MOBILE SUIT ENSEMBLE02レビュー バンシィ編
OVA版機動戦士ガンダムユニコーンのエピソード4で鮮烈な初登場を飾ったバンシィ。5話で本格的な戦闘が描かれ、その戦闘力と禍々しい姿から一気に人気が出たのは非常に印象深い。カプセルトイとしてもバンシィは人気が高く、ガシャポン戦士NEXTで数回、フォルテでは1弾に登場するなど、立体化率も高い。
そんな大人気のバンシィが早くもモビルスーツアンサンブルに参戦を果たしました。しかも、武器セットを使えばバンシィ・ノルンを再現出来てしまうという一度で二度おいしい機体となっています。
【モビルスーツアンサンブル2弾ラインナップ】
・ダブルオーガンダム
・オーライザー
・ジム
・バンシィ
・武器セット
ユニコーンガンダム2号機 バンシィ
【機体データ】
形式番号:RX-0
機体名:ユニコーンガンダム2号機 バンシィ
パイロット:マリーダ・クルス/リディ・マーセナス
登場作品:機動戦士ガンダムUC
前回登場:ガシャポン戦士f01
まずは素立ちポーズ。黒を基調とした機体カラーに金色に輝くサイコフレームが非常に派手で綺麗。
ユニコーンガンダムでは簡略化されていた腕のサイコフレーム露出部分もしっかり塗装されている事が分かる。バンシィと言えばこの派手さが一番の売りと言っても良い。
1号機のユニコーンと比較をすると、腕が塗装されている分バンシィの方が目立つ。
背中のバックパックはビームサーベルと一体化しており抜刀ポーズは取れるものの、引き抜く事はできない。
アームド・アーマーは腕の持たせてがっちり固定するタイプなのでポロリしたりする心配はない。
ガシャポン戦士版ではオミットされていたアームド・アーマー脱着もしっかり再現出来ている。
アームド・アーマーBS/VN共に別機体に装備させる事も出来るので、オリジナル機を作る時のパーツとしても非常に優秀。
バンシィ・ノルン
パイロットの変更に伴い、死の妖精「バンシィ」の後に運命の女神「ノルン」の名を冠してバンシィ・ノルンという新たな機体名となった。従来はバンシィとバンシィ・ノルンは別機体として登場することが多かったが、今回はパーツ追加でバンシィ・ノルンを再現できるようになっている。
武器セットのバンシィ・ノルン用パーツ。劇中同様シールドが非常に目立つ。
パーツを装備させるとこんな感じになる。
シールドを腕に装備も可能。バンシィと比較するとシルエットが大きく変わりボリュームもさらに増している事が良くわかる。
設定にはないが、アームド・アーマーを装備したバンシィ・ノルンにすることも可能。
背中が一気に豪華になった。
重力の井戸の底で
ここからはバトルポーズに移ります。
エピソード4の最終盤に空から降りてきたバンシィのイメージ。
アームド・アーマーBSで攻撃。ビームマグナムより火力は控えめだが、湾曲するビームが印象的なバンシィを代表する兵器。
近接戦闘用のアームド・アーマーVN。バンシィは射撃メインではあるが、デルタプラスを削いだ時の印象が凄まじい。
「マリーダさんでしょ!」
バンシィ・ノルンへ換装。
射撃ポーズ。
仮想兵装、アームド・アーマーを両腕に装備。
「2機のガンダムが揃って私に楯突くか!?」
「お前もガンダムかー」
最後はやっぱりこれで締めようと思います。デルタプラスはまだ立体化されていないので、近い機体であるゼータプラスに代役をやってもらいました。
アンサンブル2弾 バンシィの凄いところ
〇劇中で印象的な金色に輝くサイコフレームが綺麗。
〇アームド・アーマーの脱着が可能。
〇武器セットを使えばバンシィ・ノルンを再現できる。
〇腕にアームド・アーマーを装備しても可動の邪魔にならない。
アンサンブル2弾 バンシィの残念なところ
色分けや造形はカプセルトイの限界まで追及されているので特に残念ポイントなし。
まとめ
比較的早い段階で登場したバンシィ。
UC系は立体化される機体が多いので、1弾のユニコーンガンダムを持っているのであればぜひ手に入れておきたいところ。
カプセルトイでアームド・アーマーの脱着を再現でき、武器セットを2つ使って塗装すればなんちゃってフェネクスも可能など、拡張性も非常に高い。2023年5月時点でモビルスーツアンサンブルは24弾まで進んでいるが、その中でもバンシィは色分け、造形共に優秀な名品に名を連ねているので、ユニコーンガンダムと一緒に1つは手元に置いておきたい機体の1つである。
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