SDガンダムワールドヒーローズ 信長ガンダムエピオン 素組みレビュー
日本における戦国時代を語る上で外せない人物と言えば織田信長。
ただの手下であった木下藤吉郎の才能を早期に読み切り武将に取り立てたりする人を見る目、数々の武士を従えるカリスマ性、そして時には悪役としての残虐性を兼ね備え最後は生死不明という結末を迎えたミステリアスな人物である織田信長は日本のみならず、世界中から人気が高い。
そんな織田信長がSDガンダムワールドヒーローズに重要キャラクターとして参戦しました。今回は信長ガンダムエピオンのレビューです。
パッケージアート、ランナー紹介
【キャラクターデータ】
名前:信長ガンダムエピオン
演者:ガンダムエピオン
モチーフ:織田信長
パッケージアートはへし切長谷部を抜刀する凛々しい信長の姿が描かれている。
絶刀燬灼龍穿と呼ばれる必殺技発動状態を再現出来るクリアパーツが付属する。
信長ガンダムエピオンは物凄く箱が深い。
悟空インパルスガンダムもかなり深かったが、信長はさらに深い。ガシャポンクエストの素体よりも高いので、10センチくらいの深さと予測される。
箱を開けるとこんな感じ。みっちりランナーが詰まっており、もはやBB戦士と呼べるシロモノではないほど進化している。
装飾を収めたEランナーとFランナー。
武器やマントに使うBランナー、演者のガンダムエピオンらしくヒートロッドに使うHランナーはすべてクリアパーツ。へし切長谷部の鞘は1パーツのみ。
鎧部分に使うCランナー、フレーム部分のAランナー。
実に6枚ものランナーが使われている超豪華な内容となっている。HGガンダムエクシアがランナー3枚だったので、昔のHGを軽く超える色分けという事になる。
装飾部分はシールで補う。
今回も説明書のすべてが英語に翻訳されている。
ワールドヒーローズのガンプラの説明書はこのようにブロックごとに別れている。直感的に作れるメリットはあるが、管理人はBB戦士歴が長いので、いつも通りの説明書の方が作りやすい。
信長ガンダムエピオン
完成した信長ガンダムエピオンがこちら。シールは目のみ貼っています。
ゼクス特尉の乗ったガンダムエピオンの意匠が各所に見られる。
顔は戦国大名らしく大きなちょんまげが目立つ。
背中も可動式のマントが付いており非常に豪華。
腰の可動が取り入れられているので、パッケージアートに描かれていたように、へし切長谷部を抜刀するポーズを取らせることが出来る。
まさに大名と言った貫禄。
ワールドヒーローズを作ると毎回思うけど、BB戦士もここまで来たか、としみじみ感じる。格好の良さや造形、色分け、可動のすべてが完璧と言っても過言ではない。
「我が一撃、迷いはないぞ!」
あっ、これは真田幸村のセリフか・・・。
必殺技 絶刀燬灼龍穿発動状態
付属のクリアパーツを使い劇中で多用していた必殺技、「絶刀燬灼龍穿」を再現可能。
ゼクス特尉を意識してなのか、必殺技発動状態は兜の下にクリアパーツを挟み込み仮面の男のような雰囲気になる。劇中ではダークマスクを付けてしまい本当に仮面の男になってしまったが。
ガンダムエピオンのヒートロッドと同じく、くねくね曲がる。
剣とヒートロッドの連続攻撃のようなポーズも可能。
クリアパーツはへし切長谷部に取り付ける事も出来る。
別売りの軍馬に乗せる事も可能。なお、2023年12月には信長専用軍馬が発売予定となっている。
天雅ラッシュ
それでは恒例のバトルポーズに入ります。
「総員、配置に付け。これより攻撃を開始する!」
「余は第六天魔王、織田信長なり!!」
「余の前に立ちはだかる者あらば、斬る!」
「(怪)何奴じゃー!!」
「貴様程度の腕前で余を止められると思ったら大間違いだ。」
「覚醒の時じゃー!!」
「絶刀燬灼龍穿!!」
まとめ
可動や色分けについては言うまでもないが、キットの各所に織田信長らしさとガンダムエピオンらしさが散りばめられた素晴らしいキットとなっている。劇中での活躍も印象的だったが、ガンプラとして見ても名作に入るのではないでしょうか。
バトルポーズは分かる人にはわかると思うけど、天下布武4というパチスロ機の演出を取り入れたパーチンカース丸出しの内容になってしまったが、信長ガンダムエピオンの格好の良さは伝わったと思う。塗装してさらに見栄えをよくするもよし、改造して自分なりの信長を作るも良し、BB戦士は自由に作れるという昔からのコンセプトは変わっていないので、好きに遊んじゃいましょう。
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