秋葉原ラジオ会館でしかできない10のこと
秋葉原電気街口を出てすぐの場所に位置するラジオ会館。「世界のラジオ会館」と大きく書かれたネオン看板が何とも異彩な存在感を放つ秋葉原のシンボルとも言える。今回は秋葉原ラジオ会館に通い詰めて7年のラジオ会館マニアを自称する管理人がラジオ会館の楽しみ方をまとめてみました。
秋葉原ラジオ会館とは?
秋葉原ラジオ会館は2014のリニューアルで現在の形になったのだが、その歴史は古く、戦前まで遡る。1893年に西東書房と言う出版社のビルであったが、その後何度かの建て替えにより、サブカルチャーの発信地となった。現在はK-BOOKS、あみあみ、海洋堂、ジャングルと言った名だたるサブカルチャー専門店が入居する秋葉原最大級のサブカル専門ビルと言える。
また、1階には東京みやげの専門店が入り、さらに地下には銀座ライオンがあるのでサブカル巡り以外にも東京土産の購入から食事休憩までラジオ会館の中で出来てしまう。
秋葉原ラジオ会館でしか出来ない10のこと
そんな秋葉原を代表するラジオ会館について、今回は楽しみ方を徹底解説していきます。秋葉原に何度も来れる範囲内に住んでいる人にとっては今更かもしれないが、観光やライブなどの遠征ついでに秋葉原に遊びに来る人には必ず寄ってもらいたい場所の1つである。
東京のお土産はラジオ会館で買う
お土産は空港でも帰るが、それはかなり時間に余裕がある場合に限られる。予定をぎっちり詰め込んでいる場合、空港でのんびりしている時間は意外に少なかった、という経験をした人は多いと思う。特に秋葉原は見て回るだけでも面白い街なので、思ったよりも時間経過が早く、気が付いたら帰りのフライト数時間前、なんていう事もしばしば。
そんな場合は秋葉原ラジオ会館でお土産を買ってしまいましょう。
ギフトショップAkibaはお土産の専門店であり、東京を代表するお菓子などがずらりと並んでいるので、その品揃えは空港の土産売り場にも引けを取らない。
ここでサクッとお土産を選んでしまえば後々の観光にも幅が出るので、時間が足りない人はギフトショップAkibaで買い物を済ませておくと良い。お洒落なお菓子が多いので、もちろん都内住みの人もお勧めできます。
トレカマニアへの第一歩を踏み出す
ギフトショップAkibaと同じ1階に店舗を構えるトレカパーク。トレカ専門店は数多くあるば、トレカパークの特徴は自販機の多さ。
新作が発売されると必ず転売問題が起きるポケカから定番のトレカまで多数取り揃えている。お目当てのトレカが特にない場合、このトレカガチャを引いてみてはいかがでしょうか?
高額なレアカードから一般的なカードまでずらりと並んでいるので、トレカに全然触ったことが無いという人は、何となく絵柄が気に入った、カードが可愛い等のインスピレーションから興味を広げ、ゲームのルールや大会、そのトレカのインフルエンサーへと興味を移していけば良いだろう。
古き良き秋葉原に思いを馳せる
今でこそ秋葉原はサブカルの発信地、AKB48などのアキバ系アイドルの聖地等華やかで最先端というイメージが定着しているが、元々の秋葉原は電気街。その名残として秋葉原駅には「電気街口」という出口の名前がついている。
そんな電気街秋葉原を感じられる店はラジオ会館の中に多数残っている。無線通信に使う機器や電線などの謎アイテムを多数販売しており、正直素人では何の機械かもわからないようなものまである。よほどのマニアかプロでない限り謎機械を購入することはないと思うが、見ているだけでノスタルジックな雰囲気に浸ることが出来るので、ちらりと顔を出してみてはどうでしょうか?
海洋堂の店舗でガチャガチャの造形の深さを知る
大人向けガチャガチャの火付け役となった海洋堂。現在も勢い止まらないガチャガチャブームの最先端を走り続けるメーカーであり、新作を次々と投入するなど更なる高みを目指している事が良くわかる。そんな海洋堂の店舗がラジオ会館の5回に存在している。
海洋堂がなぜここまで大ヒット商品を生み出し続けることが出来るのか?それは商品の造形に徹底してこだわった結果であり、ガチャガチャ=子供のチープ玩具と言うイメージを一気に払拭してしまった。その凄さを店舗では目の当たりにすることが出来るので、ガチャガチャに少しでも興味があればぜひ寄ってみる事をお勧めします。
海洋堂はこれからもガチャガチャ界の最先端を走り続ける事だろう。
アニメグッズの宝庫へ勢いよく飛び込む
ところ変わってこちらはラジオ会館3階の全フロアを占有する「あみあみ秋葉原ラジオ会館店」。食玩から最新ガンプラ、アニメグッズまで様々なグッズが揃い、まさに秋葉原と言う感じのお店なので、ラジオ会館を訪れたら必ず立ち寄りたい。
一時は品薄になっていたガンプラも現在は在庫が復活し、多数の品揃えを誇るので、ガンプラ目当てであみあみを利用する人も多い。
目当てのガチャガチャ商品を単品で買う
カプセルトイとは引くまで何が出るかわからない、ソシャゲで言う「ガチャ」状態である事は間違いないが、時にはお目当ての物1つだけ欲しいというシリーズもあるだろう。そんな時はラジオ会館6階に店舗を構えるイエローサブマリン秋葉原本店★ミントさんを利用すると良いだろう。
最新ガチャからやや古めの商品まで、品ぞろえが非常に良いので、気になる商品があればぜひ購入したい。相場は原価より安い場合もあるが、やや高めに設定されている事が多い。
ガンプラのパーツを購入する
イエローサブマリン秋葉原本店★ミントのもう一つの特徴として、パーツ単位でガンプラを購入できる珍しい店という事が挙げられる。
ガンプラのパーツのみを欲しがる人はほとんどが改造用だろう。
改造ガンプラを作る際のパーツとして、何か面白いものが無いかふらりと見て回るのも良いだろう。実際にモノを見て構想を練った方が面白いアイディアが浮かぶかもしれない。
アニメフィギュアを手に入れる
オタクへの第一歩はフィギュアを手に入れる事、と言うのは一昔前の事。今でこそフィギュアは当たり前のものとなったがいざ購入するとなると、何を選んでよいか全然わからない、という事もあるだろう。
そんな時はラジオ会館入り口に多数フィギュアが売られているので、欲しいものがあれば迷わず手に入れてしまえば良い。オタクへの一歩は以外に簡単だったりします。
中古ホビーショップでリアル宝探し
中古ホビーショップと言えば、駿河屋やまんだらけが最大手であり、両方とも秋葉原に店舗を構えているが、ラジオ会館の中にジャングルと言う中古ホビー専門店が入っている。
大手ショップほどの広さは無いが、その分あっと驚くお宝に出会う確率も高いだろう。中古ホビー目当てで来ているのであれば、ジャングルにも忘れずに顔を出しておきたい。
レンタルショーケースの驚愕作品を目の当たりにする
秋葉原ラジオ会館の2階に店舗を構えるアストップラジオ会館店はレンタルショーケースの専門店であり、ラジオ会館新装オープン前から入居している超老舗。ショーケースの中には個人が作成した作品や、グッズなどが並んでいる。
個人がチューンを施したフィギュアやガンプラ、珍しいコレクションアイテムなどがずらりと並んでおり、その気になれば購入もできる。
驚愕の作品を目の当たりにし、個人が販売しているお宝グッズを手に入れる等、個人取引代行ショップでしか出来ないことがたくさん経験できる。
まとめ
秋葉原ラジオ会館は電気街口を出てすぐの場所に位置しており、迷う事はまずないと言っても過言ではないくらいデカデカと目立つ看板を出している。非常にアクセスも良いので秋葉原探索の第一歩としてラジオ会館に立ち寄るもよし、お土産屋さんやレストランも入っているので、観光の拠点として利用するもよし。
単なるゴチャゴチャした複合ビルではなく、1階ずつに秋葉原の歴史が刻まれており、すべてに意味があるので、時間が許すのであればすべての店舗を見て回る事をお勧めしたいが、観光の場合それほど時間は無いと思うので、どの店に寄るかを事前に決めておくと効率よく動くことが出来る。
この記事があなたの秋葉原探索に役立てば幸いです。
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