MOBILE SUIT ENSEMBLE20 レビュー ネモ編
ネモがSDガンダムとしてラインナップされるのは1999年に発売されたSDガンダムフルカラーステージ07以来、実に23年ぶり。劇中では盛大なやられ役だったためか、今まで立体化の機会に恵まれず、2013年にHG版ネモが発売された時もガンプラ界隈で話題になるなど、立体化そのものが珍しい機体と言える。
ヒーロータイプの機体が大半を占めるアンサンブル20弾にネモをねじ込んでくれた運営の英断に拍手を送りたい。
【MOBILE SUIT ENSEMBLE20ラインナップ】
・クロスボーンガンダムX1
・クロスボーンガンダムX2
・ネモ
・ストライクE
・I.W.S.P
・武器セット
ネモ
【機体データ】
形式番号:MSA-003
機体名:ネモ
パイロット:カツ・コバヤシ他
登場作品:機動戦士ガンダムZガンダム
前回登場:SDガンダムフルカラーステージ07
まずは素立ちポーズ。
量産機らしからぬ派手な色合いが特徴的。管理人もネモを見たのは2013年のHG版発売時以来久しぶりになる。
バイザーはクリアパーツになっており、顔が透けて見えるようになっている。
新フォーマットなので、腕を伸ばした派手なポーズを取る事が出来る。
背中は量産機らしく、シンプルな構造。
付属品は専用シールドとビームライフル。
専用シールドは2色構成で造形良好。
ビームライフルも1枚成型だが肉抜きが無く造形も良い。
銃撃ポーズもダイナミックに決まるのが嬉しい。
君がいるから
「カタパルト、スタンバイ。射出準備完了。」
「ミッションを開始する。」
君がいるから、守り続けたい明日がある。
あなたのその言葉は歩き出すためのロザリオ。
大破したネモ。
アンサンブル20弾 ネモの凄いところ
〇SDガンダムフルカラーステージ07以来、久しぶりのラインナップ。
〇HGに迫るほど色分け良好。
〇貴重なZの量産機。
アンサンブル20弾 ネモの残念なところ
武器セットに専用装備を追加して欲しかったところは少し残念ではあるものの、量産機なのでそれほどマイナスではない。何より、久しぶりにネモをラインナップしてくれたという感謝の方が上回るので特に文句を付ける部分はない。
まとめ
21年ぶりに立体化を勝ち取ったネモ。
SDガンダムフルカラーステージと比較をしても意味はないが、1999年当時、これほど完璧なネモが立体化するとは夢にも思っていなかった。長い年月を経て完全版とも言えるアンサンブルのネモを手に取った時の感動はとても大きかった。
余談だが、1999年と言えばノストラダムスというフランス人が残した予言である、「恐怖の大王」が有名だと思うが、本当のノストラダムスは医師であり宗教家ではなかった様子。世界崩壊のような危機は当時起きなかったが、強引にこじつければ小泉純一郎という恐怖の大王によって戦後最大の就職氷河期を生み出してしまった事であろう。
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