GフレームFA06レビュー3 イモータルジャスティスガンダム編

フリーダムの傍らにジャスティスあり。
自由なき正義が綺麗事であるのと同時に、正義なき自由もまた綺麗事。自由と正義は常に1つでないと世界は崩壊に向かう、という教訓を2つの機体は教えてくれている。

パイロットのシンはジャスティスと相性が悪く、ガンダムSEED DESTINYではミーティアを装備したインフィニットジャスティスガンダムにまるで歯が立たず、最後はデスティニーガンダムごと吹っ飛ばされている。そのためか劇中では「あの時はジャスティスだったから負けた」と発言しており、デスティニーガンダムに乗り換えると別人のように動きが良くなった。今回は、そんなイモータルジャスティスガンダムのレビューです。

【GフレームFA06 ラインナップ】
・ライジングフリーダムガンダム（アーマーセット）
・ライジングフリーダムガンダム（フレームセット）
・イモータルジャスティスガンダム アーマーセット
・イモータルジャスティスガンダム フレームセット
・ギャン アーマーセット
・ギャン フレームセット
・シャア専用ゲルググ アーマーセット
・シャア専用ゲルググ フレームセット

イモータルジャスティスガンダム

アーマーセットには外装パーツのほとんど、フレームパーツにはリフターのパーツ、高エネルギービームライフル、ブーメランシールドが付属する。

上述した通り、パイロットのシン・アスカはインフィニットジャスティスガンダムと戦った時、一方的に敗退しており、アスランとも仲が良いとは言い難い。前大戦のトラウマが残っている可能性もあり、ジャスティス系列の機体に搭乗させるのは良い人選とは言えず、シンの持ち味をいまいち引き出せなったようであった。

アーマーセット

箱を開けるとこんな感じ。
ギャンと違いかなりバラバラになっている。

組み立てるとこのようになる。リフターが付いていない分イモータルジャスティスらしさがまだまだ足りていない。

腕を動かすと肩パーツに干渉するため、すしざんまいポーズすら取るのが難しい。

やっぱりリフターには翼が欲しい。

フレームセット

イモータルジャスティスと言えばやっぱりこれ。リフターパーツが非常に大きく嬉しくなる。

フレームはいつも通りなので特筆すべき点は無い。

Gフレームを作ると毎回思うけど、アニマギアのボーンフレームに本当に似ている。

関節が多い分アニマギアのボーンフレームより動きは良い。

それでは、静から動へ。
無可動ハンガーから可動フレームへの付け替えが思ったよりだるんだよね。

イモータルジャスティス　完全版

リフターパーツの存在感が大きく、無可動ハンガーの時と比べると大きくシルエットが違う。

何となくツインテールに見えてくる。
イモータルジャスティスガンダムがSDで擬人化して役を貰うなら女の子役が良いな。

ライジングフリーダムと同じく、ブーメランシールドは展開可能。

非常に大振りに作られているので存在感がある。

高エネルギービームライフルも綺麗に色分けされている。

紅蓮の弓矢

それでは、バトルポーズに入ります。

「ジャスティス、シン・アスカ、行きます！」

何かを変える事が出来るのは、何かを捨てる事が出来る者。

何一つ危険性（リスク）など、背負わないままで、何かが叶うなど

暗愚の想定、ただの幻影、今は無謀な勇気も、自由の尖兵、賭けの攻勢、走る奴隷に自由を。

「ビームブーメラン、射出！」

「あんたたちはなぜ戦いを辞めないんだ！？」

おまけ　なんちゃって変形

バトルポーズにちょっと出てきたなんちゃって変形をご紹介します。

ライジングフリーダムと同じく、腰パーツを外し、シールドの持ち手に30mmのジョイントパーツを取り付ける。

高エネルギービームライフルは手持ちのままでも見栄えは悪くない。

お腹にシールドを挟んで完成。
機首の固定が甘くすぐに落ちるのが問題となるが、あまりGフレームを改造するのはやはり無粋と言うものでしょう。

まとめ

ガンダムSEEDシリーズ全体を通して象徴的な機体であるフリーダムとジャスティスは常に1つであり、自由と正義は1つでなければならない、と教えてくれているようである。

高いだけあって可動範囲、造形、色分けのどれをとっても満足できるので、ぜひライジングフリーダムと一緒に入手しておきたい。