レアもののため、今となっては市場に出回る事はほとんどないため今から手に入れる事は難しいだろう。おもちゃとは、その時代の世相を強く反映するものであり、歴史の証人と言っても過言ではないだろう。持っている人はぜひ大切にしてほしい。