MOBILE SUIT ENSEMBLE11レビュー 百式編
金ぴかの機体カラーがひときわ目立つ百式がモビルスーツアンサンブルに登場しました。さらに、支援機枠にはメガ・バズーカ・ランチャーと量産型百式改のパーツが入るなど、非常に力が入っており、今弾のメインと言える。
今回は百式とメガ・バズーカ・ランチャー、量産型百式改への組み換え方法を大ボリュームでレビューしていきます。
【モビルスーツアンサンブル11弾ラインナップ】
ガンダムX
百式
グフ
メガ・バズーカ・ランチャー
武器セット
百式
【機体データ】
形式番号:MSN-100
機体名:百式
パイロット:クワトロ・バジーナ
登場作品:機動戦士Zガンダム
前回登場:ガシャポン戦士f05
まずは素立ちポーズ。百式の特徴である金色の輝きがしっかり再現されている。
バックパックにはバーニアンのモールドが入っており、フレキシブルバインダーも綺麗に装着されている。
肩には「百」の文字が入っている事も嬉しい。
支援機のメガ・バズーカ・ランチャーが豪華なためか、付属品はビームライフルのみ。
百式のプロポーションを再現するためにやや無理をしているのか、他の機体と比較をすると腕の動きがやや悪いのが気になる。
量産型百式改への換装
量産型百式改のパーツは武器セットではなく、支援機枠のメガ・バズーカ・ランチャーに入っている。頭部と肩を組み替えて、ビームガトリングガンを肩につければ完成。
パーツをすべて取り付けるとこのようになる。百式と比べると、肩と頭部が大幅にボリュームアップしており、別物と言って良いほどシルエットが変化している。
肩に印刷されたデカールも「百改」へと変化している。
横から見ると頭部の大きさが目立つ。
固定兵装として肩に装備されたビームガトリングガンの存在感が大きい。
武器セット
百式の専用装備は支援機枠のメガ・バズーカ・ランチャーと量産型百式改への換装パーツだけでなく、武器セットにはクレイバズーカが入っている。
ややなで肩に作られているので、クレイバズーカを担ぐポーズも自然に取れる。
綺麗に肩に収まるように設計されており、これだけ大きな武装を持たせても特に違和感なく装備することが出来ている。
バックパックには3ミリ穴が空いているので、クレイバズーカを収納しておくことも可能。大ぶりな武装なので、ややバランスが悪いが自立可能。
メガ・バズーカ・ランチャー
支援機枠のメガ・バズーカ・ランチャー。非常に大きく作られており、存在感がある。メガ・バズーカ・ランチャーは単体で見ると、2002年に発売されたSDガンダムフルカラーステージ33以来なので、実に17年ぶりの立体化となる。
SDガンダムフルカラーステージ33で百式とメガ・バズーカ・ランチャーがセットで登場したが、17年ぶりにこんなにかっこよくなってこのセットが帰ってきました。
グリップを掴んで射撃するようなポーズもしっかり決まる。
MS本体と比較をすると、メガ・バズーカ・ランチャーの長さが良くわかる。
劇中同様、手持ちも再現可能。ここは宇宙ではないので重力があるためかなりバランスが悪いがギリギリで自立できる。
メガ・バズーカ・ランチャーの組み立て方
メガ・バズーカ・ランチャーはMSのように人型ではないので組み立てにやや戸惑う。発射形態以外にも巡航形態からアンサンブルオリジナルの支援機形態まで色々と組み換えが楽しいキットとなっている。組み立て方法や組み換えについては公式HPに載っているので、下記リンクを参照してください。
闇に舞う黄金の騎士、百式出撃!
それでは恒例のバトルポーズ行ってみましょう!
百式、出るぞ!
ビームライフルで攻撃ポーズ。
クレイバズーカとの同時装備。
メガ・バズーカ・ランチャーは最強クラスの破壊力を持つが、チャージに時間がかかる上に射撃できる回数が限られているので慎重な攻撃が求められる。
砲身が大きく派手に作られている。
百式とメガ・バズーカ・ランチャーの連携。
ここからはオリジナル形態。まずは量産型百式改の肩についているビームガトリングガンを手持ち武器として持たせてみた。
そして、究極重武装。すべての武装を装備して超絶高火力を再現。
メガ・バズーカ・ランチャーは背中に接続しているが、ギリギリで自立可能。これぞモビルスーツアンサンブルの醍醐味である重奏(アンサンブル)
アンサンブル11 百式&メガ・バズーカ・ランチャーの凄いところ
〇百式の特徴であるゴールドの機体カラーをうまく再現している。
〇メガ・バズーカ・ランチャーを引ければ遊びの幅が広がる。
〇クレイバズーカを自然に担げる綺麗なプロポーション。
〇造形優秀
アンサンブル11弾 百式&メガ・バズーカ・ランチャーの残念なところ
×腕の可動がやや狭い。
プロポーションを維持するために腕の可動が犠牲になったと予測されるため、大きなデメリットではないがアンサンブルは動かして遊ぶ商品なのでどうしても気になってしまう。
とは言ってもメガ・バズーカ・ランチャーとの連携など、かなり遊べる内容になっているので良い点が欠点を凌駕しているので減点とは言えない。
まとめ
メガ・バズーカ・ランチャーとの連携や量産型百式改への組み換えなど、盛りだくさんのギミックが搭載されている百式はとても遊びごたえがある。プロポーションも良いのでコレクションとしても優秀なのでZガンダムと一緒にぜひ飾っておきたい。
百式とメガ・バズーカ・ランチャーのセットはHG版やBB戦士でも登場しているが、手のひらサイズでしっかり動くこのセットは唯一無二なので、アンサンブル全体を通しても優秀キットと言えるのでその楽しさはぜひ手に取って実感してほしい。
販売情報
モビルスーツアンサンブル11弾は発売されて3年が経過しているので入手困難ではあるが、通販で購入のチャンスはある。下記に販売情報をまとめておきます。
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