ミニミニカードダス ドラゴンボール2弾レビュー
SDガンダム外伝、騎士ガンダム編を皮切りに、怒涛の勢いで復刻が続くミニミニカードダス。最近はプレミアムバンダイでEX版の発売が決定し、SDガンダム外伝、聖機兵物語の販売が決まるなど、暗雲立ち込めるカプセルトイの中でひときわ元気な商品と言える。
今回は、ミニミニカードダスの最新弾であるドラゴンボール編2弾をレビューしていきます。
ドラゴンボール2弾 カプセル色紹介とラインナップおさらい
【ミニミニカードダス ドラゴンボール2弾】
激闘!サイヤ人編(赤)
戦慄!フリーザ超変身編(緑)
戦慄!人造人間起動編(青)
前弾に引き続き3種類と比較的少ないラインナップ数なので、少ない投資でコンプリートが狙えるようになっている。SDガンダム系が8種類なのに対してドラゴンボールは3種類のラインナップなので少なく感じるかもしれないが、平成初期のオリジナル版発売当時、リアルサイズのカードダスがSDガンダムの方が多かったためどうしてもドラゴンボールは少なくなってしまうのだろう。
激闘!サイヤ人編
ラディッツ、ナッパ、ベジータとの戦闘を描くサイヤ人編。カプセル色は赤。
筐体そのものは共通仕様で過去弾のものと全く同じ。
カプセル色と台紙の色がしっかりマッチしている。
プリズムカードは悟飯、ナッパ&ベジータ。この頃のベジータは粗暴で大猿化して戦うような卑怯な戦法を使う嫌な奴だったが悟空との戦いを通じてサイヤ人らしい正々堂々とした戦いを好むように変わっていくところが印象的だった。
すべて取り外すとこんな感じ。縦カードが7枚、横カードが5枚。
台紙にはスカウターを付けているベジータが描かれているが、ベジータは比較的早い段階で気を感じる能力を会得したので劇中ではほとんどスカウターを使用していないので逆に新鮮で良い。
戦慄!フリーザ超変身編
ナメック星での激闘を描くフリーザ編。カプセル色は緑。
カードはすべてナメック星での出来事からラインナップされている。
プリズムカードはフリーザ第三形態と孫悟空。
台紙は孫悟空とフリーザ。
この頃のフリーザは強すぎるゆえに油断している事が多かったが、悟空に敗退した後ドラゴンボール超ではその弱点を克服し、勝つための戦いにこだわり、卑怯な手を使うように変化したのは予想外だが、個人的にはそういう展開は好きです。
縦カードが8枚、横カードが4枚の構成で、プリズムカードは両方縦。
シールをすべて貼り終えるとこんな感じになる。
戦慄!人造人間起動編
人造人間編はメインとなる17号、18号だけではなく、19号、20号、そして16号もカードかされている。カプセル色は青。
人造人間編なので、カードの半数は人造人間が占める。プリズムカードは17号&18号、孫悟空。
台紙から外すとこんな感じ。
縦カード10枚、横カード2枚という構成で、ほとんどが縦カードとなっている。
20号の最後は悲しいものだったが、身勝手な研究に没頭し無許可で17号と18号を強化改造する蛮行を行った天罰とも言える。
シールの貼り方のコツ
構造上の問題なのか、あえて穴を開けたのかは判然としないが、見ての通り、右寄りに大きな穴が開いているので、シールは出来るだけ右寄りに張った方が良い。台紙シールはほぼピッタリに出来ているが、左寄りに張ると少し穴が台紙から見えてしまう可能性があるので、謎の穴をカバーするためにも、右からシールを貼った方が確実だろう。
シールは劣化するので、穴の部分から経年劣化が起きないか、心配ではある。
まとめ
ドラゴンボール編の第二弾が発売されたことで、SDガンダム編と合わせて全4弾22種類の筐体が復活を遂げる事となった。今後プレミアムバンダイでのEX版、聖機兵物語の展開が確定しているので、筐体数はさらに増える事となる。
ミニミニカードダスは筐体とカードのセットなので、カードのみ新規に作り筐体は使い回せるので新弾が作りやすいのは間違いなさそうであり、ユーザーとの利害も一致する。
今後はプリキュアやリアルカードダスが発売された水星の魔女など、復刻という垣根を越えて令和時代ならではのミニミニカードダスが誕生する可能性もあるので、今後もミニミニカードダスから目が離せない。
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