MOBILE SUIT ENSEMBLE27レビュー ライジングフリーダムガンダム編
今弾のメインを飾るライジングフリーダムガンダム。
一足先にイモータルジャスティスガンダムが前弾で立体化したが、今回ライジングフリーダムガンダムが登場したことにより、ガンダムSEED FREEDOM前半戦の主役機が出揃った。前回のイモータルジャスティスガンダムと同様に機体本体と拡張セットに別れており、両方を揃える事により完全版を作る事が出来る。
【モビルスーツアンサンブル27弾ラインナップ】
・ライジングフリーダムガンダム
・ライジングフリーダムガンダム 拡張セット
・ガンダムシュバルゼッテ
・量産型ズゴック
・武器セット
ライジングフリーダムガンダム
【機体データ】
形式番号:STTS-909
機体名:ライジングフリーダムガンダム
パイロット:キラ・ヤマト
登場作品:機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
前回登場:初立体化
まずは素立ちポーズ。
色分けは非常に丁寧で綺麗にSD体型にアレンジされている。
目のクリアパーツはもちろん、さりげないメインカメラの塗装、頭部の綺麗な色分けなど、とても500円商品には見えない。
腕の色分けも綺麗に再現されている。
機体本体に付属の主翼は小さく迫力が無いので、やはり拡張セットが欲しい。
レールガンは何と展開が可能。省略されがちなところをしっかりと作ってくれているのはとても嬉しい配慮。
付属品はシールドと高エネルギーライフル。
シールドは変形やシールドブーメランなど、数々のギミックがあるので赤いラインが少々いびつになってしまっているが、許容範囲内。
高エネルギービームライフルは白一色。
ライジングフリーダムガンダム 拡張セット
作りがモビルスーツアンサンブル史上ナンバーワンと言っても良いほど複雑で、作りにくいのが難点ではあるが、こうして完成してみると色分けがとても綺麗。
アグニ砲は別パーツになっているが、残念ながらフルバーストは出来ない。
主翼が大きくなり雰囲気が大きく変わった。
主翼はフレキシブルに稼動するのでハイマットモードが可能。フルバーストに対応して欲しかった!
そして、拡張セットの目玉がこの変形機構。
簡単な変形だが、こうして対応してくれるのは嬉しい。
問題はお腹に差し込んだシールドが非常に取れやすい事。よく落ちてしまうので、写真派の人にはイライラするかもしれない。
武器セット
ライジングフリーダムガンダムに対応する武器セットは2本のビームサーベル。
そして、シールドブーメランのエフェクトパーツ。
ビームサーベルは繋げた持ち手も付属する。
シールドブーメランのパーツは付けたり外したりがだるので、Gフレーム方式にしてこのような感じにつけたままにしておくのも良いだろう。
闇を切り裂く蒼き刃
それでは、バトルポーズに入ります。
「フリーダム、キラ・ヤマト、行きます!」
「戦闘空域まで加速し一気に攻勢をかけるぞ!」
「これよりミッションを開始します。」
「そこ!!」
「シールドブーメラン射出!!」
ビームサーベルを構えるライジングフリーダムガンダム。
SEEDと言えばこの持ち方。フリーダムよりもアカツキの方がこの持ち方を良くしていた印象がある。
「作戦成功!総員、撤収せよ。」
アンサンブル27弾 ライジングフリーダムガンダムの凄いところ
〇色分け、プロポーション共に良好。
〇レールガンの展開が可能。
〇拡張セットを使えばプレバン級のボリュームになる。
〇公式で変形に対応している。
アンサンブル27弾 ライジングフリーダムガンダムの残念なところ
×拡張セットの主翼が非常に複雑怪奇な構造で組み立てに大苦戦する。
×変形時、お腹に挟むシールドの固定が非常に甘い
まとめ
完全版のライジングフリーダムガンダムを再現するためには拡張セットを必要とするが、1000円でプレバン級のボリュームを再現したライジングフリーダムガンダムが手に入ると思えば非常に良い投資ではないだろうか。前回のイモータルジャスティスガンダムを手に入れた人はもちろん、興味のある機体だけ購入しているというライト層にもお勧めできるので、ライジングフリーダムガンダムのボリュームはぜひあなたの手で体験してもらいたい。
拡張セットの主翼が非常に複雑な構造になっているのが残念ポイントではあるが、これはクオリティーを重視した結果なので仕方がないだろう。拡張セットばかり出てしまったという人は、ライジングフリーダムガンダムの主翼は派手で見栄えが良いので改造用に回すと良いだろう。
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